週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

日本酒に合いそうな料理がいっぱいでした(酒好きの視点)

サーモン食べ放題!!日本唯一のスウェーデン・ブッフェで酩酊してきた

2016年03月17日 11時00分更新

 スウェーデン料理を食べ放題!! ところで、スウェーデン料理ってどんなものでしょう?

スウェーデン料理というとサーモンやニシンが有名。食べ放題できます!!

 スウェーデン料理の様式のひとつである“スモーガスボード”の日本唯一の専門店「レストラン ストックホルム」。スモーガスボードはブッフェ同様に並んだ料理を自分で自由に皿に盛れるので、つまりスウェーデン料理を食べ放題できるお店です。

店内中央には大きなスモーガスボード(ブッフェ台)があります。スモーガスボードという名前にはパン・バター・台という意味があって、料理の様式の名称になってます。

たくさんの料理を、お皿をたくさん使って少しずつ味わっていくのが礼儀です。

 いくら食べ放題といっても、「スウェーデン料理ってどんなのだろう?」とピンと来ないかもしれません。私ナベコもそうでした。が、体験したところ、目からウロコ! スウェーデン料理って日本人の味覚にとても合う!! そして、お酒に合う料理がたくさんあります。

落ち着いた雰囲気で席がゆったりしているので、ちょっとした記念日や大切な食事会に利用できます。

 食べ放題の価格は、土日祝日限定のランチタイム営業では3240円、ディナータイム営業では5400円。ディナータイムにはサービス料が別途かかります。

 ランチとディナーでスモーガスボードの内容に大差はないので、ランチであれば3000円台で魅惑のスウェーデン料理食べ放題を体験できますよ。

スウェーデン料理といったらニシン! おいしくて感動!!

 代表的なスウェーデン料理のひとつは“シル”と呼ばれるニシンのマリネ(酢漬け)。ニシンの酢漬けというと日本料理にもありますが、スウェーデンではマスタードやハーブ、ガーリックなどいろいろな味のソースを絡めて食べます。

プレーンのニシンのマリネ。

ニシンのマリネが様々なソースに絡められています。見た目がカラフル。

 バラエティなソースで食べるニシン料理は特徴的。レストラン ストックホルムに来てニシンを食べない手はないです。少しずつ皿に盛りましょう。

お皿に盛ってみてもやはりカラフル。写真の撮りがいがあります。

 まずはソースがないプレーンのものを食べてみましょう。これが、生ぐさいとか酸っぱいとかを感じず、スッと食べられておいしかったです。私としては日本料理のニシンの酢漬けより、酢がまろやかで食べやすい気がしました。味付けは日本向けに多少アレンジしているということです。

黄色はマスタード、緑はハーブ……、などなど。

 ソースはほかにも、トマトのソースやサワークリームのソースなどがありました。トマトのソースのニシンは食べなれた味に感じましたが、サワークリームのソースのニシンは酸味が強くてびっくりしました。それもスウェーデンならではです。

ニシンのスモーク。私はこれが一番気に入りました。

 ニシン料理の中で私が一番気に入ったのは、ニシンのスモーク。酢の酸味があってスモークした香りが香ばしくて……。これは絶対、日本酒に合うだろうな!と感じずにいられませんでした。お店のメニューに日本酒はないんですが。

 スウェーデンのニシン料理、家でも作ってみようかな……。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事