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シャープ、おねしょパジャマ5分で洗える洗濯乾燥機

2016年05月24日 11時00分更新

 広報さんいわく、「まだうちの子が小さいときにほしかった」。

 シャープが5月24日、縦型タイプ洗濯乾燥機の新製品を発表した。食べこぼしなどを5分シャワーで予洗いする「サッと予洗い」機能を新搭載。最上位モデルは、週末まとめ洗いニーズにこたえる大容量10kgモデル。

 容量10kgモデルは、洗濯槽の上にある流体バランサーを薄型化することで容量9kg、8kgと同じサイズにおさえた。手狭なサニタリーでも置きやすい。サイズは小型化したが、逆にモーターのトルク(駆動力)は20%上げている。

「ES-PX10A」洗濯10kg、乾燥5kg(シルバー)21万6000円前後
「ES-GX9A」洗濯9kg、乾燥4.5kg(ブラウン)18万3600円前後
「ES-GX8A」洗濯8kg、乾燥4.5kg(ピンク、ゴールド)17万2800円前後

新洗濯乾燥機。容量がちがってもサイズはおなじ

最上位機種は大容量10kg。竜巻のような水流ができる

 3機種いずれも内ぶたがなく、投入口が大きい「ワイドマウス」が特徴。大きな毛布も出し入れしやすい。投入口が低めで、出し入れがしやすい「ローボディ」構造でもある。フタはボタンを押すとポンと開き、軽い力で全開にできる。

 フタはハーフミラー。洗濯しているところが見える。ほこりがたまる凹凸のないフラットデザインで拭き掃除もしやすい。10kgモデルは槽内にボタンで点灯するLEDを搭載。子供の靴下のように小さな洗濯物のとりわすれも防げる。

フタはボタンを押すと開く

軽い力で全開にできる

開口部が大きく毛布もすっぽり

 洗濯槽はシャープ独自開発の《穴なし槽》を採用。水を洗濯槽の外側に貯めないぶん節水できるほか、乾燥時も穴を介して外側に熱が逃げない効果があるという。水が外側に回らないため黒カビが生えづらいという利点もあるそうだ。

 洗濯槽の壁面はひし形のダイヤカット形状。凹凸で水流を加速させ、こすり洗いの効果が発揮できるという。10kgモデルはパルセーター(プロペラ)にイルカの尾びれ形状を応用、竜巻型の上下水流をおこすようになっている。

独自穴なし槽で黒カビが生えづらい

10kg大容量モデルはイルカの尾びれにヒントを得た新パルセーター

 新機能「サッと予洗い」は、食べもの汚れがついた赤ちゃんのよだれかけ、おねしょしてしまったパジャマのように、他の衣類とは分けて洗いたい洗濯物を洗剤なしの水シャワーで予洗いする機能。5分ほどできれいになる。朝、おねしょパジャマを予洗いしたあと、普通の衣類を上から追加して洗うなど可。

 高濃度洗剤液に衣類をひたすためシャワーを浴びせかける「パワフルシャワー」機能を装備。10kgモデルは通常のパワフルシャワー機能にくわえて温風を吹きつけることで洗剤を活性化する新機能「温風プラス洗浄」も備える。シャツの黒ずみ、泥よごれ、食べこぼしなどに効果を発揮するという。

 おねしょするのは子供だけではない。わたしも興味がある。

サッと予洗いで食べこぼしや汗じみがきれいに


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盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、記者自由型。戦う人が好き。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中

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