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完全実録 スマホが家の鍵になるスマートロックAkerunを取りつけてみた

2015年05月13日 18時30分更新

 スマートロックが、加工と工事不要で自分で取り付けられるとされていても、うまく設置できるかどうか心配な方も多いだろう。そこで今回、国内で発売されている『Akerun』の本体取り付けから、専用アプリのセットアップまでを実際に戸建ての住宅で試してみた!

■取り付け前にスマホを登録

Akerun
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 まず、アプリストアで“Akerun”と検索し、専用アプリをインストールする。アプリインストール後に、使用するスマホを登録する。登録の際には、電話番号とメールアドレスの2段階で認証を行なうので、乗っ取りなどの心配は少ない。

■Akerunを設置可能か事前確認可能

Akerun
Akerun

 ユーザー登録終了後の画面がこちら。“Akerunを設置可能か確認する”では、ドアの写真を4枚送ることで、開発元のフォトシンスに事前に確認してもらうことが可能だ。もし取り付け可能かどうか不安なら、Akerun購入前に検証してもらうとよいだろう。

■Akerunの取り付けは3ステップ

Akerun

 Akerunの取り付けは下記の3ステップで行なわれる。

(1)Akerunペアリング
(2)Akerunの設定
(3)Akerunの動作確認と設置

 取り付け方法などは基本的に図解ともに指示されるので、戸惑うことは少ないはずだ。

(1)Akerunペアリング

Akerun

 “はい”をタップしたあと、Akerunの絶縁シートを抜くとペアリングが始まる。

Akerun

 ペアリングにかかる時間は数十秒。スマホとAkerunはこの程度近づければ十分だ。

Akerun

 これでペアリングは完了。なお2台目のAkerunを設置する際には、1台目のAkerunの電源を落としておくことが推奨されている。

(2)Akerunの設定

Akerun
Akerun
Akerun

 両面テープでAkerunを固定する前に、Akerunの設置方法、つまみの向き、つまみの軸の位置などを最終確認し、それに合わせて設定を行なう。

Akerun

 つまみの軸が中心にない場合や、つまみの高さが足らない場合は、同梱のアタッチメントを使用して調整を行なう。

(3)Akerunの動作確認と設置

Akerun

 両面テープをはがさずにAkerunをサムターンにかぶせて、手で保持した状態で動作確認を行なう。

Akerun
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Akerun
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 解錠、施錠が問題なく行なえたら、いよいよAkerunの設置だ。

Akerun
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 ドアの取り付け面を付属のクリーナーで綺麗に拭いてから、Akerun裏型の両面テープを剥がし、曲がらないように慎重にドアに取り付ける。二度貼りすると両面テープの粘着力が低下するので、一発で決めよう。

■写真を登録する

Akerun
Akerun
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 Akerunを設置したら、“写真を選択”をタップして画像を登録しよう。Akerunがより身近なものとして感じられるし、複数のAkerunを設置しているなら、どのドアに設置しているAkerunなのかひと目でわかるので便利だ。

■オートロック機能を利用するなら……

Akerun
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 オートロックを利用するなら“Akerun設定→オートロック”を有効にしたうえで、同梱のドアセンサーをドアに取り付ける。美観を考えるなら目立たないドア上部に取り付けるのがよいだろう。

■設置所要時間は30分程度

Akerun

 これでAkerunの設置はすべて終了。サムターンが適合していれば加工は不要なので、図解に従えば作業で詰まるところはないはずだ。アナログなカギとスマートフォンを一体化できるスマートロックは一度使うと手放せない。スマートハウスの第一歩として導入を検討してみてはいかがだろうか?

 週刊アスキー5/26号 No1028(5月12日発売)では、スマートロック製品の設置から使い方、海外の最新製品までを紹介している特集『取りつけ方から使い勝手まですべてわかった スマートロックを自宅で大実験』を掲載している。そちらも合わせて読んでいただければと!

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