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-70℃でも動く部品を採用した超頑丈マザーボードSABERTOOTH X99は裏までカッコ良すぎ

2015年06月19日 20時00分更新

  どもどもジサトライッペイです。みなさんは日頃どのぐらいPCを掃除してますか? 僕はおおざっぱな性格なので1年に1回程度です。PCは稼動していれば当然CPUやPCケースのファンが回転し、PCケース内にエアフローが発生します。必然、室内のホコリもPCケース内に侵入してくることになります。その結果、PCの動作に悪影響をもたらす可能性が高まるのですが、ASUSはそんな心配とは無縁のスーパータフなマザーボード“SABERTOOTH”シリーズを展開しています。今回紹介するのはその新モデル『SABERTOOTH X99』(Intel X99、ATX)です。まずはそのタフな外観をご紹介します。ぜひ画像を拡大してご覧ください。

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  どうです? このゴツイ見た目。「ホコリの浸入は一切許さん!」と仁王立ちで言ってるような無骨な面構えです。この“TUF Thermal Armor”で、ホコリはもちろん、グラフィックボードから出る熱からもマザーボードをがっちりガードします。PCI Expressスロットやメモリースロットには専用カバーを用意しているので、使っていないときでも安心です。

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 また、CPUソケットなどがある表面だけではなく、裏面も金属プレート“TUF Fortifier”で広域カバーし、効率よく放熱する仕様です。

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 CPUソケットはLGA2011-v3なのでHaswell-EベースのCore i7に対応。若干標準よりもピンの多い独自仕様で、オーバークロック時の安定性が高いのもウリのひとつ。PCI ExpressスロットはQuad-GPU SLI/CrossFireXや3way SLI/CrossFireXに対応し、X99システムのメリットである40レーンのPCI Expressを存分に使い倒せます。

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 さらに、USB3.1 Type-Aも2ポート装備するのがイマドキです。なお、MOSFETには米国国防総省のMilitary Standard規格をクリアーした高効率な低RDSタイプを採用。コンデンサーにはマイナス70℃~125℃の温度に耐える日本製。105℃でも1万時間もつとうたってます。一体どんな劣悪な環境を想定しているのか定かではありませんが、こういった過剰な“守り”ってグッとくるんですよね。
 

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  なお、本機は13個の温度センサーと11基のファンに対応するファンコンも備えています。Androidアプリ『TUF Detective』を使えば、専用ポートにUSBでスマホをつないで各種情報(温度センサーやファンの情報、CPUやメモリーの電圧情報、ハードウェア情報など)をスマホで確認できるのもユニーク。PCの電源のオン/オフもスマホからできるそうな。いまいちワイヤレスじゃないので、便利かと問われると疑問ですが、いいのです! この過剰な保護しまくりな仕様がなんとも惹かれるのです。

  気になる価格は5万1500円前後。うん、高いですね。しかし、ASUSいわく、“24時間365日の連続稼働が必要なPCなどを想定した設計”とのことなので、安心を買うという意味ではそれ相応なのかと思います。

■関連サイト
ASUS SABERTOOTH X99製品ページ

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