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作り置きや時短メニューに便利なサーモスの新テーブルジャー

2016年07月25日 17時00分更新

サーモス 真空断熱テーブルスープジャー(KJC-1000)

 サーモスは7月21日、食卓上での利用を想定した「サーモス 真空断熱テーブルスープジャー(KJC-1000)」を発表した。9月1日発売で、希望価格は6480円。

 KJC-1000はスープやお湯の温かさをテーブル上で保つスープジャー。お湯と具材・調味料を入れて待つだけというスープを作ったり、鍋で作ったみそ汁を保温しておく用途に向いているという。

 製品が発売される背景には、サーモスの「真空断熱フードコンテナー」にある。もともとお弁当で温かいスープを持ち運べるのがウリのフードコンテナーだったが、同社が調査したところ持ち運び以外に使用していることがわかったそうだ。保温調理用の調理器具、家族への作り置きに使われていたという。

 KJC-1000は調査をもとに食卓で使いやすいサイズ・容量で開発をすすめ、サイズは幅170×奥行き170×高さ175mmで重さ約600g、容量は1リットルになった。

 サーモスおなじみの真空断熱構造を採用し、保温効力は2時間で約74度以上、保冷も2時間で約8度以下を保てるという。また熱いお湯を本体に注いでも外側は熱くならない。

 テーブルの上で火を使うことがないので、小さい子どもがいる家庭で安心して使うことができそうだ。また冬にはおでんなど、煮崩れさせたくないが温かい状態で食べたいものに向いているだろう。

フタには開けやすい取っ手が付いている。密閉構造ではないので、簡単に開けられる

中には目安となる線が

使用例としてKJC-1000にお出汁を入れ、乾物を用意。こうして置けば遅くに帰ってきた家族も温かい汁物が飲める

スープジャーは新機構、新サイズ

新機構採用の「サーモス 真空断熱スープジャー(JBQ-300/400)」。0.3リットルサイズと0.4リットルサイズをラインナップ。希望価格はそれぞれ4860円、5400円

 テーブルジャー発売のきっかけになったスープジャーもリニューアルする。新たにフタを3つのパーツに分け、お手入れを簡単にした。

上ブタを押しながら回すと上ブタだけ外れるようになった

上ブタと下フタが外れた状態

このように3つのパーツに。洗いやすくなるだけでなく、温かいものを入れたときに時間経過でフタが開きにくくなるのを防げるようになった

 カラーは3色で展開する。

 また、スープジャーのラインナップに大容量モデルを追加。5リットルの容量はチェーン店の牛丼大盛りが入るそうだ。

「サーモス 真空断熱スープジャー(JBM-501)」は2色展開。希望価格は5940円

口が広いので物を入れやすく、パーツを分けられるのでこちらも洗いやすい

 両モデルとも発売は9月1日から。

コーヒーメーカーや大人気ボトルのカバーも

「ECH-1001」は1リットルモデル。コーヒーカップで約8杯分入れられる

 コーヒーメーカーはカラーを刷新し、0.63リットルと1リットルサイズの2モデルを用意した。

 1リットルモデルはマイコン制御で蒸らすことで美味しく抽出できるとしている。またドリップ開始時間をタイマーセットできる。0.63リットルモデルの機能はシンプルで本体にはドリップボタンのみ。サイズはコンパクトに仕上げた。

親指がかかっているところがレバー。押すとポッド上部の半円部分が引っ込む仕組みになっている

タンクは取り外し可能。これも洗いやすいが、水を入れるときは取り付けた方がいい。底に注水用の穴が開いている

ドリッパーも外せる

タイマーは23時間50分後までセットできる。単位は10分ごと

スリムな「ECF-701」は幅155×奥行き250×高さ355mm

サーモスのケータイマグ「JNLシリーズ」のボトルカバーも発売

底面は倒れにくくするために固い素材を採用

 これらの製品群も発売は9月1日から。

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