週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPhone 6sシリーズは8月登場かHomeKit対応も本格化Apple噂まとめ(5/17〜5/23)

2015年05月24日 16時00分更新

 国内外の噂系サイトで5月17日から5月23日までに出回った内容をまとめました。先週は、次期iPhoneであるiPhone 6sシリーズの発売日についての噂が多くみられました。多くの情報では6月に量産を開始するというもので、例年の8月よりも2カ月も早いことから、新iPhoneの発売日も前倒しになる可能性があるそうです。新iPhoneは、メインメモリーが2GBになるほか、内蔵ストレージは16GBが廃止されて32/64/128GBの3モデルなるそうです。

 iOS側は、安定性とパフォーマンスの向上が主眼に置かれており、新機能はあまり追加されないようですが、HomeKit対応製品の管理アプリについては注目ですね。HomeKitに対応すると、Siriでの音声コントロールができるようになります。すでに、照明や空気清浄機などをSiriでコントロールする機器などが参考出品されたこともあります。管理アプリがiOS 9に搭載されることから、本格的な導入が期待されますね。このあたりも6月のWWDCでなんらかの発表があるのではないでしょうか。

5/19 中国のiPhone出荷が2年後には1億台に
EMSOneによると、中国でのiPhoneの出荷台数2017年に1億台の大台に乗るとのこと。欧州や香港の金融系アナリストの予想だそうです。

5/19 2020年にはiPhoneユーザーの20人に1人がApple Watchを購入?
EMSOneによると、調査会社であるIHSが2020年にはiPhoneユーザーの20人の1人がApple Watchを購入するというレポートを出したそうです。具体的には、Apple Watchを含むスマートウオッチの世界出荷台数は2014年の360万台から2015年には3400万台、2020年には1億100万台まで拡大するという見通しだそうです。Apple Watchの出荷台数については、2015年が1900万台とスマートウオッチ全体の50%以上を占めると見られていますが、2020年には38%まで比率が下がると予想しています。

5/19 iPhone 6c用部品は2015年6月に出荷、6s、6s Plusは8月
EMSOneによると、4インチiPhoneの新製品として噂されているiPhone 6c用の部品は6月に出荷されるとのこと。本命のiPhone 6s、6s Plusについては8月の出荷になるそうです。部品調達のレベルですが、もしかするとiPhone 6cは先に製造が始まって、先に発売されるかもしれませんね。

5/19 Apple Watchに間もなく新機能が加わる
9 to 5 Macによると、現行のApple Watchのファームウェアバージョンアップ、もしくは第2世代のApple Watchに搭載される新機能がリークされたとのこと。新機能として、「Find my Watch」(Apple Watchを探す)を開発中で、紛失したApple Watchの位置情報を追跡できるほか、遠隔操作によるロックやデータ消去が可能になるとのこと。iPhoneを置き忘れた際に、Apple Watchに通知してくれる「Smart Leashing」という機能の搭載も検討されているそうです。なお、このSmart Leashing機能については新しい部品が必要になる可能性があるため、実装されるのは次期Apple Watchになるかもしれないそうです。フィットネス系では、睡眠、血圧、グルコース・血糖などのセンサーを追加する計画があるそうです。さらに、サードパーティーが文字盤のデザインを追加できる「Complications」という機能も開発中とのこと。この機能は、小さなウィジェットのようなものになるそうで、Appleは「Twitter Complications」と呼ばれる未読のツイートやメンションの数などを表示できるアプリをテストしているそうです。

さらに、新Apple TVにも新機能が搭載されるとのこと。具体的には、Siriの統合やサードパーティー製アプリなどがサポートされるそうです。新Apple TVは6月に発売されるとのこと。Apple TV用の開発キット「TVKit」も開発者に配布されるそうです。

5/20 iPhone 6sシリーズは8月に発売される
Phone Arenaによると、iPhone 6sシリーズは8月に発売されるそうです。部品の調達や生産歩留まりが順調なのが根拠のようです。別の噂では、iPhone 6cのみ部品の在庫積み上げが6月で、iPhone 6sシリーズは8月という情報でした。どっちが正しいのか気になるところですが、現行のiPhone 6シリーズの大ヒットを考えると、1カ月程度の発売日の前倒しというのは逆効果なのではないかと。ただ、米国では新学期が始まる9月前にBack to Schoolというキャンペーンが各社が実施するので、新iPhoneが8月発売というのはあり得ない話ではないですね。

5/21 Mac買うなら9月以降?第6世代Core iシリーズMacが登場へ
気になる、記になる…」によると、今秋には第6世代のCore iプロセッサーであるSkylakeを搭載したMacが登場するとのこと。中国のBENCHLIFEというサイトがSkylakeのローンチスケジュールを公開しているそうです。そのスケジュールによると、次期MacBookシリーズに搭載されると見られるSkylake Uシリーズ、15インチのMacBook Pro RetinaシリーズやiMac、Mac miniに搭載されると見られるSkylake-Hシリーズ、Mac Proに搭載されると見られるサーバーモデルはいずれも2015年9月にリリースされるそうです。iMacなどの新製品はここ数年はiPadと同じ10月か11月にリリースされていますので、今年もそのあたりに一斉にモデルチェンジするのはないでしょうか。気になるのが、今年すでにリリースされてしまった、MacBook Airシリーズと、13/15インチのMacBook Pro Retina、iMacの一部(5K iMac)ですね。これらのモデルは製品寿命が半年程度の超短命モデルになるのかも。Appleは、iPadやMacBookで過去に半年寿命の製品を出した過去があるので、そんなことは絶対気にしないですし。

5/21 Appleの新音楽ストリーミングは米国と同時にロシアも
Billboardによると、Appleの6月にWWDCで発表すると見られる新音楽ストリーミングサービスは、米国のほかロシアでも開始されるとのこと。なぜ、ロシアなんでしょうね。

5/21 iOS 9ではHomeKit対応製品を管理できる専用アプリを搭載
9 to 5 Macによると、HomeKit対応製品を管理できる専用アプリがiOS 9で搭載されるそうです。HomeKit対応製品では、Siriでの音声操作を可能になります。専用アプリでは無線での設定や接続の管理ができるそうです。さらに、HomeKit対応製品のハブとしてApple TVが使えるそうです。WWDC2015で発表されるかどうかはわからないそうです。

5/21 iOS 9とOS X 10.11ではApple Watchと同じフォントを採用か
9 to 5 Macによると、次期バージョンとされるiOS 9、OS X 10.11は、Apple Watchが採用している新フォント「San Francisco」を採用するそうです。San Franciscoは小さい画面でも見やすいフォントで、12インチのMacBookのキーボードの刻印などにも採用されているそうです。これに対応する日本語フォントの整備も考えてほしいところです。

5/21 Apple Payは今夏にベルギーでもサービスイン
9 to 5 Macによると、今夏にベルギーでApple Payのサービスを開始するそうです。ベルギーのKBC銀行がTwitterで明らかにしたそうです。6月のWWDCで発表されるそうです。

5/22 iPhone 6sシリーズは2015年6月量産か
EMSOneによると、調査会社TrendForceによると、iPhoneの4.7インチ、5.5インチとも2015年6月から量産体制に入るとのこと。iPhone 6sシリーズの出荷台数は2015年7~9月で2400万台、10~12月で5000万台強を見込んでいるそうです。iPhone 6sシリーズが例年より前倒しの8月に販売されるという噂もあるので、それにあったスケジュールですね。なお、名称は6sではなく7になる可能性もあるそうです。

5/21 Apple Watchの需要が鈍化している
EMSOneによると、Apple Watchの需要が鈍化しており2015年通年で1500万台に届かないそうです。市場では、通年で2000万~3000万台を見込んでいたようです。具体的には、2015年7~9月の受注台数が当初見込みから2~3割下回り、出荷台数は500万~600万台になるそうです。新製品なので1000万台を超えている時点でスゴイと思うのですが。

5/21 iPhone 6s Plusの製造はフォックスコン独占
EMSOneによると、2015年に発売されると見られる5.5インチのiPhone 6s Plusの製造は台湾フォックスコン社が独占的に請け負うようです。iPhone 6sシリーズ全体では、フォックスコンが60~70%、台湾ペガトロン社が25~30%のシェアとなるそうです。また12.9インチのiPad Proもフォックスコンが独占受注し、2015年10~12月に量産予定とのこと。

5/22 iPhone 6sシリーズは32/64/128GBモデルがラインアップ
EMSOneによると、次期iPhoneシリーズは6月から量産が始まるそうです。液晶のサイズは4.7インチと5.5インチの2モデルと従来モデルを踏襲しますが、名称については6sではなく7になる可能性があるそうです。ハードウェア仕様としては、メインメモリーが1GBのLPDDR3から2GBのLPDDR4へ変更されるそうです。ストレージ容量は16GBモデルが廃止され、32/64/128GBの3モデルになるそうです。さらに64/128GBモデルは高速なNANDフラッシュが採用されるとのこと。液晶パネルのバックライトが小型化されることから、さらに薄型で軽量になる可能性もあるそうです。

5/22 iPad Proはマルチユーザーや複数アプリの表示機能に対応
9 to 5 Macによると、12.9インチのiPad、いわゆるiPad Proでは、複数のユーザーの切り替えが可能だそうです。iOS 9のリリースには間に合わずiOS 9.1もしくは9.2あたりの対応になるそうです。また、複数のアプリの同時表示も可能だそうです。具体的には、ランドスケープモード(横表示)時に2つのアプリを同時に表示できる機能です。

5/22 iOS 9では「マップ」アプリで電車の経路検索が可能に
9 to 5 Macによると、iOS 9に搭載される「マップ」アプリでは公共交通機関の乗り換え案内のサービスが利用可能になるそうです。これまではサードパーティーアプリと連携することで利用可能になっていましたが、1アプリで完結するのはうれしいですね。ただ、日本国内の複雑かつ正確なダイヤ運行に対応するには、既存のサービス提供会社との連携が不可欠かと思います。そのほか、トランジットビューという地図の新しい表示方法も追加されるとのこと。屋内地図を表示する機能も搭載されるそうです。

5/22 Apple Watchの8割は42ミリモデル
9 to 5 Macによると、Apple Watchの80%程度は42mmモデルで占められているそうです。42mmモデルは男性、38mmモデルは女性による購入率高いそうです。

5/23 iOS 9、OS X 10.11は安定性とパフォーマンスの向上がメイン
9 to 5 Macによると、iOS 9、OS X 10.11は新機能よりも安定性やパフォーマンスの向上に主眼が置かれるそうです。iOS 9はApple A5プロセッサーを搭載するiPhone 4sやiPad miniをサポートする予定で、一部の機能を除いて快適に動作するように設計されているとのこと。OS X 10.11では、新しいセキュリティーシステムとして「Rootless」が搭載されるほか、Wi-Fi接続時のセキュリティーを強化する「Trusted Wi-Fi」、「iCloud Drive」のセキュリティーの強化などが計画されているようです。

5/23 Apple WatchのEditionモデルは充電器が付属
9 to 5 Macによると、Apple WatchのEditionの38ミリ/18Kイエローゴールドモデルのパッケージ写真が公開されたとのこと。外箱はほかのモデルと同様に紙製ですが、中箱は革製で充電器が内蔵されているそうです。クリーニングクロスも本体色に合わせているそうです。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう