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段状バッテリーはやっぱりすごかった!実測で約10時間駆動した新しいMacBook

2015年04月14日 11時30分更新

  どもども、ジサトライッペイです。前回、Boot CampしてWindows 8.1を導入した新しいMacBookでバッテリーベンチマークをしたので結果をお伝えします。

新しいMacBook
新しいMacBook
↑ベンチマークに使ったのはフリーのバッテリー計測ソフト『BBench』。ウェブ巡回、キーストロークをオンにして測ってみました。

 BBenchによる結果は、ネット接続環境下で35837秒。つまり、9時間57分17秒でした。ほぼ10時間ですよ。これはなかなかに褒められる数字ではないでしょうか。液晶輝度は電源設定(バランス)で50%に設定したので、さらに下げればもっと伸びそうです。

 ちなみにBBenchというソフトはバッテリーの残量(%)を1%刻みで経過時間のログ(秒単位)を残してくれるので、細かな減り方までわかります。以下がその詳細です。全部だと見づらいので10%単位でご紹介します。

90%:4140秒=69分=1時間9分
80%:8360秒=139分20秒=2時間19分20秒
70%:12315秒=205分15秒=3時間25分15秒
60%:15936秒=265分36秒=4時間25分36秒
50%:19495秒=324分55秒=5時間24分55秒
40%:22932秒=382分32秒=6時間22分32秒
30%:26340秒=439分=7時間19分
20%:29756秒=495分56秒=8時間15分56秒
10%:33111秒=551分51秒=9時間11分11秒

 50%まではだいたい10%ごとに1時間強動作していますね。しかし、後半にいくにしたがって10%あたりの駆動時間が短くなっていき、残り1%のときの値が9時間57分17秒でした。残り10%の時点から46分ぐらいもつ計算ですが、これは詳細な電力設定で“省電力移行バッテリーレベル”を0%、“バッテリ切れのレベル”と“低残量バッテリのレベル”をともに1%にしたとき場合です。5%時では、34719秒=9時間38分39秒でした。残り10%になったら、ウェブ閲覧する程度の作業ならあと20分動く、と考えるのが妥当ですね。

新しいMacBook
↑新しいMacBookはCore Mでロジックボードを小型化し、ファンレス構造を実現。そのぶん余裕ができた内部スペースはバッテリーの占める割合がすごく大きいです。バッテリーの形状も従来とは異なり、なるべく多く積むためにボディーの輪郭に沿うような丸みをつけて、バスタブ構造で無駄ができないように段状に積載しています。

  Core M搭載ノートPCで言えば、パナソニックのLet's note RZ4(10.1インチ、約745g)が同様の条件で8時間49分、レノボのYOGA 3 Pro(13.3インチ、約1.19kg)が8時間46分、ASUSのTransBook T300 Chi(12.5インチ、約1.42kg)が6時間29分。液晶サイズや重量が異なるので一概には比べられませんが、新しいMacBook(12インチ、920g)の9時間57分は頭ひとつ抜けています。新しいMacBookでは薄型のボディーになるべくバッテリーセルを搭載するために段状構造を採用していますが、伊達じゃなかったというわけですね。

■関連サイト
新しいMacBook製品ページ

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