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暇つぶしや今年の振り返り、年賀状作りも全部約2万円のスティックPCでやってしまう

2015年11月26日 22時45分更新

インテル

 インテルは自社のスティックPC『Intel Compute Stick』の具体的な活用を紹介する記者説明会『TVときどきPC』を東京の二子玉川 蔦屋家電で開催。説明会には同社の執行役員である山本氏のほか、動画ストリーミングサービスを展開するGYAOのサービスマネージャーの間宮氏、日本マイクロソフトの業務執行役員である越川氏が登壇し、スティック型PCの汎用性をアピールしました。

インテル
写真は左からインテル株式会社 執行役員 マーケティング本部 本部長 山本専氏、株式会社GYAO GYAO! サービスマネージャー 間宮直樹氏、日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 プラットフォーム戦略本部 本部長 兼 アプリケーション&サービス マーケティング 本部長 越川慎司氏。

 スティックPCは約2万円前後という驚異的な低価格PCということで昨年末から話題ですが、CPUはBay Trail世代のAtomを採用しているためモバイルノートPCやデスクトップPCのような働きは期待できないデバイスです。むしろその性能はスマホに近いとさえ言えます。しかしながら、OSはその他のPCと同じように機能制限のないWindowsを搭載しているため、基本的にはPCができる作業ならすべてできるポテンシャルを秘めています。では、一体どんな作業なら快適にできるのでしょう? そんな疑問に答えるのが今回のイベントの趣旨です。

 

インテル
ふだんはテレビですが、スティックPCを挿しておけばHDMIに入力切替するだけでPCになるというコンセプトです。

 PCのことを詳しく知っている層にとっては、どんな作業が苦しくてどんな作業ならノートPCなどと変わりなく使えるかは大体の目星がつくと思います。しかし、PCに興味が薄いライトユーザーにとっては未知のモノであり、具体的な活用シーンを思い浮かべるのは難しいというのが実情でしょう。そして、今スティックPCがアプローチしたい層もまさにそんな層なのです。そのため、二子玉川にある蔦屋家電という大変おしゃれなお店(蔦屋家電ウェブサイトの言葉を借りれば「ライフスタイルを買う家電店」だそうです)でアピールしているというわけですね。

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二子玉川 蔦屋家電では本日から11月28日(土)まで、スティックPCを体験できるタッチ&トライスペースを設置。時間は11時から20時までとなる。

 説明会ではGYAO!やHuluといった動画ストリーミングサービスはもちろん、OfficeソフトのPowerPointなどもスティックPCではきちんと動作するとアピール。動画ストリーミングはスマホでも楽しめますが、リビングの大きな画面でWindowsならではの不自由のないUIでより快適に楽しめるというのは、やはりPCならではのメリットです。特に家族でわいわい楽しめる点が印象的でした。個人的にはMiracastなどを利用してスマホから無線で画面をテレビに飛ばすのもアリだと思いますが、プライベートなデバイスなのでうっかりひやっとする画面を見られる可能性も考慮すると、リビングにある家族共用の“誰でもPC”としてスティックPCを使うほうが安心感高めです。

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PowerPointで年賀状を作成しているところ。
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Googleフォトでスマホで撮影した写真をクラウドでスティックPCと共有。スマホで撮った写真を見ながら、家族と一緒に今年を振り返ったりするときに便利ですね。
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なお、二子玉川の蔦屋家電ではアンケートに答えるとノベルティー(インテルロゴ入りのケーブルまとめバンドとIntel Compute Stick実物大シール)がもらえるそうです。

■関連サイト
インテル
Intel Compute Stick製品ページ
TVときどきPCスペシャルサイト
蔦屋家電

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