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イソジンは明治→ムンディファーマ・シオノギヘルスケアに、カバくんは明治に残留

カバくん、イソジン離別で「もっとがんばる」

2016年02月12日 17時00分更新

 風邪が蔓延する季節。みなさん、体調変わりなくお過ごしでしょうか。

イソジンのキャラクターでおなじみだった“カバくん”がアスキー編集部にやってきた!

 風邪予防のうがい薬というと「ただいまのあとは♪」のカバくんのCMでおなじみの明治「イソジン」が有名です。ですが“イソジン”と名のつく商品は、販売会社が変更になると知っていますか?

 イソジンブランドの商品は、2016年4月から別会社であるムンディファーマとシオノギヘルスケアが共同で製造販売することになります。明治からは従来のイソジンと成分が同様の「うがい薬」が販売され、キャラクターのカバくんも明治に残留。

 それって、どうこうこと? カバくんはどうなっちゃうの?

 そんな心配が浮かぶ中、当事者であるカバくんが編集部を訪ねてきてくれたので、今の心境を尋ねてみました。

カバくん4歳児、イソジン別離の心境を語る

――こんにちはカバくん。自己紹介をお願いします。

カバくん:僕はカバくん。4歳です。

――しっかりしていますね。いつからイソジンのお仕事をしているんですか?

カバくん:1985年から30年間、日本の子供たちへうがいの大切さを伝えてきました。

――4歳児だけど、30年間お仕事を! おっと、そのあたりは踏み込んではいけないところですね。性別は男、ですよね?

カバくん:はい、男の子です。

――家族構成を教えてください。

カバくん:パパ、ママ、妹がいます。妹は「ピポちゃん」といいます。

――趣味はなんですか?

カバくん:みんなにうがいの大切さを伝えることです。

――ところで、カバ、ですか?

カバくん:はい。カバです。

――妖精とかではないんですか?

カバくん:妖精ではないです。カバです。

――どうしてカバのカバくんは、うがい薬のキャラクターに選ばれたのでしょうか?

カバくん:それはですね、大きな口でうがいが上手だからです。

――なるほど! カバは口が大きいですもんね。

写真左が従来の明治「イソジン」。4月1日からはイソジンブランドの製造販売権が別会社に移行されるので、写真右の明治「うがい薬」が販売される。カバくんは肝心のイソジンブランドの継承について、どう思っているのか?

 カバくんは幼いなりに文字や身振りで一生懸命質問に答えてくれ、その真摯な様子に記者の心は震えました。

 さて、肝心のカバくんの今の心境や今後の活動についても尋ねたいのですが、さりとて相手は4歳児。いくら気丈に振る舞っていても、長年連れ添っていたイソジンという名前の離別について語ってもらうのは酷ではないでしょうか?

 ですが、そこはカバくんの天真爛漫な笑顔に勇気づけられ、ズバリ真相に切り込んでみました!

イソジンブランド激動の中、動揺するそぶりも見せずとにかく明るいカバくん。編集部のつばさとの記念撮影に応じてくれました。

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