2015年07月21日07時00分

Windows情報局ななふぉ出張所

29日は徹夜で待つべき? Windows 10アップデートの詳細まとめ

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 いよいよ7月29日の無償アップデート開始まで、約1週間。Windows 10へのアップグレードについて、詳細な情報が分かってきました。

Windows10発売まとめ
全世界で7月29日よりWindows 10のアップデートが始まる。日本ではいち早く受け取ることができそうだ。

 果たして29日に世界中で何が起きるのか、日本でWindows 10を最速でゲットするにはどうすればいいのか、まとめておきたいと思います。

最速でWindows 10をゲットするには?

 マイクロソフトはWindows 10のアップグレード開始日を、世界各国で7月29日に設定しているとのこと。もし本社のある米国時間での29日ならば、時差の関係で日本では30日になる可能性がありましたが、日本でも29日に開始するようです。

 このことから、7月29日をいち早く迎えるニュージーランドやオーストラリア(東部)、日本といった地域では、29日にいち早くWindows 10を受け取れる可能性があります。これについて日本マイクロソフトは、具体的に29日の何時から提供開始するとは明言しておらず、29日の0時から始まるのか、そのへんは当日になってみないと分からない部分もあるようです。

 ただし、最初にアップグレードを受け取れるのは、世界で500万人に達したというWindows Insider Previewの参加者(ちなみにMSの中の人はWIPと略してウィップと呼んでいる)です。その次に、一般の無償アップデート予約者への展開が順次、始まるとしています。

Windows10発売まとめ
7月29日には段階的にWindows 10が提供される。全世界に向けて一度に提供するとサーバーがダウンする可能性もあるだけに、慎重に範囲を拡大することになるだろう。

 では、無償アップデートは早く予約した人からの先着順かと思いきや、“互換性が確認できているPC”を優先するとのこと。つまりWindows 10の動作にあたって、互換性に問題があるPCのユーザーは、何日もの間、Windows 10が“降ってこない”可能性もあります。

 これに対する救済措置として、Windows 10に急いでアップデートしたい人のために、製品サイト上に手動ダウンロードの方法も提供する予定があるとのこと。ここからISOイメージを入手できれば、アップデートが降ってくるのをひたすら待つ必要はなさそうです。

日本語版パッケージの価格は?

 Windows 7や8.1ユーザー向けには無償アップデートが提供されるものの、XPやVistaユーザー、あるいは新規にPCを組み立てる人向けには、パッケージ版が必要です。ただ、日本におけるパッケージ版Windows 10の詳細は、まだ明らかになっていません。

 米国では、米Amazon.comにUSBメモリー版のWindows 10が登録され、価格はHomeが119.99ドル、Proが199.99ドルで、いずれも8月30日に発売予定となっています。

Windows10発売まとめ
米Amazon.comに登録された米国のパッケージ版Windows 10。7月29日の無償アップデートから1ヶ月後の、8月30日発売予定と書かれている。

 また、米国でのOEM版はHomeが109.99ドル、Proが149.99ドル(Amazon.comでの売価はいずれも10ドル引き)で、発売日は8月5日と、こちらは通常のパッケージ版より入手しやすくなっています。

 日本では、Windows 8.1 Proのパッケージ版が2万5800円(税抜)に設定されています。米国では、Windows 10のパッケージ版は8.1と同じ価格に据え置かえれているものの、8.1の登場時点から為替レートは円安方向に動いています。このことから、Windows 10 Proが8.1と同じ2万5800円を維持できるかどうかが注目ポイントといえます。

 やや手間はかかるものの、Windows 7や8.1を新規に入手し、無償アップデートを利用して10に上げるほうがオトクになる可能性もあります。

“Windows as a Service”への変革は歓迎されるか

 今後、Windows 10は1年に2~3回という周期で機能改善を繰り返していく、“Windows as a Service”に進化しようとしています。そのために、明確に“これがRTM”というビルドは存在しないとのこと。

 これは10から導入される新しい試みではあるものの、Windows 8以降、8.1や8.1 Updateは無償で提供されており、すでにその方向に向かって走り始めているともいえます。

Windows10発売まとめ
一度Windows 10に上げてしまえば、あとは機能アップデートを受け取り続けることができる、“サービスとしてのWindows”に進化するという。

 その一方で、Windows Updateでパッチを当てると起動しなくなる、といった深刻な不具合を耳にすることも増えており、今後のアップデートに不安の声も上がっています。

 これに対して企業向けのWindows 10 Enterpriseでは、機能アップデートは避け、セキュリティパッチだけを受け取るようにする機能が提供されます。これはミッションクリティカルな用途を想定しているとのこと。

 ただ、個人ユーザーであっても、もはや機能のアップデートは不要と考える人もいるのではないでしょうか。マイクロソフトは“Windows as a Service”により、常に最新の機能をユーザーに届けることができるものと期待感を高めます。しかしPCユーザーの側には、安定したインフラとしてWindowsを使い続けたい、という温度差を感じることがあります。

 つまりミッションクリティカルな企業用途だけでなく、個人ユーザー向けにも、セキュリティ-パッチだけを受け取るという選択肢を提供してほしいところです。あるいは、そういったユーザーはWindows 7にとどまることで、10と棲み分けることになるかもしれません。

山口健太さんのオフィシャルサイト
ななふぉ

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