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新モデルを聴き比べてみた

本日発売、Klipsch X12iとXR8iなら、どちらを買うべき?

2015年11月20日 11時50分更新

 ハイレゾ対応のKlipsch X20i(発売中)と同時に発表され、本日(11月20日)発売となった、もう少しだけ安い高級モデルとなるX12iとXR8i。それぞれの違いを見ていきましょう。

X12i

定評あるX10シリーズの後継モデル。実売価格は4万5800円前後。

XR8i

BAにダイナミックドライバーを足した新シリーズ。実売価格は3万6800円前後。

 X12iからいきます。

iシリーズなので、リモコンがついています。デザインは前モデルを継承。ケーブルはより頑丈になりました。

ハウジングはヘアライン加工が施されています。直径約6ミリと極小。

 続いてXR8i。

こちらはダイナミックドライバーのぶん大きくなっています。

ノズルは中心軸をずらし、斜め上向きにし装着感をよくしています。

 リモコン部以下は共通となっております。

裏のロゴ以外は同じデザインです。iOS端末用ですが、中央ボタンはXperiaでも動作しました。

 X12iは15グラム、XR8iは25グラム。装着時、さすがに重量差は感じます。X12iはつけているのを忘れるほどですが、XR8iはイヤーピースが合ってないと落ちてしまうかも……。

同じ耳につけてもこんなに出っ張ります。

 X12iのほうがシングルドライバーなのに価格が高いのはBAドライバーの差です。XR8iのBAドライバーはエントリーモデルであるX6iのモノを採用しています。

 聴き比べると、誰でもわかるほどハッキリした差で、ダイナミックドライバーのあるXR8iのほうが低音が強めです。同社の製品説明にはエレクトロニック系の音楽と相性いいと記載されてますが、ロックなどにも向いているでしょう。

 X12iはこれまでのシリーズ同様、ジャンル問わずきめ細やかな音を再現する印象。クセがありません。

 自分のよく聴くジャンルが偏っている人は、XR8iもいいと思います。

 ところで、今回から付属のケースが変わっています。X20iに付属していたケースほど高級感はありませんが、コンパクトになりました。

二つ折りにして、ゴムでとめるしくみです。

説明書きがないのですが、おそらくこのように入れるので合っていると思います。

■関連サイト
Klipsch
Klipsch X12i
Klipsch XR8i

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