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シブヤビール、全国発送を目指してクラウドファンディングスタート

2015年10月02日 13時27分更新

 生産数が少ないクラフトビールを全国で飲みたい。適正価格で。

 これ、難しいことなんですよね。決まった販路があればともかく、個別の少量の発送ではどうしても輸送のコストがかかってしまう。ましてや、チルド発送が必要な、酵母が生きているビールであればなおさら。

 そこで、一定の販売数がクリアしないと実現には至らないという、クラウドファンディングの仕組みが生きてきます。

マカが入ったエナジービール

 渋谷のご当地ビールとして、今年4月28日(渋谷の日)から販売開始された『シブヤビール』。
 販売当初は、渋谷の宇田川カフェ系列8店舗のみでしか扱いがありませんでしたが、評判を受け、現在は東京近郊の250店舗以上での販売に拡大しています。

 シブヤビールの特徴はなんといっても“マカ”。エナジードリンクにもお馴染の成分が配合され、かつてない“エナジービール”としての効果が期待できるということ。

 記者も実際に飲んでみましたが、マカを感じる前にグレープフルーツの鮮烈な柑橘系の香り、味わいがあります。後味に、ちょっぴりエナジードリンクらしい渋み。さっぱりして飲みやすいのに、カラダが少し熱くなってくるような(笑)、ほかにはない体験がでした。

東京近郊でしか扱いがないので、全国へ

 そんなシブヤビール。販売店舗が拡大したとはいえ、東京近郊のみ。地域に発送するとなると、丁重な取り扱いとチルド発送が必要なため、発送費がかなり高くなってしまいます。

 そこで、シブヤビールの適正価格での個別発送を掲げたクラウドファンディングプロジェクトが、本日10月2日からスタートしました。目標額は120万円。

 一番手頃な支援コースは、シブヤビールが6本入ったギフトセットで、5400円。6本中の一本は、特別につくったマカ2倍のスペシャルシブヤビールです。
 シブヤビール6本セットに、おつまみ用の鹿のジャーキー、猪ベーコンといった希少なジビエがセットになった8640円のコースもあります。
 すべてのコースに専用のオープナーがついてきます。

 本来であれば限定地域でしか飲めないはずのビールが、適正価格で全国へ。成功すれば一定数の販売があらかじめ確保できるクラウドファンディングならでのチャレンジです。
 当然、目標額である120万円に達しないと販売にはいたりませんが、シブヤビールのインパクトある独特の味が全国のビール好きの人に届くといいな。

 なお、支援コースで一番高額なものは、25万円の「神輿&ポールダンスショー付き貸切パーティー」です。ふむ?
 なんと、世界で唯一神輿が書告げるパーティースペース『東京354club』の貸切権だそうです。パーリ―ピーポーはぜひ! 限定1名です。

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