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ASRockがルーター業界に殴り込み!Intel 100系マザーはUSB3.1モデルで最強?:COMPUTEX 2015

2015年06月04日 12時45分更新

 マザーボードなどを手がけるASRockはCOMPTEX 2015において記者説明会を開催。Intel 100シリーズチップセットを搭載したマザーボードとともに、ベアボーンPCやゲーミング向けルーターなどを発表しました。

 Intel 100シリーズのマザーボードは全部で6種類。ゲーミング向けのマザーボードも並んでいます。どれを選ぶか悩んじゃいますね。

 注目はこれらのマザーボードにUSB 3.1インターフェースを搭載するフロントパネルが付属するところ。5インチベイにType-AとType-Cのコネクターが1基ずつ搭載されています。このフロントパネルは他社のマザーボードでも使えるとのことです。

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↑メインストリームとなる『Z170 Extreme7』。
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↑『Z170 Extreme6』。
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↑『Z170 Extreme4』。
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↑『FATAL1TY Z170 GAMING K6』。
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↑『FATAL1TY Z170 GAMING K4』。
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↑『FATAL1TY Z170 GAMING-ITX/AC』。
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↑付属のUSB3.1フロントパネル。

 そして、最近新規参入するメーカーが相次いでいるWi-Fiルーター。ただし、ASRockのIEEE802.11acルーター『G10』はひと味違います。

 「ゲーミングルーター」と同社が言うとおり、ゲーム時のデータストリーミングをより有線的に流す機能を搭載しているのが特徴です。また、本体の前面と背面下部に赤外線ポートを備え、学習リモコンのように機能するのもユニークなところ。

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↑ゲーミングルーター『G10』。なにかを想像させるようなカラーリングですが3倍速いわけではありません。

 そしてなによりおもしろいのが、着脱式のMiracast対応アダプター兼モバイルルーターを搭載していることです。家庭で使うときはMiracast対応アダプターとしてHDMIケーブルを接続して、PCの画面などを映し出し、さらに出張などで持ち出せばホテルの有線LANを無線化することができます。なお、G10は北米市場で249ドルで発売する予定。

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↑着脱式のMiracast対応アダプター兼モバイルルーター。

 新規参入のルーターと言えば、もうひとつCOMPTEX会場で見つけたました。それは、NASなどで日本市場でも高い人気を誇るSynorogy社の『Synorogy Router RT1900ac』です。最大の特徴は同社のNASで採用されている“DiskStation Manager”と同じようなブラウザー上のGUIで各種設定ができること。ここでデバイスごとに接続できる時間や、サイトなどに制限をかけることが可能です。

 USB端子やSDカードスロットも備え、NASのように管理できるとのこと。価格は250ドル。時期は不明ですが、日本市場でも展開する予定です。

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↑初参入となる『Synorogy Router RT1900ac』。3×3のMIMOに対応し、IEEE802.11acに準拠。もちろん、2.4GHzと5GHzで通信可能です。
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↑ブラウザーからアクセスした設定画面。見た目が分かりやすいので、ルーターの設定も楽々できそうです。
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