2016年07月29日17時00分

iPhoneで使う格安SIMを選ぶ

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 iPhone 5sを落としてしまった。ツイッターに「からあげクン蒲焼味買いました」と書こうとしていた矢先の事故だった。「ぼくの顔をお食べ」とカバオくんに顔をあげたアンパンマンのような形になってしまい、悲しい。

 これも1つのきっかけだ。前々から考えていたSIMフリーiPhone+格安SIM生活に切り換えよう。月額8000~9000円も払うのはもう終わりにしよう。通信料金ダイエットだ。

 狙いはiPhone SE 64GB。「パッとしない」「変わらない」などいい評価は目にしないが、「携帯電話はポケットに入るサイズでなければならない」という考えをもっているわたしにとってはiPhone SEがいちばんの選択肢だ。

 iPhone 5sは割れている上にAppleCare+に入っていなかったのでアップルにリサイクルしてもらうことにする。例のiPhoneリサイクルロボットがばらばらに解体してくれるのだろうかと想像するとちょっとうれしくなる。

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顔をあげたアンパンマンのようなiPhone 5s。リサイクルしよう
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iPhone 5sにしか見えないiPhone SE(SIMフリー)を購入

 本題は格安SIMだ。本当にいろいろあってよくわからない。電話ができること、それなりに速度が出て、月5GBくらいデータ通信しても速度制限されないこと。この条件からわたしに必要な格安SIMを探してみたい。

 こういうときはみんなの友だち週刊アスキーだ。定額読み放題をやっている「ASCII倶楽部」(月額1080円)でバックナンバーをあさると、今年5月31日発売の1080号が格安SIM特集だった。読んでみようではないか。

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なぜかグルメレディナベコさんが巻頭を飾っている

 まずは格安SIMの基礎知識をあらためて。

・音声かけ放題込みで月々4000円ほど安い
ありがたや。あまり電話は使わないけど

・標準、マイクロ、ナノの3種類がある
iPhone SEは標準サイズが使えないのだな

・SIMフリーiPhoneならドコモ、au系の格安SIMに両対応
周波数の関係で使えないスマホもある

・キャリアメールは使えなくなる
まあ音声通話(SMS)ができればLINEは使えるから……

 など勉強をすませ、20種類の格安SIM一覧表を見た。多すぎる。わからない。わからないときはまずおすすめだ。週刊アスキーおすすめプランを見てみよう。

 おすすめにはNTTグループの定番格安SIM「OCNモバイルONE」、使わない月は安くあげられるという調整式の「FREETEL」、通話料がお得な音声プランを充実させたソフトバンクグループの「Y!mobile」が上がっていた。

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週刊アスキーおすすめプラン(一部)

 まずわたしは通信量を調整できる気がしないのでFREETELは却下、月額料金が他と比べるとわりと高めなY!mobileも却下した。

 残るは「OCNモバイルONE」だ。MNP対応の音声通話込みで月額1728円。通信量が1日110MBというのが地味にいい。仕事でも使うので月末に通信制限がかかるのは危険だ。これでいいのではないか。

 しかし山手線主要5駅の速度調査結果を見ると、OCNモバイルONEは絶望的に遅い……5月時点の計測値で、時間帯による違いも大きいとは思うが、下り2Mbpsを超えた地点がなかったのだ。定番人気で利用者が多いからというのもあると思うが、わたしのインターネット生活には支障を来す。

 困った。根本に立ち返り、自分に何が必要か洗いなおしてみようと、チャート式の格安SIM診断をやってみることにした。

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チャート式格安SIM診断。みなさんも試してみてください

 電話は利用したい→YES。電話はよくするほうだ→NO。そんなにネットは利用していない→NO。複数台や家族で使いまとめたい→NO。結果、「5GB中心の充実プランを」と出た。

 要するに、格安SIMを選ぶときは、

・電話をどれくらい使うか
・ネットをどれくらい使うか
・2台以上のスマホで使うか

 このあたりを基準に選えばいいということになる。とくにネットはデータ容量であっさり絞りこめるので選びやすい。通信速度は実測しないことにはなんとも言えないが、量販店の店員さんなら知っているかもしれない。

 さて、「5GB中心の充実プラン」でおすすめされたのはBIGLOBE SIMだ。

 BIGLOBE SIMが良いのは、音声通話+データ容量6GBプランが月額2150円と安いこと。似た条件はIIJMIOにある音声通話+データ容量6GBで月額2220円のライトスタートプラン。両社とも余ったデータ容量を次月に繰り越せてうれしい。

 あとのちがいはIIJMIOには通信制限時も接続時だけ高速になる「初速バースト」機能がついていること、BIGLOBEは通話料が30秒10円になる独自電話アプリ「BIGLOBEでんわ」を使えること。あとはBIGLOBEならWi-Fiアクセスポイント「BIGLOBE Wi-Fi」が無料で使える。

 通信環境でいうと、老舗のIIJMIOは人気があって利用者が多いため、速度も気になる。BIGLOBEも人気が高まっているので似たようなものかもしれないが、最近ネットワーク帯域を増強したという知らせを出していた。

 迷った挙句、6GBもあるなら初速バースト機能は使わないだろうと踏み、電話を安くあげられるBIGLOBEを選ぶことにした。実家への電話や、取材先からの電話、宅配便の再配達依頼など、まだ電話は活躍しているのだ。ダメなら1年後に変えればいい。ぷよぷよみたいなマスコットもかわいいし、まずは信じてみたい。

 そういうわけで量販店で契約手続きを済ませ、ソフトバンクにMNP予約を申し込んだ。ところがiPhoneの引き継ぎで思わぬアクシデントが発生し……次回「iPhone格安SIM乗り換えで困ったこと」乞うご期待。

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