週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPhone 6sは6より少し厚いがバッテリー駆動は長くなるApple噂まとめ(6/28〜7/4)

2015年07月05日 16時00分更新

 国内外の噂系サイト6月28日から7月4日までに出回った内容をまとめました。そろそろ出るとは思っていましたが、先週はiPhone 6sシリーズ関連のCADデータなどの設計図の流出で盛り上がりました。それによると、ボディーデザインはiPhone 6シリーズを踏襲するものの、感圧タッチパッドを搭載するために厚みが少しだけ増すようです。

 ロジックボードは、複数のチップを1つにまとめるなどして部品点数を減らすことで小型化し、空いたスペースをバッテリー用にすればより大きい容量のものを搭載できるので、連続使用時間のアップにつながりますね。

 iPhone 6cは金属筐体でリリースされる可能性も出てきています。これは不人気だったiPhone 5cではなく、人気機種だったiPhone 5sの後継とすべく開発されているようなので期待大ですね。

 iPodの新色が登場するかもという噂もありますが、ゴールドモデルが出ようが個人的にはまったくどーでもいいです。Apple Musicだけを聴けて、パケット通話料はApple持ちというような革新的な製品なら注目しますけどね。

6/29 iPhone 6sは7月から部品、8月中旬から本体を量産

EMSOneによると、iPhone 6sシリーズの部品は7月から量産が始まるそうです。台湾メーカーからの部品の供給も最盛期を迎えているようで、フォックスコン・テクノロジー社とキャッチャー社は筐体、ラーガン社はレンズ、バックライトモジュールはラデイアント社などが製造しているそうです。組み立ては、フォックスコン社とペガロトン社で8月中旬から下旬にかけけて本格的な量産体制に入るそうです。

6/29 台湾メーカーがiPhone 6s向け感圧タッチセンサーを供給

EMSOneによると、台湾のTPK社とGIS社がiPhone 6sシリーズに搭載される感圧タッチパネル「Force Touch」の出荷を7月から始めるそうです。当初予定から2カ月繰り上げての出荷だそうですが、感圧タッチパネルは、ミネベア(株)が供給するバックライトモジュールのメタルシールドに挟む工程が加わるための前倒しだそうです。

6/29 iPhone 6s Plus用部品の設計図が流出

記になる、記になる…」によると、中国のWeiboでiPhone 6sシリーズ用部品の設計図が流出しているそうです。具体的には、オーディオジャック部品のようです。流出元は、iPhoneの組み立てを請け負っている台湾フォックスコン社グループのスタッフとのこと。いくらで情報を売ったのでしょうか。

6/29 iPhone 6sシリーズでフォックスコンは大儲け?グループ会社が筐体供給

EMSOneによると、iPhone 6sシリーズ用の筐体は台湾フォックスコン・テクノロジー社が85%を受注したそうです。iPhone 6シリーズは75%の受注だったそうで、比率が上がってますね。これは同社のアルマイト処理(陽極酸化処理)が評価された結果だそうです。

6/30 iPhone 6sシリーズ用メモリーのシェアトップは東芝からサムスンへ

EMSOneによると、iPhone 6sシリーズ用のNANDフラッシュメモリーの受注比率で、韓国サムスン電子社が東芝(株)を抜くことを目指しているそうです。韓国の「コリア・タイムス」のリポートですが、抜いたわけではなくて抜く目標です。

7/1 iPhone 6sの背面ケースはiPhone 6とほぼ同じ

9 to 5 Macによると、iPhone 6s用と見られるリアケースの画像が流出したそうです。iPhone 6と比べると、ロジックボードを取り付けるねじ穴の位置が変わっている程度で、それ以外の変化があまりみられないそうです。まあ、このあたりは予想どおりですね。個人的には、ボディーデザインを2年間使い回すAppleのやり方をマネせずに、デザインが異なる端末を短期間で多数投入して、結果ライフサイクルの短い端末を生み出す他社の姿勢のほうが不思議です(わかるけどね)。

7/1 2016年前半に金属筐体のiPhone 6cが登場か

Barron’s Asiaによると、Appleは2016年前半に金属筐体で4インチのRetinaディスプレイを搭載したiPhone 6cをリリースするそうです。ちょっと期待してしまうのが、このiPhone 6cはiPhone 5cではなくiPhone 5sの後継モデルという位置付けになるそうです。価格にもよりますが、これは気になりますね。iPhone 6cの金属筐体のサプライヤーは、台湾フォックスコングループ(フォックスコン・テクノロジー社)になるとのこと。

7/2 iPhone 6sシリーズのLTE速度は下り最大300Mbpsに

9 to 5 Macによると、iPhone 6sシリーズは米クアルコム社のカテゴリー6対応LTEモデム「MDM9635M」を採用するとのこと。これにより、LTEの通信速度は下り最大300Mbps。上り最大50Mbpsとなり、下り速度は現行モデルの150Mbpsの倍になるとのこと。また、このLTEモデムは小型化されているほか、製造プロセスも20nmで微細化されていることから、発熱や消費電力も抑えられているようです。結果的にバッテリーを搭載するスペースが増えるなどで、バッテリー持続時間の延びも期待できますね。

7/2 iPodシリーズの新色にゴールドが登場か

MacRumorsによると、最新のiTunes 12.2のシステムファイルの中に新色のiPodの画像が入っていたそうです。具体的には、シルバー、ピンク、ライトゴールド、ディープブルー、スペースグレー、レッド(PRODUCT RED)の6色で、ピンク、ブルー、ゴールドが新色になるようです。発売日は、画像に含まれるiPod touchの「カレンダー」アプリの画像が、14(火曜)を示していることから、14日が火曜日の7月14日ではないかと見られています。個人的にはまったく興味ないです。

7/2 次期Apple Watchのデザインは初代を踏襲か

韓国NEVERによると、次期Apple Watchのフレキシブル有機ELパネルは、韓国サムスン・ディスプレイ社が供給するとのこと。現在、Apple Watchの有機ELパネルは、韓国LGディスプレイ社の独占供給ですが、2世代目からはサムスンも参入するようですね。ディスプレーもサイズや解像度は変わらないそうですが、モジュールが薄型になり、そのぶん容量の大きいバッテリーを搭載できるようになるそうです。

7/2 iPhone 6sの背面カメラは1200万画素になる?

気になる、記になる…」によると、中国のWeiboでiPhone 6sの仕様が投稿されているとのこと。新色として追加されるのは、ローズゴールドではなくピンクだそうで、ボディーデザインは変わらずカメラモジュールの出っ張りもそのまま残るそうです。そのほか、感圧タッチパッド搭載し、メインメモリーは2GB、ストレージは16GB以上、前面(FaceTime)カメラは500万画素、背面(iSight)カメラは1200万画素となるそうです。iSightカメラでは、4K動画の撮影と240fpsのスローモーション撮影が可能とのこと。ほんとかどうかは、もちろん不明です。

7/3 iPhone 6sシリーズの10~12月の出荷台数は5000万台か

DigiTimesによると、iPhone 6sシリーズは9月に発売され、10~12月の出荷台数は5000万台になるそうです。すでに部品メーカー各社は、組み立てを請け負っている台湾フォックスコン社、台湾ペガトロン社に部品の納品を開始したそうです。

7/3 iPhone 6sシリーズのCADデータが流出、本体は少し厚く

GSM Arenaによると、iPhone 6sシリーズのCADデータが流出したとのこと。台湾のケースメーカーであるITSKINS社は、すでにこのデータを利用してケースの開発を進めているそうです。iPhone 6と比べてiPhone 6sは厚みが6.9mmから7.0mmに、iPhone 6 Plusと比べてiPhone 6s Plusはは7.1mmから7.13mmと若干厚くなるようです。厚みが増す原因は、感圧タッチパッドを搭載するからだそうです。

7/3 iPhoneの需要は右肩上がり、Apple Watchの需要は減速

EMSOneによると、iPhoneシリーズの2015年の出荷見通しは上方修正される可能性が高いようです。一方でApple Watchの需要が減退しているとのことで、出荷見通しを下方修正するアナリストが出ているようです。すでに即買いできるレベルまで在庫が落ち着いてきたApple Watchですが、欲しい人におそらく行き渡ってしまったのでしょうね。次は秋にリリースされるwatchOS 2でどれだけ売上を伸ばせるかに注目です。

7/3 12.9インチ版iPadの液晶はシャープがメインサプライヤーに

TechNewsによると、12.9インチiPadの液晶パネルについて、シャープ(株)がメインサプライヤーになるとのこと。すでに6月から生産を開始しており、iPad自体の発売は10〜12月ごろになることから、初期ロットの製品はすべてシャープ製液晶になるそうです。第2サプライヤーである韓国サムスン電子社は、今年9月からの生産になるそうです。

7/3 米国ではブランド別シェアでサムスンがトップに

EMSOneによると、2015年3〜5月期の米国のスマートフォンOSシェアは、Androidが64.9%で1位だったそうです。前年同期から2.8%増加しているとのこと。この結果は、韓国サムスン電子社の「Galaxy S6」と韓国LGエレクトロニクス社の端末が好調だったことが要因のようです。ブランド別シェアでも、サムスンが1位だったとのこと。調査会社の米カンター・ワールドパネル・コムテック社のリポートです。

7/3 iPhoneサプライヤーは2016年末まで絶好調

EMSOneによると、iPhone用フレキシブル基板のサプライヤーである台湾フレキシウム社の董事長(社長)が、2016年末まで受注がいっぱいと発言したそうです。同社は2016年に生産能力を3倍にアップさせる予定で、土地購入などに約36億円(9億NTドル)を投じるそうです。同社の2015年1~5月期の営業収益(売上高)は、前年同期から77.54%伸びているとのこと。

7/4 iPhone 6sはロジックボードが小型化され新型NFCチップを搭載

9 to 5 Macによると、iPhone 6sのロジックボードは、iPhone 6に比べて縦方向が少し小型化されているそうです。ボード上の部品点数が減っており、集積度が高まっているようですね。そのほか、セキュリティー関連機能を統合した新しいNFCチップ「66VP2」も採用されるそうです。フラッシュメモリーの容量には16GBもあるため、ラインアップは16/64/128GBのままの可能性も指摘されています。

7/5 チャイナ・テレコムがiPhone 6sシリーズのLTE速度が下り300Mbpsになることを表明

気になる、記になる…」によると、すでに噂に出ているiPhone 6sシリーズのLTE速度について、300Mbpsになることを中国のチャイナ・テレコムが追認したそうです。同社は、LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを「天翼4G+」というブランド名で展開するそうで、その対応機種にiPhone 6sシリーズが含まれているそうです。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります