2015年11月28日10時00分

トイレの中でもスマホが見たい!自宅のWiFiを強化する『無線LAN中継機』って何?

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 自宅が一軒家で、上階やトイレの個室だと無線LANルーターにワイヤレス接続したスマホの通信が遅い――そんな経験をしている人はいないだろうか? 無線LAN中継機を使うと、そうした悩みを簡単に解決できる。そこでオススメしたいのが、バッファローの『WEX-733DHP』だ。

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コンセント直挿しで利用できる無線LAN中継器『WEX-733DHP』。実売価格は7000円前後。

 本機はIEEE802.11acの1×1接続に対応し、下りの速度(理論値)が5GHz帯で433Mbps、2.4GHz帯で300Mbps。一見同クラスの製品と同じような仕様だが、高感度・高出力設計により、同社の従来機『WEX-733D』と比較して約40%速度が向上しているという。

 また、デュアルバンド対応の一般的な製品は、5GHz帯と2.4GHz帯の帯域を一度に両方使用できないため、実効通信速度が大幅に低下する場合がある。しかし、本機は5GHzと2.4GHzの両帯域に同時に接続できる“デュアルバンド同時接続”仕様となっており、無線LANルーター(親機)と中継機、中継機と子機のあいだの通信で別の帯域を使用することで、速度低下を起こしにくいのも特徴だ。本体は電源コンセントに直接接続でき、踊り場のような狭い空間でもケーブルの取り回しを気にせず設置できる。

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本体のサイドには“RESET”ボタンと5GHz帯、2.4GHz帯を切り替えるスイッチを備えている。プラグと本体最上部との間は、わずか10ミリと短いため、2個口のコンセントに挿しても、もうひとつの挿し込み口を塞ぐこともない。
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我が家では1階から2階に上がって、階段を上りきったところにコンセントがあるので、そこに本機を設置して1階中央の部屋にある親機と通信を行なった。コンセントは2階のトビラ付近にあるが、トビラの開閉時に邪魔になることもなかった。
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無線LANルーターとの接続方法は、ルーターと本機のWPSボタンを押すだけとシンプル。他社製品のルーターであっても、問題なく接続できる。
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中継機を親機と接続した後は、スマホと中継機をWPSボタンで接続すれば、パスワードを入力することなく接続できる。
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Androidは5.0になってWPSボタンの位置がわかりづらくなったが、“Wi-Fi”設定画面の右上から詳細設定を選ぶと、“WPSプッシュボタン”が出現する。
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無線LANルーターと同様、PCのブラウザー経由で本機の設定画面が開ける。親機を選択して手動で接続したり、SSIDやパスワードの変更が行なえる。
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初期設定マニュアル通りに親機と接続した場合、本機に接続するにはPCのIPアドレスを固定するなどの手間がかかる。しかし、同社のウェブサイトからダウンロードできる“エアステーション設定ツール”を使うと、自動で接続中の親機(同社製に限る)を探し出し、設定画面にアクセスできる。SSIDやパスワードを変更して、保護機能を強化したい場合などは利用しよう。
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Xperia Z3のLTE通信の速度。

 通信速度の検証は比較的近隣の電波が穏やかな午前7~8時の時間帯に行なった。テストに使用した端末はIEEE802.11ac、1×1接続のドコモ版『Xperia Z3』。我が家は横浜市の某所の住宅街にあり、多いときで20個ほどPC上からSSIDが確認できる環境。LTE通信は2階のどの位置でも下りが平均で20Mbps以上、上りが3Mbps以下といったところ。

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1階にある親機に2階からXperia Z3で直接通信した場合の速度。

 ちなみに親機は他社製のIEEE802.11ac、4×4接続モデル。最大通信速度は1733Mbps(11ac、5GHz帯)。通信帯域に余裕のある製品ではあるが、2階で5GHz帯で接続すると下りが平均で35Mbps以上、上りが33Mbps以上と、親機のある1階で使うよりも速度がダウンした。

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2階に設置したWEX-733DHP経由で通信した速度。

 一方、本機を経由して5GHz帯で接続したところ、下りが平均で50Mbps以上、上りで70Mbps以上と、1階で親機に直接接続しているときとほぼ同じ速度で通信できた。これまで、2階のリビングからでは親機に直接接続している『nasne』へのアクセスが遅かった。しかし、中継器の設置後は速やかに接続でき、テレビのリアルタイム映像もカク付きなく楽しめた。

 なお、WEX-733DHPは親機と中継機間の通信を制御して動画の乱れを抑える“Smart ExRate”にも対応する。今回のテストでは他社製の親機と接続したので試せてはいないが、同社製の親機をすでに所持していて、無線LAN経由でnasneやレコーダーに録画した動画を視聴する人は覚えておいても損をしない機能だ。

 実売価格は7000円前後と同じクラスの他社製品や同社の旧モデルより高めだが、デュアルバンド通信や“Smart ExRate”の付加価値と考えれば悪くない買い物。2階やトイレなど親機を設置した部屋から離れた場所でも、快適にネット閲覧や動画視聴を行ないたい人にはオススメの1台だ。

■関連サイト
『WEX-733DHP』製品ページ

 

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