週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ライセンス的に問題ないの?

32ビット版のWindows 7/8.1から64ビット版のWindows 10に無償アップグレードしていいの?

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

まずは普通に無償アップグレードを実行する

調査依頼
32ビット版のWindowsから64ビット版のWindows 10に無償アップグレードしていいの?

 32ビット版のWindows 7/8.1を使っている場合、無償アップグレードを実行すると32ビット版のWindows 10になる。無料アップグレードした時点で、「第35回 無償アップグレードしたWindows 10をクリーンインストールできる?」で紹介した通り、クリーンインストールもできるようになる。実は、その際に64ビット版でもインストールできてしまうのだ。そこで、寄せられたのがライセンス的にどうなのか、という疑問。

64ビット版のインストールディスクを作成し、クリーンインストールする

 日本マイクロソフトに聞いたところ、これはOKとのこと。同時に使うのはNGだが、どちらか一つであれば32ビット版でも64ビット版でもいいようだ。4GB以上のメモリーを搭載している場合は、全量を有効活用するためにも64ビットにする手もある。

 Windowsの32ビット版と64ビット版の違いもおさらいしておこう。この数字はCPUがデータを処理する方式を表しており、64ビットの方が多くのメモリーを管理できるのが最も大きなメリットとなる。32ビット版だと4GBのメモリーさえ全ての容量を活用することはできないのだ。ただし、64ビット版にすると、32ビット版で動作していたアプリケーションが動かなくなる可能性はあるので、あらかじめ確認しておくことをお勧めする。


これでズバッと解決!

 ライセンス的に問題なし。32ビットのWindows 7/8.1から64ビットのWindows 10にしてもOK


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事