週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Love Song探してとか超絶懐かしい…

歴代のBGMが流れる新作アプリ「星のドラゴンクエスト」に既にハマった

2015年10月15日 18時31分更新

 スクウェア・エニックスは本日15日、iOS/Android向けアプリ『星のドラゴンクエスト』を配信開始した。基本プレイ無料でスマホ向けのドラクエの完全新作である。
 ストーリーは星を舞台としている世界を冒険するというもので、本作は最大4人でマルチプレイできるのが特徴だ。

ドラクエのBGMが好きならプレイするべき

 筆者がゲーム音楽が好きである。それにドラクエシリーズのBGMといえば思い入れが深いものばかりだ。もちろん新作やアプリオリジナルとなったBGMも好きだが、やはり歴代のシリーズのBGMはたまらない!
 本作ではすでに公開しているPVなので“りゅうおう”や“レティス”などが登場していたことから歴代シリーズのボスモンスターが揃い踏みするだろうと予想していたが、まさかBGMまで流れるとは思わなかった…。

 まず驚いたのがロード画面だ。

 スマホアプリでは起動直後にデータダウンロードをするものが普通だ。大抵、メインテーマとともにゲーム内のTipsなどを説明していて、正直この画面を血眼になって眺めていたりする人は多くないはずだ。
 しかし、『星のドラゴンクエスト』は違った。思わずイヤホンをつけてプレイしてしまった。流れている楽曲が「Love Song 探して」だったのだ。ドラゴンクエストII(ドラクエ2)の「ふっかつのじゅもん」を入力する画面で流れていたBGM。

 「ゆうて いみや おうきむ
 こうほ りいゆ うじとり
 やまあ きらぺ ぺぺぺぺ
 ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ
 ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ」とかを入力する画面のBGMだ。くぅ…たまらん。

 意気揚々とプレイを開始するとキャラクターメイキング。性別や見た目を自由に設定することが可能だ。

 

 筆者の主人公はこんなキャラクターにしてみた。女の子しか選ばないポリシーはここでも貫く。

 さて、いざ冒険を初めて見るとまたしても懐かしいBGMがかかる。

 「果てしなき世界」だ。そう、これまたドラクエ2のBGMで、勇者たちが3人揃っているときのフィールドで流れるBGMだ。3人揃ったばかりのころ、マンドリルに襲撃されサマルトリアの王子が倒されるという思い出が蘇った。
 なんでも本作『星のドラゴンクエスト』はマップ上がメイン画面となるようで、プレイ開始して間もないがずーっと「果てしなき世界」が流れている。完全に俺得だ。ドラクエ2はかなり好きなナンバリングタイトルだ。一番好きなのは4だが…。

 それでは『星のドラゴンクエスト』における戦闘について説明しよう。

 マップ上から目的地まで移動する…というオリジナル版同様の構成は変わらないが、マップ上の移動はオート。移動中にモンスターと遭遇し、戦闘が始まるというシステム。
 見せ方はエンカウント方式なようではあるが、いわゆるスマホアプリでは定番のステージ進行型だ。こういう細かい見せ方がうまいんだよなぁ…。

 ここで流れるBGMはあの名曲がだ。フィールドでは「冒険の旅」、戦闘中は「戦闘のテーマ」が流れるのだ。ナンバリングタイトルでも屈指の人気を誇るドラゴンクエストIII(ドラクエ3)のBGMだ。もう最高だ。至れり尽くせりすぎる。

細かい演出はさすがドラクエといったところ

 先にも書いているが、ところどころでドラクエらしさが表現されている。
 筆者がかなり気に入っているのは戦闘シーン。エンカウントしたかのような演出はオリジナル版のドラクエをプレイしているような雰囲気だ。オートで移動するというのはドラクエ5でパパスに連れられているイメージがあるのでどこか懐かしい。

 また、戦闘中はタップでそれぞれ指示を出すことが可能だが、基本的にはオート進行。スマホアプリの遊ぶタイミングとしてはやはり暇つぶし…という人が多いはずだ。電車の中でも思う存分『星のドラゴンクエスト』を遊べるのでその辺りの操作面は気にする必要は無い。
 にも関わらず、マルチプレイができるというシステムも搭載している。筆者は本当にまだプレイ開始直後なのでマルチプレイを遊べてはいないが期待していて良いできなはずだ。

端末が熱くなるのでこれからの季節にはあうかもしれない

 と、強引にメリットかのように書いたが、筆者の端末iPhone 5(そろそろ機種変更します)だと20分くらいプレイしていただけで端末が熱くなってしまった。グラフィックが3Dであり、なおかつマルチプレイ要素なども含めるとさらに熱くなることが懸念される。カクつきなどは見られなかったが、端末が熱くなってしまうという点は多少気になる。

 また、本作には「ふくびき」という名のレアガチャがある。

 ガチャでは武器や防具といった装備品を獲得できるようだが、装備品で一括りにされており、武器の単発狙い…などは厳しそうだ。

 チュートリアル中のガチャは武器、防具がそれぞれバラバラで排出される安心仕様。

ただし、装備で見た目が変わるのはかなり好きなポイントのひとつ

 兎にも角にも、BGMと演出面は本当にすさまじい。改めて「さすがドラクエ!」と思ったスマホアプリだ。マルチプレイ要素という今の時代ではほぼ必須でありそうなコンテンツを含めつつ、歴代のドラクエファンも楽しめる内容となっている。
 ドラクエのBGMが好きな人は多いと思うので、プレイするときはイヤホンをつけてプレイするのをオススメする。

星のドラゴンクエスト
メーカー:スクウェア・エニックス
価格:無料(ゲーム内課金あり)
対応OS:iOS/Android

iOS版のダウンロードはこちら

Android版のダウンロードはこちら

■関連サイト
星のドラゴンクエスト

© 2015 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
© SUGIYAMA KOBO

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事