週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

火を使わず、灰を出さず、臭いが少ない『iQOS』が9/1より全国主要都市で販売開始

2015年09月06日 12時00分更新

 フィリップ・モリスは9月1日、加熱式たばこである『iQOS』(アイコス)を全国主要都市で販売開始した。

 『iQOS』の特徴として、火を使わず、灰を出さず、そして臭いが少ないという。

IQOS

 『iQOS』の全国展開に先駆け、8月26日にiQOS製品発表会が開催。

火を使わず、灰が出ず、臭いが少ない

IQOS
↑マーケティング iQOS ディレクター アショック・ラモハン氏

 フィリップ・モリスは2008年から2014年において、約2000億円を投じてiQOSを含む新型製品開発を実施した。喫煙者ならではの悩みである“周囲の人が感じる不快な思いを減らしたい”というのが開発のベースにあった。スイスで開発されたiQOSは革新のたばこヒートテクノロジーによって、喫煙者の要望をかなえる新しいたばこの楽しみ方を提供する。

 2014年に日本国内では名古屋でiQOSの先行販売を行なった。日本を先行販売に選択した理由は、他人へ気遣いをするという国民性があったためだ。そんな日本国内の喫煙者に対して“火を使わない”、“灰が出ない”、“臭いが少ない”というiQOSの展開を計画した。

IQOS
↑マーケティング iQOS マネージャー 須賀忠徳氏

 iQOSと電子たばことの違いとして本物のたばこ葉を使用しているということ。紙巻きたばこではないものの、たばこ本来の満足感ある味わいを得ることができるのだ。また、火を使わず、灰が出ないため、いつでも清潔感のあるたばこスタイルを楽しめる。臭い自体も紙巻きたばこと比べると少なく、屋内で使用しても周囲の人に不快な思いをさせにくい。さらに、髪や服にも臭いが付きづらいことから、喫煙の自由度が広がる。

フレーバーは4種類 好みの味を選択可能

 iQOSに使用するマールボロ ヒートスティックのフレーバーは4種類。深く豊かな味わいの『レギュラー』、バランスのとれた洗練されたたばこの味わいの『バランスドレギュラー』、力強い爽快テイストである『メンソール』、軽快な爽快テイストの『ミント』が9月1日よりiQOSと同時に発売した。

IQOS
↑レギュラー
IQOS
↑バランスドレギュラー
IQOS
↑メンソール
IQOS
↑ミント

 先行して販売を実施した名古屋では、普段の紙巻きたばこではレギュラー味を喫煙している人がiQOSでは『メンソール』のフレーバーが自身に合うと答えた人も多数いた。普段吸っているフレーバーとiQOSで吸うフレーバーでは味わい方が変わるので、さまざまな味を楽しんで、自身に合うフレーバーを見つけてほしいという。

 フィリップ・モリス インターナショナルの非臨床試験評価によると、iQOSで加熱することでマールボロ ヒートスティックから排出される有害成分量は紙巻きたばこに比べて大幅に削減されている。さらに、iQOSに紙巻きたばこから切り替えることで個人へのリスクが低減しているかどうかの研究も継続中。また、屋内環境への影響については国際的な基準(EN15251:2007,ISO16814:2008)に基づいたテストでiQOSの使用が悪影響を与えないことが実証されている。

流麗なデザイン、選べる2カラー

 iQOSの使用方法はいたって簡単である。iQOSホルダーに専用のマールボロ ヒートスティックを挿入し、電源を起動するだけ。一度の利用可能時間は6分と、通常の紙巻きたばこと同等の時間を利用できる。

IQOS
↑iQOS本体内部

 マールボロ ヒートスティックを本体に差し込むと、金とプラチナの特殊加熱ブレードによってヒートスティックが加熱され、iQOSを楽しめる。本体内部には加熱温度を制御するソフトウェアが組み込まれている。
 iQOSホルダーは一度使用するごとに専用のポケットチャージャーで充電する必要が有るが、ポケットチャージャーでは約20回ぶんの充電が可能である。一度の充電で必要な時間は約6分。続けざまにiQOSを楽しむ場合はiQOSホルダーを2つ用意し、交互に吸い、充電することで解決できるのだ。

IQOS
↑ネイビー
IQOS
↑ホワイト

 本体のカラーはネイビー、ホワイトの2色で展開。ポケットチャージャーに関してはスマートフォン用のモバイルバッテリー程度のサイズとなっており、常に携帯しやすいサイズだ。

IQOS
↑コンパニオンの方が持っているのがiQOSポケットチャージャー。完充電したポケットチャージャーなら20回ぶんiQOSホルダーを充電可能。

さまざまなシチュエーションで役立つiQOS

 本記事でも繰り返し書いているが、火を使わず、灰が出ず、臭いが少ないというのがiQOSホルダーの最大の特徴である。行なわれた発表会では演劇でさまざまなシチュエーションでのiQOSの楽しみ方を説明した。

IQOS
↑自動車内でのワンシーン

 自動車内では喫煙がしづらい。モデルとなった男性はiQOSホルダーを取り出し、喫煙を楽しんだ。iQOSは灰が出ないので車内を汚すこともなく、臭いも少ないので相手に不快感を与えにくいということだ。

IQOS
↑自宅でのワンシーン

 自宅でのシーンでは、iQOSなら屋内で、さらに灰が出ないので灰皿不要ということについての説明を行なった。火を使わないiQOSは灰も出さないため、灰皿は不要になる。マールボロ ヒートスティックはそのままゴミ箱に捨てることが可能だ。

 一般の使用者の声として発表会にて公開されたのが「カラオケなどの密室でも吸える」、「自分自身に付着した臭いを気にしなくなった」という発言があった。使用すれば使用するほどiQOSの便利さを実感できる。

紙巻きたばこ同様に購入できる

IQOS
↑iQOSストア

 さて、iQOSの購入方法についてだが、既に実店舗として先行販売にも使用した名古屋に続き、東京・表参道、大阪・心斎橋にiQOS専用の旗艦店『iQOSストア』がオープンする。ほかには、従来の紙巻きたばこ同様に全国の主要コンビニエンスストアチェーンやたばこ販売店でもiQOSキットを購入可能だ。近隣にiQOSキットを扱う店舗が無いという方に向け、WEBサイトでもiQOSキットを購入できる。

 また、iQOSを使用するにあたって、iQOSに関する質問であれば何でも即時こたえられるよう、iQOSケアというサポート体制を用意している。電話だけでなくメールでも問い合わせが可能だ。先に紹介した、iQOSストア実店舗でも購入だけでなく、iQOSに関するアフターサービスを提供。そのほか、実店舗でのサービスに関しては全国63店舗のたばこ販売店と提携し、“iQOSサービスステーション”として店舗型のサポート体制も用意している。

より多くの方に楽しんでもらうためにiQOSキットを特別価格で提供

iQOSキット
価格:9980円(税込)
内容:iQOSホルダー、iQOSポケットチャージャー、専用ACアダプター、専用USBケーブル、専用クリーナーブラシ、ユーザーガイド
:ネイビー、ホワイト

マールボロ ヒートスティック
種類:レギュラー、バランスドレギュラー、メンソール、ミント
価格:460円

 本体代金が9980円。そしてヒートスティックは紙巻きたばこのマールボロ製品と同じ価格帯となっている。
 9月1日の全国販売を開始したことで、特別価格として現在販売中である。iQOS購入前にiQOS専用サイトiQOS.jpへの事前登録、また専用アプリのダウンロードを行なうことでiQOSキットを4600円引きで購入可能なキャンペーンを実施中。iQOSが気になる方はぜひとも事前登録、専用アプリのダウンロードを行なってから購入してほしい。

IQOS
↑iQOS専用アプリ

 iQOS専用アプリではiQOSに関する最新情報やキャンペーン情報、サポート受付なども可能となっており、スマホを持っているiQOSユーザー必携アプリだ。

 最後にはなるが、iQOSは成人喫煙者にとって喫煙の代替になる製品である。iQOS本体代金自体もライターなどの継続して必要なランニングコストの代用になり、ヒートスティックもコンビニなどで入手しやすい。ぜひとも紙たばこで悩みを抱えている人はiQOSを検討していただきたい。

■関連サイト
iQOS.jp

(C) 2014 Philip Morris Products S.A.

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう