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KDDI回線を利用した格安SIMの設定と実測速度をチェック:mineo編

2015年06月03日 12時30分更新

mineo

 この連載では、ここ最近話題になっているもしくは話題になった格安SIMのAPN設定や実測速度を紹介していきます。

 今回は、ケイ・オプティコムのKDDI回線の格安SIM『mineo』の計測と初期設定をチェックしていきます。なお同社は、KDDI回線に加えてドコモ回線を利用した格安SIMを9月から展開することを発表し、国内初のマルチキャリアMVNOとなりましたね。

●mineo
タイプ 基本データ容量
500MB 1GB 3GB 5GB
シングルタイプ
(データ通信のみ)
756円 918円 1058円 1706円
デュアルタイプ
(データ通信+音声通話)
1415円 1577円 1717円 2365円

●“mineo”の実測速度を確認
※計測の端末はAQUOS PHONE SERIE SHL25を、計測アプリは『RBB TODAY SPEED TEST』を利用。東京・池袋駅付近で計測しました。

mineo
  5月31日(日)
12時前後
5月31日(日)
22時前後
6月2日(火)
12時前後
6月2日(火)
22時30分前後
下り 9.44Mbps 4.14Mbps 10.41Mbps 10.79Mbps
上り 4.34Mbps 5.86Mbps 3.94Mbps 4.38Mbps

 平日、土日の昼ごろと夜の回線が込み合うピークタイムで計測。5月時点で、利用者の多いドコモ回線を利用した格安SIMの速度と比べると、非常に好調な結果と言えるかと思います。特に平日の昼ごろ、最も混み合うピークタイムで10Mbpsを超える下りの速度は魅力的です。

●iPhoneで“mineo”を使えるようにする手順
※iOS 8以上ではデータ通信は利用できません。

 iPhone用に、“構成プロファイル”が用意されているので、公式サイトからインストールするだけで使えるようになります。ただし、iPhone 6およびiPhone 6 PlusではSIMフリー版、au版ともにmineoが利用できないほか、iOS 8を搭載しているau版のiPhoneでは音声通話とSMSのみの対応なので、あまりメリットはありません。詳しくは、mineoの公式ページにある動作確認端末一覧でチェックしてください。

mineo

 mineoのユーザーサポートから“ネットワーク設定(iOS端末)”へアクセスして、Safariから構成プロファイルをインストール。設定の“モバイルデータ通信”から、“モバイルデータ通信”と“LTE回線を使用”にチェックをオンにすればLTEで通信できるようになります。

●Androidで“mineo”を使う手順

設定に必要なデータ
APN mineo.jp
ユーザー名(ID) mineo@k-opti.com
パスワード mineo
認証タイプ CHAP
mineo

  “設定”を開いて“その他”から、“モバイルネットワーク”→“auネットワーク設定”→“高度な設定”の順にタップ。

mineo

 “ID/パスワード設定”の項目に、ID を“mineo@k-opti.com”、passwordを“mineo”を入力。

mineo

 “PPP認証方式”の“CHAP”を選択。

mineo

 “APN設定”に、“mineo.jp”を入力。

 高度な設定のページにある、“CAP接続を有効にする”にチェックを入れれば、使えるようになります。

※SIMロック解除の有無に関わらず、キャリアの端末で格安SIMや他キャリアのSIMカードを使うと、サポートが受けられなくなったり、端末に不具合が生じる危険性があります。編集部では責任を負いかねますので、すべて自己責任で作業してください。

●関連サイト
mineo

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