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創刊50年!?謎の業界誌『月刊タニシ』の隠された仰天事実が発覚!

2015年04月13日 09時30分更新

 ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人を直撃する週アスの好評連載『中の人特捜部』──今回は、創刊50年という老舗のタニシ業界誌『月刊タニシ』に注目。50年という伝統の殻を破り、誌面のネット配信に踏み出した狙いについて編集長を直撃した。

 が、実はっ……!!!!!

1024中の人
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タニシ業界向けの由緒ある雑誌であるはずが……

 世の中には、数多くの業界専門誌が存在し、そのニッチかつ濃すぎる内容で、我々を驚かせてくれる。最近では、今年2月に電子版を無料公開した『月刊タニシ』なる専門誌が、一部ネット住人のあいだで話題となっている。

 ウワサによると『月刊タニシ』は、創刊から50年以上という由緒ある雑誌。これまでは“淡水巻貝水産協会”なる業界団体に属するタニシ養殖業者向けに発刊し続けていた。しかし“殻にこもりがちな業界の体質に風穴を開けたい”という趣旨のもと、今回、ネットでの無料公開に踏み切ったという。

 そんな、マニアックすぎるにもほどがある『月刊タニシ』の制作もように加え、岐路に立たされるタニシ業界の現状──というかそもそもタニシ業界って?──といったところを調査すべく、編集部を直撃。すると、「これって全てフェイクなんですよね」と、あっさり白状してしまうとは…… なんだよ、やっぱネタかよ!

 

今週の捜査対象

1024中の人

『月刊タニシ』編集長 三輪一樹
'86年生まれ。大阪在住。ギターの制作やカスタマイズ、リペアを行なう工房『特撮ギター研究所』を主宰する傍ら、知人とともに設立した広告会社『GOCCO』にて『月刊タニシ』などの制作活動を展開。

 

マニアック!シュール!! 『 月刊タニシ』最新号の見どころガイド

最新号の号数が631号の月刊誌だから……

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↑月刊で631号、計算上は50年以上前から出ていることになるが、もちろんネタ。「細かいところを突っ込まれないように、そこはしっかり計算しています」( 三輪)。

 

『月タニ』名物“夏休み絵画コンテスト”

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↑タニシをテーマにした絵画を表彰する同誌の恒例企画。30作以上ものタニシのヘタウマ絵画を、4人のメンバーで手分けして描きまくったんだとか。

 

音楽レビューもしっかり"タニシ目線

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↑タニシの増殖効果や水槽浄化作用などがあるという、過去の名盤を紹介していく音楽レビュー連載。「このあたりは、デザイナーが適当に書いてくるんですよ」(三輪)。

 

随一の人気コンテンツ"タニシ"マンガ

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↑マンガ家、青のりしめじさんによるマンガは、この雑誌随一の人気コーナー。「これも私はあらすじを軽く考えるだけで、あとはマンガ家さんまかせです」(三輪)。

 

まるでサブリミナル? "カラムキキ"の広告

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↑誌上の空きスペースに出稿しまくる、タニシの殻むき機広告。『月刊タニシ』は、この" カラムキキ"の製造メーカーがスポンサードしている設定。

 

最新号が無料でダウンロードできる

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↑『月刊タニシ』のバックナンバーや、箔押し印刷の技術の高さで有名な印刷会社・コスモテック社とのコラボで製作されたホログラムステッカーなどのグッズを販売する"月刊タニシネットブックストア"では、現在最新号が無料でダウンロード可能。4月1日からは、人気連載マンガ『最強巻貝伝説』の新作も配信されている。

 

週刊アスキーで全部読めます!
2015年4月7日発売の週刊アスキー4/21号(No.1024)では、そもそも、三輪さんが月刊タニシを手がけることになったきっかけ、タニシへの思い入れ、そして編集方針、編集メンバーなどについてうかがっています。


●関連サイト
月刊タニシ編集部
三輪一樹

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