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Fury X搭載の新型PCもお披露目!?G-Tune:Garageが装いも新たに移転オープン

2015年06月20日 09時30分更新

G-Tune:Garage

 マウスコンピューターは既報のとおり、秋葉原にある同社のゲーミングブランドG-Tuneのダイレクトショップ『G-Tune:Garage』を移転し、6月20日に新店舗をオープンする。それに伴い、オープン前日の6月19日に記者説明会を行なった。

G-Tune:Garage
↑場所はJR秋葉原駅電気街口から徒歩5分、イベントホール“ベルサール秋葉原”の近くで、中央通りに面している。
G-Tune:Garage

 同社の代表取締役社長の小松永門氏は、8年前くらいから中央通りに店舗を出したいと考えており、念願が叶ったと話したうえ、新しいG-Tune:Garageを日本のPCゲームにおける中心地として、PCゲームを盛り上げていきたいと語った。

G-Tune:Garage
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 新しいG-Tune:Garageは1階が『Oculus Rift DK2』やサムスンの『GearVR』といったVRへどマウントディスプレーのほか、トビー・テクノロジーの視線追跡技術『Tobii EyeX』などの最新技術などを体験できるコーナーを用意。そのほか、3画面にシート、ステアリングコントローラーを組み合わせた本格的なレーシングゲームのプレイ環境も備える。

G-Tune:Garage

 また、1階はイベントスペースとしても利用できるようになっている。店舗内の壁面に大型ディスプレー、天井にプロジェクターを備えるなど、動画が配信できる環境を整えている。

G-Tune:Garage
↑G-Tuneの公式キャラクター“G-Tuneちゃん”のグッズも展示、購入できる。
G-Tune:Garage
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 一方、2階はゲーミングPCや液晶、ゲーミングデバイスの販売スペースとなっている。中央には天井から吊り下げられたテーブルがあるなど、内部の構造にもコダワリを感じる。壁面にはゲーミングコントローラーやヘッドホン、マウスなどが並ぶ。

G-Tune:Garage

 店舗の説明には同社のコンシューマ営業統括部マーケティング室 室長の杉澤竜也氏が登壇。店舗のコンセプトは古さと新しさを共存したデザインを採用。亀裂の入ったミラー調のステンレスや空間のつながりを演出するなど、店舗デザインの工夫の数々を披露した。

G-Tune:Garage
↑夜は2階から青色のLEDライトを照らし、外観も昼夜で異なる演出を行なうとのこと。
G-Tune:Garage

 さらに、同社はインディーズゲームの配信で知られる『PLAYISM』と連携し、オススメのインディーズゲームを無料でプレイできる環境も整える。体験プレイの第1弾はXbox Oneで人気を博したミステリーアドベンチャー『D4: Dark Dreams Don't Die』。プレイできるゲームは毎月または隔月で変更していく予定。

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 加えて、同社は新製品の『LITTLEGEAR』シリーズを披露。マザーボードはミニITXを採用し、小型のボディーながら先日発表されたばかりの水冷クーラーで冷却するボード長30センチのAMD最上位グラフィックボード『RADEON R9 FURY X』を搭載する。AMDによればGeForce 980Tiを上回る性能とのこと。

G-Tune:Garage
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 発表に合わせて登壇した日本AMDの森本竜英氏は、RADEON R9 FURY Xは最新の“FIJI”チップを内蔵、メモリー幅が4096ビットと従来の4倍のバンド幅を持ち、VRコンテンツをプレイするのに最適と紹介した。

 LITTLEGEARはひと昔前に流行ったLANパーティーに持って行くPCのように取っ手が付いており、VRのデモンストレーションなどを行なうため持ち運ぶのもラクに行なえるとしている。杉澤氏は8月から9月にはユーザーに届けられるように販売したいと語った。

G-Tune:Garage

 続いて、VR開発グループとして知られるOcuFesの代表の桜花一門氏も登壇。マウスコンピューターは桜花氏と密接な関係を築き、OcuFes監修PCを販売するなど、今後もVR関連に力を入れていくことを強調。そんななか、桜花氏はOculusを使った新しい音声コミュニケーションシステム“Ocunication”を紹介。

G-Tune:Garage

 桜花氏はSkypeなどで複数人数で話をした場合、相手の姿が見えないので、誰が誰に向かって話しているか分からない。しかし、OcunicationはOculusを使って、首の向きなどを検知し、誰が誰に向かってしゃべっているか分かりやすくすることで、複数の人での会話を円滑に行なえるとした。OcunicationはG-Tune:Garageの体験コーナーに追加され、店舗で体験が行なえる。

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 説明会のラストには15時から格闘ゲームの対戦イベントに出演する、格闘ゲーマーのふり~だ氏と、グラドル自画撮り部 書記の塚本舞さんが登壇し、イベントへの意気込みを語った。

 G-Tune:Garageはスペースも広くなり、未来的なガジェットの体験、最新ゲーミングPCを体験できるなど、日本でも有数のPCゲーム体験ができる店舗と生まれ変わった。同社は本日のオープン記念、オープン2日目の日曜日に行なう豪華プレゼントが当たるイベントなど、今後も生放送やイベントを積極的に行なっていきそうだ。以降の動向にも要注目だ。

■関連サイト
G-Tune:Garage公式ページ

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