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熱燗持ち運べる? 寒い花見に便利なサーモスの調理グッズ

2016年03月16日 19時00分更新

 もうすぐ花見の季節がやってくる。日本気象協会によると、都内の予想開花日は3月21日、予想満開日は3月29日とのこと(3月16日時点)。それぞれ平年より5日早いという。

 「花見楽しみ!」と思っている人も多いと思うが、例年より開花が早いと気になってくるのは気温だ。仕事終わりに花見をしようと集まって外でお酒を飲み始めたものの、次第にガタガタと体が震えだす。しかし気分は春なので「なんか、寒くない……?」と言いづらい。

 寒さにどう対抗しよう? カイロ、良い。防寒具、欠かせない。あとはなんだろう、と悩む人たちにサーモスが提案してきたのは「保温便利グッズ」。温かい食べ物や飲み物で身も心も暖まろうということだ。

 今回、その保温便利グッズをいくつか見せてもらったので紹介したい。

真空保温調理器で酒を温めたらいいのでは

 最初に出てきたのは熱した鍋を専用容器に入れて、余熱で食材に火を入れる「真空保温調理器シャトルシェフ/RPE-3000」。

真ん中オレンジ(キャロット)の大きな容器がシャトルシェフ。色違いでオリーブもある。価格は直販で2万1600円

 必要以上に鍋に火をかけることなく料理ができるので、調理時間の節約が期待できるほか、そのまま持ち運べば桜を見ながらあたたか~い料理を楽しめる。

 また、別の使い方として余熱を活用した料理もできるだろう。たとえばローストビーフは肉の表面をフライパンで焼いてから袋に入れ、お湯に入ったシャトルシェフに浸してフタをすれば完成する。

 説明の場では料理家の蓮池 陽子さんがシャトルシェフを使ったレシピを披露。「はじめ、シャトルシェフにお湯を張って、その中にカップ酒を入れれば熱燗ができて一番いいと思ったんです。でもそれじゃあ悪いので、2つのメニューを提案します笑」と意外な使い方を教えてくれた。

蓮池さんは花見に合わせたメニューの提案をしてくれた

 ご本人は冗談のつもりだったかもしれないが、シャトルシェフ熱燗、正直とてもいいと思う。

 熱燗はともかく、試食時、鍋のフタを開けると湯気が立ち上ったのが印象的だった。保温の性能について説明はなかったが、蓮池さんいわく「作ってから2時間は経っている」とのこと。

 サイズはおよそ幅255×奥行き255×高さ180mmで、重さはおよそ2.6kg。調理容量は3リットルなので、仕込んだ料理を入れると5kg以上にはなるだろう。重みはあるだろうが、3~5人で楽しく、ちょっと手の込んだ花見をするなら選択肢として入るだろう。

提案メニューその1はグラタン。大人も子供も楽しめるようにということらしい

その2は牛肉と里芋のつゆだく煮。花見をするところでは屋台も多く、もつ煮込みなどもあるからそれとの差別化、つまみとして合うもの、そして余ったつゆを飲んであったまってもらいつつ酔いもさめるよう、という複合的な思いからつゆだく煮ということだった

このシャトルシェフ、便利な機能も備えている。フタを乗せられたり、持ち手を前面に倒すとフタがロックされたりする

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