週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

旧モデル価格調査 メーカーさん!ノートPCがこんなに安くなってますけど大丈夫?

2015年09月04日 20時00分更新

 どうも~ハッチです。9月になりましたね、例年だとそろそろ新しいPCが各メーカーから発表される時期になりましたね。今使っているPCにやや不満が溜まっている人は、買い替えを考えようかな、と思っていることでしょうが、最新のPCを買うべきか、すでに販売されているPCを安く買うべきか悩みませんか? 私は悩んでいます、というかすでに自前の4年前のノートPCが調子が悪くて調子が悪くて。そこで今回は、国内主要メーカーの旧PCの価格がどれだけ下がっているのか調べてみました。

 今回対象としたのは今年の春モデル4製品。すべてCPUはCore i5-5200Uで、Microsoft Office Home and Business Premiumを付属した現在も販売されているモデルにしました。

NEC『LaVie Hybrid ZERO HZ550』
発売当時の市場最安価格 17万2300円

2015年春モデル

おもなスペック
液晶ディスプレー:13.3インチ(2560×1440ドット)
CPU:Core i5-5200U(2コア/4スレッド、2.2GHz、最大2.7GHz)
メモリー:4GB(LPDDR3)
ストレージ:128GB SSD
サイズ/重量:319(W)×212(D)×16.9(H)mm/779g
OS:Windows 8.1 Update(64ビット)
MSオフィス:Microsoft Office Home and Business Premium

東芝『dynabook KIRA V63/PS』
発売当時の市場最安価格 15万8900円

 

2015年春モデル

おもなスペック
液晶ディスプレー:13.3インチ(1920×1080ドット)
CPU:Core i5-5200U(2コア/4スレッド、2.2GHz、最大2.7GHz)
メモリー:8GB(DDR3L)
ストレージ:128GB SSD
サイズ/重量:316(W)×207(D)×17.9(H)mm/1.1kg
OS:Windows 8.1 Update(64ビット)
MSオフィス:Microsoft Office Home and Business Premium

パナソニック『Let's note LX4(CF-LX4HDAWR)』
発売当時の市場最安価格 18万9600円

2015年春モデル

おもなスペック
液晶ディスプレー:14インチ(1600×900ドット)
CPU:Core i5-5200U(2コア/4スレッド、2.2GHz、最大2.7GHz)
メモリー:8GB(DDR3L)
ストレージ:500GB HDD
サイズ/重量:333(W)×225.6(D)×24.5(H)mm/1.31kg
OS:Windows 8.1 Update(64ビット)
MSオフィス:Microsoft Office Home and Business Premium

富士通『LIFEBOOK SH90/T』
発売当時の市場最安価格 19万8000円

2015年春モデル

おもなスペック
液晶ディスプレー:13.3インチ(2560×1440ドット)
CPU:Core i5-5200U(2コア/4スレッド、2.2GHz、最大2.7GHz)
メモリー:4GB(DDR3L)
ストレージ:500GB HDD
サイズ/重量:319(W)×215(D)×19.8(H)mm/1.57kg
OS:Windows 8.1 Update(64ビット)
MSオフィス:Microsoft Office Home and Business Premium

 価格は今年1月から9月頭までの1月ごとの推移を価格.comで調べました。発売当初の最安価格から現在もっとも新しい価格情報の最安価格を調べ、それをグラフ化したのが以下です。

2015年春モデル

 最も価格が下がっていたのは『LIFEBOOK SH/90T』で、発売当初の価格から6万3200円安い13万4800円に。2番手は『LaVie Hybrid ZERO HZ550』で、価格が4万8400円下がり12万3900円になっていました。値下がり額は2番手でしたが、4製品中では最も安い。うーん。世界最軽量ノートがこの価格とは。
 『dynabook KIRA V63/PS』は2万7800円ダウンの12万3900円と、ほか2製品よりも値下がりは少ないですが、もとの価格で数万円の差があったので割高感はありませんね。『Let'snote LX4(CF-LX4HDAWR)』は現在の価格が18万8700円と発売当初より900円下と、ほぼ変化がありません。

 こんな具合に、型落ちが近づいたWindows 8.1搭載ノートは、いま底値といったところです。
 近いうちに発売されるであろう新製品がCPU性能やバッテリー駆動時間がわずかに上がっているだけなら、旧モデルを格安で買って、無償アップグレードでWindows 10化するのは「わかってる人」向きの賢い買い方になる気がしますね。

 今後発売されるであろう最新モデルはOSがWindows 10になるものがほとんどでしょうが、もちろんまだ新しいOSに変えたくないという人なら、Windows 8.1のまま使うという選択肢もアリです。ただし、無償アップグレードは1年間なので、忘れないうちにアップグレードの判断はしてくださいね。

■関連サイト
Windows 10 PCファン
dynabook.com
121ware.com
Panasonic
富士通

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう