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実際にSIMを入れてデュアルSIMの仕様もチェック!

ライカのレンズと強力なUI・機能を実装! 最新スマホ「Huawei P9/P9 Plus」実機レビュー

2016年04月07日 12時30分更新

 ファーウェイは4月6日(現地時間)、ロンドンで新製品発表会を実施。ライカと提携し、同社のレンズを搭載した新型スマホ「Huawei P9」と「Huawei P9 Plus」を発表した。

P9とP9 Plusを発表するファーウェイコンシューマーグループ、リチャード・ユーCEO

 Huawei P9は昨年発表の「Huawei P8」を機能強化したモデル。CPUは「Hisilicon Kirin 955」を採用。メモリー3GB/ストレージ32GBモデルとメモリー4GB/ストレージ64GBモデルがそれぞれ599ユーロ(約7万5000円)、649ユーロ(約8万1000円)で販売予定だ。

 最大の特徴は、ライカとコラボした背面のデュアルカメラ。本体カラーは6色で、そのうち4色はサンドブラスト仕上げ、2色はセラミック仕上げとなっている。さっそく実機を写真で見てみよう。

ライカレンズを2つ搭載した
5.2インチモデル「Huawei P9」

 エッジの部分の角を取り、より持ちやすい形状となったHuawei P9。5.2インチだが十分片手で持つことができる。日本語ロケールは標準搭載済みだ。ただし、展示モデルには技適マークの電磁表示はなかった。

ミスティック・シルバー

 実際に触れたスティック・シルバーのモデルは、スリップ効果もあるサンドブラスト仕上げ。デュアルレンズはライカ製で「LEICA」の文字が誇らしげに刻まれている。なお、下部にはアンテナのスリットが入っている。本体内は上部に1つ、下部に2つのアンテナが内蔵され、室内でもより電波をつかみやすくなっているとのこと。

 デュアルカメラは本体とツライチで、気になるでっぱりは一切ない。フラッシュ部分も同様に本体内に収められている。ポケットに入れてみると引っ掛かりがないため出し入れしやすい。また、指紋センサーは第4世代と呼ばれる3D形状も認識する高性能なものを搭載している。

 右側面には電源ボタンとボリュームボタン。このシルバーモデルは角のエッジ部分がヘアライン加工されており、光の当たり具合で美しいラインを見せる。電源ボタンの周辺はくぼんでいるため、間違って押してしまうことのないようになっている。

 左側面にはSIMスロットを配置。P9、P9 PlusともにシングルSIM版、デュアルSIM版が用意される。どちらもスロットは1つで、シングルスロットモデルは「nanoSIM+microSD」、デュアルSIMモデルは「nanoSIM+microSDまたはnanoSIM」トレイとなる。

 外部コネクターはUSB Type-Cを採用。高速充電にも対応している。バッテリーは3000mAhで、10分の充電で5時間の通話が可能。なお、P9 Plusはさらに大きい3400mAhバッテリーを搭載してる。

Huawei P9(左)とHuawei P8(右)の比較

 P9、P8のどちらもディスプレーサイズは同等。P9はP8と比べ、より角がとれた形状であることがわかる。また、本体下部にはHuaweiロゴも復活した。P8は日本では発売されなかったが、「P8 lite」がやや似たサイズであることから、P9の大きさ、形状をイメージするといいだろう。

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