2016年07月24日18時00分

2016年後半のトレンドを探る、5万円前後イヤフォンが面白い!?

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 まずはイヤフォン注目機種から、ポタフェスの直前にAKGブランドの「N40」が発表されたが、会場でも列が尽きないほどの関心を集めていた。このN40は5万円前後の製品だが、2016年後半の注目分野としてはこの価格帯の高級イヤフォンを上げたい。

AKG N40
AKG N40

 後述するようなfinalのF7200のほか海外メーカーの注力機種がこの価格帯を攻めてきており、音質が高く、個性的な選択肢が増えている印象だ。このあたりを中心にしつつ、完成度の高さを感じた各社のイヤフォンを紹介しよう。

細い、軽い、奥まで入る!! finalの美麗なイヤフォン

 “final”のブースでは、金属筐体ながら重さ2gと超軽量かつ、細身で耳の奥までしっかりと入る新イヤフォン“Fシリーズ”3モデルを展示。発売は8月10日で、会場でも予約を受け付けていた。鼓膜とドライバーユニットの距離を最短にすることを設計テーマにしている。鼓膜との距離はイヤピースの大小でも調整できる(SSなら近くに、Lなら遠くに)。

ポタフェス
F7200(上)、F4100(右)、F3100(左)。傾向はモデルごとに異なる。

 本体素材はF7200がステンレス削り出し。これを鏡面処理している。ほかがアルミ合金。F3100以外はMMCX端子を備え、ケーブル交換が可能。F7200は高純度OFCシルバーコート線を使用し、かつ潤工社と協業し、スパコンの「京」でも使っている“ジュンフロン”を用いている。本来は固く取り回しの悪いものだが、外皮を工夫し、伝送速度などには影響を及ぼさず、柔軟性を確保した。

 素材や加工など細部まで、非常にこだわった製品だ。

 実売価格はF7200が4万9800円、F4100が2万9800円、F3100が1万9800円。

ポタフェス
最上位のF7200。広い音場と澄み切った高域などが売り。
ポタフェス
BA型ドライバーを使用。筒型の本体は非常に細い。鼓膜の位置に近い耳の奥まで差し込める。本体の長さは1円玉の直径ほど。
ポタフェス
F4100。アルミ合金製。滑らかで温もり感のあるサウンド。ケーブル交換可能。同梱ケーブルはOFC線。
ポタフェス
F3100はケーブル交換ができない。低域が充実した元気なサウンド。細かくて分かりにくいかもしれないが、絡みにくくするため、溝を掘ったケーブルを使用している。
ポタフェス
ケーブルはスパコンの京のケーブルを手掛けている潤工社と協業している。
ポタフェス
L字型のMMCXケーブル。プラグを90度曲げる精度に苦労したという。屈曲試験は5万回実施しているとのこと。
ポタフェス
このように着脱が可能だ。

 なお音質についてはfinalの表現を借りるとF7200が「広い音場に澄み切った高域と艶やかなボーカル。自然且つ、深く豊かな低音」、F4100が「滑らかなボーカルと、質の高い低音が織りなす。暖かみのあるサウンド」、F3100が「自然で優しいボーカルと、躍動感あふれる低音」となっている。

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