インテルもIoTに力を入れるなど、何かと話題のIoT。流行に敏感なCOMPUTEX出展メーカーたちも、もちろん乗り遅れることなく、IoT関連の最新アイテムを展示しています。
展示中のIoT関連アイテムは、家電を連携させるスマートホームやヘルスケアグッズといったジャンルが多いのですが、コレは便利!感じたのがペット関連のアイテム。 特に注目した製品がZilliansの『Catfi』です。
↑ネコ用の自動給餌機『Catfi』。 |
本体のカードリッジに、エサと水がセットでき、自動で給餌できるアイテム。これだけならほかにも似たような機器がありますが、インターネットと接続可能なので、スマホアプリで外出先からも操作可能です。
さらに、本体にはカメラを搭載して。猫の顔を自動認識してくれるので、多頭飼いをしているケースでも、それぞれの猫を認識して一定量のエサが与えられるとので、ちょっと太めのネコには少なめに給餌するといった細かな設定も指定可能。ちなみに、カメラ動作時はストリーミング中継されるので、旅行中など家を空けているときも、愛猫の様子を確認できます。
↑エサをのぞき込むときに、ネコの顔を認識。 |
さらに、エサのトレーとネコが座るところには重量計を装備。食べた餌の量や、ネコの体重を自動で計測できます。もちろん計測データはクラウド上で管理できるので、スマホからチェックできます。
↑専用のアプリから、体重や食べた餌の量などがグラフで確認可能。 |
発売は今年後半。価格は250ドル(約3万円)前後を予定しているとのことです。
また、同じく自動給餌器を提供しているのがENCORE社。カメラ機能搭載により、自宅のペットの様子がストリーミング中継で視聴できるのは同じです。もちろんアプリからの給餌機能にも対応しています。
↑体重計などのセンサーはないのでコンパクト。 |
↑本体前面にトレーがあり、エサをセットできる。 |
こちらの製品はコンセプトモデルで、リリース時期や価格などは未定とのこと。
ペット用のIoTアイテムとして定番なのが、GPSトラッカー。なかでも『iPet』は2013年にリリースされたペット用GPSトラッカーで、COMPUTEXなどの展示会でもたびたび目にする製品です。
↑GPS機能を装備して、ペットの位置をリアルタイムで通知する『iPet』。 |
iPetは本体にSIMスロットあり、GSM(2G)での通信に対応しているので、GPSが検出した位置情報をクラウドへと送信可能。飼い主は専用のアプリからペットの位置を確認できます。
↑迷子になったペットもコレなら探しやすい。 |
↑首輪にセットすればオーケー。稼働時間は最長で100時間。 |
発売から2年がたち、そろそろ新型の発売はないかと確認したところ、W-CDMA(3G)版の『iPet DECO』を開発中とのこと。『iPet』はGSMオンリーなので日本では使えませんが、W-CDMAに対応した『iPet DECO』なら日本へも導入もハードルが低くなるので要チェックです。
『iPet DECO』のモック。首輪に装着するポシェットに通信ユニットを入れる方式です。 |
以上がCOMPUTEXで見つけたペット用IoTアイテムです。IoTを活用してペットをもっともっと愛でられる時代が来てますよ!
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