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普通のガラスじゃ満足できない!スマホにソフトキーを4つ追加できる保護ガラスをレビュー

2015年07月10日 13時00分更新

 スマホの画面保護といえば、いまやガラス。各社からさまざまなものが発売されています。でも、今回試す製品はただのガラスではありません。ガラス上に4つのソフトキーを追加できるという機能的なプラスもあるガラスなのです。

Smart Touch 保護ガラス
↑Love Mei社の『スマートタッチガラス』。

 パッケージに大きく“Smart Touch”と書かれているこの商品。Love Mei社のスマートタッチガラスというもの。4つのソフトキーを利用できることから価格も一般的なガラスフィルムより高くなっています。

Smart Touch 保護ガラス
↑パッケージ内は一般的な保護ガラスと同じ。

 パッケージに入っているのはガラス、そして貼り付け方が記載されている紙。バーコードはソフトキーを利用するのに必要なアプリのダウンロード先URL。ガラスを貼ってアプリを入れる、これだけでこのガラスにある4つのソフトキーが利用できるのです。

Smart Touch 保護ガラス
↑現在の対応機種はGalaxyとHuaweiがメイン。

 対応機種は2015年7月時点で以下のモデル。XperiaやZenFone用もぜひ出してほしいものです。

サムスン
・GALAXY S4
・GALAXY S5
・GALAXY Note3
・GALAXY Note4

ファーウェイ
・Ascend P7
・Ascend Mate7
・Honor6(※ 日本のHonor6 Plusとは別)

中国メーカー
・Xiaomi Mi4
・Xiaomi Hong Mi Note
・Meizu MX4

Smart Touch 保護ガラス
↑ガラス上部に4つのマークが。

 ガラスをよく見ると、上部側に4つの穴のようなものがみえます。これはガラスの整形でつくられたマークで、実際は穴は開いていません。そしてこれらの4つのマーク部分がそれぞれソフトキーになるのです。

Smart Touch 保護ガラス
↑ソフトキーの位置はこのあたり。

 今回はファーウェイの『Ascend Mate7』で試してみます。ガラスの貼り付けは簡単、位置決めさえすれば空気も入らずキレイに貼れます。なお、ガラスのサイズはわずかに上が空くなど精度はまあまあ。ソフトキーの位置は画面の表示エリアの上部、ギリギリのあたりです。

Smart Touch 保護ガラス
↑QRコードからアプリをインストール。

 パッケージのQRコードを読み込んでアプリをインストール、アプリを立ち上げてシリアル番号を入れる利用開始となります。これを無視して“activate”を押してもダメ。

Smart Touch 保護ガラス
↑パッケージ内側にシリアル番号が貼り付けられている。

 よく見るとパッケージの内側にシールでシリアル番号が貼り付けられています。この番号は1機種で1回しか使えないものとのこと。コピー対策がしっかりされています。この番号をアプリに入力して“Confirm”を押せばいいのですが、番号をチェックするにはネットにつながっている必要があります。

Smart Touch 保護ガラス
↑4つのソフトキーにアプリを割り当てる。
Smart Touch 保護ガラス
↑割り当てかたは自由自在!

 あとは画面を見れば説明はいらないでしょう。“empty”の欄をタップしアプリ一覧からアプリを選択するとそのアプリがソフトキーに割り当てられます。同じアプリを登録することも可能。4つのソフトキーすべてを異なるものにする必要はありません。また、アプリ以外に連絡先を割り当てることもできます。

Smart Touch 保護ガラス
↑ソフトキーをタッチ、ちゃんと動く。

 それでは画面の上の、ガラスにマークのある4つのソフトキーにそれぞれタッチしてみましょう。設定したアプリがきちんと起動しますね。いやはやこのガラス、すごいんじゃないの!

Smart Touch 保護ガラス
↑ソフトキー部分はスワイプできない。

 ところで、Android端末は画面上部の通知バーを下へスワイプする操作をよく使いますが、このアプリを入れたあとは4つのマーク部分はソフトキーの動作専用となり、スワイプしても画面が下に開きません。実際に使ってみるとたまに戸惑うものの、指先をちょっと左右にずらせばいいので実用上は問題ないでしょう。

Smart Touch 保護ガラス
↑アプリだけでも操作可能。でも、使いにくい。

 4つのソフトキー、果たしてこのガラスはどんな仕組みになっているのでしょうか?何か特殊な素材が使われているのでしょうか?そう思い、試しにガラスをはがしてみると、実はアプリだけでもソフトキーとして画面の上部が使えるのでした。ところが、画面上にマークがないと、どの部分をタッチしていいかわかりません。すなわちこのガラスを貼らないと実用が低いわけです。市販のガラスにマジックで印をつけるのも見栄えが悪いですし、穴のような4つのマークを付けたこの専用ガラスがあるからこそ、ソフトキー追加のアプリも生きてくるわけです。

Smart Touch 保護ガラス
↑ファーウェイ採用のタッチプラスは?

 ところで最新のファーウェイのP8シリーズの一部モデルには“タッチプラス”と言う機能が搭載されています。専用フィルムを張り付け、画面上で5ヵ所のソフトキーが利用可能になります。今回のスマートタッチグラスは画面のタッチエリアでしたが、タッチプラスはタッチエリア外にボタンを設置するように見えます。恐らく両者は違うものなのでしょう。ファーウェイのタッチプラスもフィルムが発売されたら試してみようと思っています。

●関連サイト
電脳中心買物隊『ソフトキー4つ搭載 機能性ガラスフィルム』

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