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そのまま使えちゃえばいいのに…

iPhone SE香港版はCDMAでアクティベーション可:週間リスキー

2016年04月14日 08時00分更新

※週間リスキーはアックン・オッペンハイマーと愉快な仲間たちが地下の倉庫の隣の部屋からお送りする、フツーに生活するぶんには、ほとんどというかまったく役に立たない情報を扱う一見さんお断りのコーナーとなっております。

 香港のApple Online Storeの注意書きに、iPhone 6sでは「GSM系キャリアでのみアクティベーション可能」といった旨が明記されていたのですが、iPhone SEの商品説明からこの一文がなくなっていました。このことから一部で「CDMAつかむんじゃね?」的な憶測が飛び交っていたのですが、果たして真相はいかがなものなのか? じゃ、やってみよか。

左の厚みがあるパッケージが香港版になります

香港版iPhone SEのモデル名は日本と同じ“A1723”。6sでは同じモデル名でCDMA版とGSM版が存在していました

パッケージ内容はACアダプターが異なるのみ(Lightningケーブルはイヤホンの下にあります)

香港版iPhone SE。見た目は何も変わりません

一応、国内版と較べてみましょう。刻印も同じです。匂いも一緒でした

TELEC認証ございます、技適カンゲキ

さっそくauのSIMを入れてみます

れれれ、アクティベーションできてしまった…

モバイル回線でアクティベーションできてしまいましたよ? 4Gもつかんでいます

しかし…

しばらくたつと、圏外に… そう甘くはなかったか

めげずに再起動してみます

電波検索がかかり…

しばらくすると4Gをつかむが…

ズギャーン、結局圏外に

 やはり6s同様、同じモデル名でGSM版とCDMA版が存在しているようです。香港版を日本で使うのは「法的には問題ないが、auのSIMは使えない」ということになります。「GSM系キャリアでのみアクティベーション可能」の記載がなくなったのは、“(CDMAでも)アクティベーションはできるから”なのかもしれませんね。

 EXPANSYS JAPANで購入できる香港版iPhone SEは、近頃の円高の影響もあり国内SIMフリー版よりもやや安くなっています。au回線を使う予定のない方は、シャッター音がしないコチラを選択されるのもアリかと。

マナーモードにするとシャッター音がこれっぽっちも鳴りません

ほら、ヒロさんも撮られたことにまったく気付かず、職場でのんきに合コンの日取りを決めてますよ

 電波をつかむということは、サーバー側の操作で制御している=ハード的な違いはないのかも? ま、いずれにせよSprint版最強説は継承されましたな。

●関連サイト
EXPANSYS JAPAN「iPhone SE A1723」 icon

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