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CADによって廃れた高品位の製図用シャーペンが装いも新たに再販

トンボ鉛筆、極細2.3mm消しゴム搭載の製図用シャープペンシル「MONO graph zero」

2016年07月25日 17時12分更新

MONO graph zero

 トンボ鉛筆は7月25日、製図用シャープペンシルに緻密な字消しが可能な極細2.3mmの消しゴムを搭載した「MONO graph zero」を発表。8月8日に発売する。

 シャープペンシル部分は設計製図や工業デザインなどに使用されていた「製図用シャープ」。同社ではかつて製図用シャープを数多く製品化していたが、製図やCAD化されて製品ラインナップから外していた。近年、学生や社会人に高クオリティのシャープペンシル人気が高まっていることを受けて再び商品化、一般筆記用として提案するという。

ステンレスガイドやローレット・グリップなど、往年の製図用シャープペンシルそのまま。ノック部には消しゴムを搭載 

 極細ステンレスガイドや金属製ローレット・グリップなど、製図用シャープペンシルそのままの高いクオリティに仕上がっている。芯径は0.5mmと0.3mmが用意され、0.5mm版は同社の「モノカラー」柄のほかライトブルー/ピンク/ライム/シルバーの計5モデルを用意。0.3mm版はモノカラー1モデル。

0.3mmは5カラー、0.3mmはモノカラーの1モデルを用意 

 シャープペンシルのノック部に搭載される消しゴムは直径2.3mm、長さ25mmの回転繰り出し式。精密筆記にあわせて緻密な修正が可能となる。価格は0.5mm/0.3mmともに648円、詰め替え消しゴムは3本入りで108円。

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