2015年08月10日22時15分

月1980円から使えるMVNO通話定額『かけたい放題』8/17受け付け開始

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 MVNO(仮想移動体通信事業者)のエックスモバイルは8月10日、MVNOで初めてという定額制(回数制)の音声サービス『かけたい放題』を提供すると発表した。1回3分間の通話が月30回といった音声プランで、1GBのデータプランが付属し、月額料金は1980円(税別)。新端末として『BlackBerry Classic』を投入するなど、さらなるユーザーの獲得を目指す。受け付け開始は8月17日からで、提供開始は9月4日。

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↑MVNO史上初という通話定額の『かけたい放題』を提供。実際には無料通話付属のプラン。

 同社では、MVNOとして『もしもシークス』サービスを提供しており、下り最大150Mbpsでデータ容量無制限のプランを音声付き月額3980円で提供している。音声はこれまで従量制だったが利用者も多く、わかりやすさと低料金化を図るため、新たにこうした音声プランを導入したという。同社は“音声定額”と表現しているが、実際は回数での制限があり、無料通話付属プランと考えたほうがいいだろう。

  “基本コース”は月額1980円。1回3分間の通話が毎月30回まで無料、さらにデータ容量1GBが利用できる。3分を超えると30秒19.9円の従量課金となり、3分未満の通話の場合も1回としてカウントされる。

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↑料金プランは3種類。

 “あんしんコース”は月額2980円。1回の通話時間が5分間となり、こちらも毎月30回まで利用できる。利用できるデータ容量も7GBと多い。最も通話時間の長い“まんぞくコース”は月額3980円で、1回10分間の通話を毎月100回まで利用可能。データ容量は“あんしんコース”と同じ7GB。

 法人向けにも『かけたい放題 for Business』として同額のプランを提供する。月額料金は同じだが、“基本コース”は1回3分間、毎月30回まででデータは1GB、“あんしんコース”は1回5分間、毎月100回まででデータは1GB、“まんぞくコース”は1回10分間、毎月200回までで、データは7GBとなっている。

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↑法人向けにも同様のプランを提供。

 これまで提供してきた無制限プランは8月16日から新規受付けを停止し、今後は新プランのみの受付けとなる。

 また、今回のサービス提供にあたってはMVNEを変更しており、音声回線用に専用のプレフィックス回線を用意し、それを経由して音声発信を行なうことで高品質な通話を実現するという。発信先の電話番号の冒頭に指定の番号を追加して発信するため、iOS・Android端末向けには専用通話アプリを用意し、自動的に番号が追加されるようにしている。同様の仕組みは『楽天でんわ』などでも採用されており、回線交換方式のため音質は通常の電話と変わらない。

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↑音声通話にはプレフィックス回線を利用する。標準の通話アプリでも手動でプレフィックスを付与して発信すれば無料通話に含まれるが、プレフィックスを付与しない場合は通常の音声通話として30秒19.9円の料金がかかる。
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↑専用アプリはiOS、Android版が用意され、基本的にはプリインストールして販売される。
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↑専用の通話アプリ。
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↑端末の電話帳や発着信履歴を読み込んで表示される。

 同社の木野将徳社長は、「わかりやすくてお得な料金プランを目指した」としており、その結果として音声もデータもパッケージで提供することにした。

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↑他社との比較。平均の通話分数である月60分を前提とした場合、データ容量と月額料金で考えればもっともお得になるという。
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↑こちらは無料通話分数での比較。ワイモバイルは月間無料通話回数が多く、携帯3社は音声定額なので無制限。通話が無料通話に納まる場合は低料金。

 ユーザーが重要視する“通信速度”に関しては、「徹底的にこだわっている」と木野社長。「できる限りユーザーひとりあたりの帯域を確保し、他社の3倍ぐらいのコストをかけている」(木野社長)と回線の強さを強調し、そのおかげで通信速度は他社と遜色なくなってはいるが、「ほとんど利益はない」(同)と話す。

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↑通信速度の一例。

 続いて木野社長は「携帯電話は説明が必要な説明商材」と指摘。インターネットだけでの販売ではなく、店頭での説明という「安心感が必要」(同)としており、販売店も順次拡大するという。現時点でも専門店10店、併売店などのサテライト店を100店舗近く確保しており、8月31日には東京都曳舟、埼玉県ふじみ野市にも店舗をオープンするほか、福島県郡山市、北海道札幌市など、順次店舗を拡大していくとのこと。

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↑サポートはコールセンターとショップで行なう。
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↑ディスプレー割れも店頭で即日修理できるという。
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↑ショップの所在地。

 店頭では、各種契約以外にも即日修理などにも対応しており、今後店頭でのMNPにも対応していく考えだ。

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↑木野社長。

 端末は、iPhone6および6Plus、Xperia Z3などを用意しているが、新たに『BlackBerry Classic』を9月から発売。並行輸入だが、日本語にも対応するほか技術基準適合証明(技適)も取得されており、すぐに利用できるとのこと。日本では久しぶりのBlackBerry端末となる。価格は4万9800円。

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↑木野社長自身が大ファンというBlackBerry端末を投入。
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↑Androidアプリが動作するため、例えばLINEなども利用できる。
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↑BlackBerry Classic。
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↑技適は取得済み。
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↑アプリ一覧。Amazon AppstoreからAndroidアプリをインストールして利用できる。
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↑BlackBerryでおなじみのキーボードも搭載。ディスプレーもタッチ対応。

 同社はユーザーの通信料の1%を発展途上国の通信環境整備に寄付する活動も行なっており、今後マイページでその使途や寄付金額を確認できるようにしていくとのことだ。

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↑なお、今回の新プラン提供にあたり、限定でiPhoneのキャンペーンも実施する。
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↑同社でも人気というXperia Z3シリーズも継続して販売する。

■関連サイト
エックスモバイル

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