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まずは試験運用から

ついに店員に! Pepperがカード決済する仕組みが開発される

2016年05月24日 20時15分更新

 米マスターカードは5月24日、Pepper経由で決済できるコマースアプリケーションの試験運用の開始を発表した。ユーザーとカード加盟店をつなぐ同社のグローバル決済サービス「MasterPass」ベースで動くサービスだ。

 Pepperとアプリケーション内でMasterPassアカウントを同期させることで、PepperがWi-Fi経由でMasterPassに接続し、取引開始・承認・完了まで対応する。また同期中はパーソナライズされたオススメ情報や特典サービス、製品の詳細情報をPepperから受け取れる。つまりPepperが製品のオススメから支払い対応までしてくれる、まさに店員になる。

 マスターカードのトビアス・プース氏はアプリ提供について「本アプリケーションは、PepperのインテリジェンスとMasterPassの安全なデジタル決済体験を組み合わせることで、今日のセルフサービス端末や無人店舗にはない、記憶に残るパーソナライズされたショッピング体験を提供することを目的にしています」と述べた。

 アプリの運用は2016年内にアジア太平洋地域のピザハットの一部店舗にて試験予定だ。

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