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次世代OS“Android M”に支払い機能Android Pay追加:Google I/O 2015

2015年05月29日 03時35分更新

 グーグルは、開発者会議Google I/O 2015で次世代Android OSの開発者バージョン“M Developer Preview”の詳細を公開しました。支払い機能“Android Pay”などが追加されます。

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 “M Developer Preview”では大きく6つの新機能が提供されます。

1.【アプリ権限の動的な変更】
 iOSのように、アプリごとにカンタンに各種権限をオンオフできるようになります。

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2.【Chrome Custom Tabs】
 Pinterstを起動した際にはタブにPinボタンが表示され、画像をカンタンに保存できます。パスワード保存やオートフィル、マルチプロセスのセキュリティーも提供。

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3.【App Links】
 メールなどに直接アプリを起動できるリンクを貼り付けられます。

4.【Android Pay
 オープンソースの支払いシステムが追加されました。アメックスやマスターカード、VISAなどが使え、AT&T、ベライゾン、Tモバイルの米大手3キャリアで利用可能。マクドナルドやダンキンドーナッツ、ドミノピザ、Uberなど数多くのサービスで使えます。

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5.【指紋認証機能のサポート】
 OSレベルで指紋認証機能をサポート。Android Payでの支払いが指紋認証でワンタッチで完了します。

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6.【バッテリー関連の強化】
 深夜など利用時間や利用状況に合わせて自動同期のタイミングを減らしてバッテリー駆動時間を延長する“doze”機能に加えて、給電能力の高い両面挿しのUSB Type-C端子をサポート。充電時間が短くなります。

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 少々地味な機能が多めですが、指紋認証と組み合わせてワンタッチで使える支払い機能であるAndroid Payが目玉でしょうか。

■関連サイト
Google I/O 2015
Android Pay

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