米マイクロソフトが現地時間の10月6日、12.3型タブレット「Surface Pro 4」を発表した。10月7日から予約受付を開始し、10月26日に発売する。価格は899ドル(約10万7838円)からとこれまでのSurface Proに近いが、第6世代Core(Skylake)ベースのCore M3/i5/i7を選択可能で、メモリー容量は最大で16GB。またストレージには1TBのHDDも選択できるようになった。
またインターフェースも、フルサイズのUSB 3.0、Mini DisplayPort、microSDスロットなど充実。これまでのSurface ProもノートPCやUltrabookの置き換えとして使用できることがアピールされていたが、Surface Pro 4はまさに最新スペックをそなえた薄型のノートPCと同等か、それ以上の性能を持ったデバイスと言える。
近頃、Appleからは12.9型の大型iPad「iPad Pro」、グーグルからはPixelシリーズながらOSにAndroidを搭載したタブレット「Pixel C」と魅力的なデバイスが相次いで発表されたために、年末に向けてどれを買おうかと悩んでいる読者も多いのではないだろうか。
iPad ProとPixel Cはモバイル向けのOSを搭載しているが、価格帯や利用スタイルが似ているこの3機種は今後競合し、持ち運べる2in1スタイルのデバイスを購入したくなった際の候補に高い確率で入るものと思われる。ここでは表で3機種のスペックを比較する。(Pixel Cはまだ明かされていない部分も多いが)購入時の参考にしてほしい。
Surface Pro 4 | iPad Pro | Pixel C | |
---|---|---|---|
OS | Windows 10 Pro | iOS 9 | Android 6 |
プロセッサー | Core M3/i5/i7 | A9X | Tegra X1 |
ディスプレー | 12.3型液晶(2736×1824/267ppi) | 12.9型液晶(2732×2048/264ppi) | 10.2型液晶(2560×1800/308ppi) |
ストレージ | 128/256/512GB/1TB | 32/128GB | 32/64GB |
メモリー | 4/8/16GB | 非公開 | 3GB |
SIM | - | nanoSIM | 不明 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac | 不明 |
カメラ | 8メガ | 8メガ | 不明 |
インカメラ | 5メガ | 1.2メガ | 不明 |
駆動時間 | 最大9時間 | 最大10時間 | 不明 |
サイズ | 292.10×201.42 ×8.45mm |
220.6×305.7 ×6.9mm |
不明 |
重量 | 766/786g | 713/723g | 不明 |
カラバリ | シルバー(本体) ブラック、ブルー、ブライトブルー、レッド、ティール、オニキス(Surface Pro 4 Type Cover) |
シルバー、ゴールド、スペースグレイ | 不明 |
価格 | 899ドル(約10万7838円)から | 10万3680円から | 499ドル(約59800円)から |
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