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Galaxy S6 edge実機レビュー

2015年04月08日 18時45分更新

Galaxy S6 Edge

 本日4月8日に“Galaxy World Tour 2015 TOKYO”が開催され、ドコモから『Galaxy S6 edge』と『Galaxy S6』、auから『Galaxy S6 edge』が発売されることになりました。すでにグローバルで発表されているモデルではありますが、“購入者目線”で両モデル&両キャリアの端末をじっくり見ていきましょう。

●Galaxy S6 edge

Galaxy S6 edge
Galaxy S6 edge

 初めてGalaxy S6 edgeを生で見たのですが、似た端末が思い浮かばない、とにかく美しい端末です。表面はガラスの湾曲により、背面はガラス+光学フィルムによって、ちょっと角度を傾けるだけで光と色合いがキラキラと変化します。この美しさをケースで隠すのはちょっともったいないですねえ。

Galaxy S6 edge
Galaxy S6 edge
Galaxy S6 edge
Galaxy S6 edge

 ボディーに使われている素材は飛行機の機体や自転車のフレームなどにも利用されている“アルミニウム6013”合金。アルミというと柔らかいイメージがありますが、万が一落としても大きな傷がつくことはない硬度を備えているとのことです。

●Galaxy S6

Galaxy S6 edge
↑左はGalaxy S6 edge、右がGalaxy S6。
Galaxy S6 edge
↑左はGalaxy S6 edge、右がGalaxy S6。

 日本でドコモからしか発売されないGalaxy S6ですが、ハードウェア的にはデュアルエッジスクリーンを除いてGalaxy S6 edgeと同等のスペックを備えています。

Galaxy S6 edge
↑『NOTTV』に対応しているのはドコモ版Galaxy S6 edgeのみ。

 このほかに異なっているのはストレージの容量と、『NOTTV』と『フルセグ』に対応しているかどうかのみ。ケースを装着して使うなら、Galaxy S6を選ぶのもよいですね。スタンダードモデルとしての位置づけなので、実質端末価格も安くなるだろうとのことです。

Galaxy S6 edge
Galaxy S6 edge
Galaxy S6 edge
Galaxy S6 edge

 Galaxy S6の側面は複数に面取りされて立体的な表情がつけられており、まるで西洋刀のような雰囲気すらあります。側面だけで比較するなら、ワタシはGalaxy S6のほうを好ましく感じました。

Galaxy S6 Edge

 ただトータルデザインを判断材料にどちらを買うか検討するなら、ワタシはやはりGalaxy S6 edgeを選びます。上の写真のように端末を持ったときに、デュアルエッジスクリーンの狭額縁により、まるで画像自体をつまんでいるかのような錯覚を感じるんですね。これまでのスマホにはなかった感覚です。これはそのまま映像への没入感にも通じるので、映像コンテンツを見る機会の多い方にはGalaxy S6 edgeがオススメではないでしょうか。

 さて最後にGalaxy S6 edgeのベンチマークスコアと、実機で撮影した写真を見てみましょう。

●AnTuTu Benchmark

Galaxy S6 Edge
Galaxy S6 Edge

 『AnTuTu Benchmark』によるベンチマークスコアは圧巻の“68943”。ランキングで2位以下を大きく引き離しています。カメラアプリがたちどころに起動するスピードをこのパフォーマンスが支えているのでしょうから、このパフォーマンスに慣れてしまったら、ほかの端末に移れないかもしれません。

●Galaxy S6 edgeの実機による写真

Galaxy S6 Edge
Galaxy S6 Edge
Galaxy S6 Edge
Galaxy S6 Edge
Galaxy S6 Edge

 もともとGalaxyシリーズのカメラ画質については定評があるのですが、さらに磨きがかかったという印象です。非常に細かい部分まで素直に描写されているので、ぜひ拡大して確認してください。機会があれば、暗所での撮影も試してみたいところです。

Galaxy S6 Edge

 “ゼロプロジェクト”をかかげて開発され、まさに“All New Galaxy”という言葉にふさわしく生まれ変わったGalaxy S6 edgeとGalaxy S6。正直今回は購入を見送る予定で発表会に向かったのですが、外観の美しさに心奪われ、そしてLTE-Advancedをいち早く体験するべきという大義名分も思いついてしまった今、予約しないなどという選択肢は見失ってしまいました。

2015年4月9日追記:通信速度の計測において、WiFiを有効にしたまま計測するという不備がございました。深くお詫びするとともに、該当箇所を削除させていただきます。

  なお、週刊アスキー/週アスPLUSでは、本日(4月8日)20時から発表会の収録映像と実機レビューのニコニコ生放送を携帯研究家・山根博士とお送りします。ぜひご覧ください!

●関連サイト
サムスン

 

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