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メールで素早くタスク管理できるAndroidアプリがイカス!

2015年04月09日 12時00分更新

文● 中山智  編集●KONOSU

Mailbox

『Mailbox』
作者:Dropbox, Inc.
バージョン:2.0.1
対応OS:4.0.3以上
Google Play価格:無料
(バージョンと価格、対応OSは記事掲載時のものです)

Mailbox

 メールはビジネスでもプライベートでも重要なツールだが、あまりに受信量が多いと、目を通したつもりで内容を忘れてしまうこともある。特に、会議の日時や書類の提出日などが記載されたメールを受け取っても、毎回スケジューラーに転載するのは意外と手間がかかる。そこでオススメなのが、受信メールを有効活用して、タスク管理までしてしまえる『Mailbox』だ。

対応はGmailとiCloudのみ
Mailbox

 現在このアプリで管理できるメールサービスは、『Gmail』と『iCloud』のみ。Gmailに関しては、Google Appsで独自ドメインを運用している場合でも対応している。

ぱっと見は普通のメールアプリ
Mailbox

 アカウントの登録が完了すると、メールの一覧画面に切り替わる。メールのタイトルと本文の一部が表示されており、一般的なメールアプリと同じ。画面上部のアイコンで受信フォルダーの切り替えが可能。ボタンは左から順に、タスク管理用の“後で”、“受信”ボックス、処理済みのメールを登録しておく“アーカイブ”となっている。

左右のスワイプでメールを管理
Mailbox

 このアプリの特徴とも言えるのが、メールタイトルを左右にスワイプすることで管理できる機能。左右それぞれスワイプさせる距離で別の機能が振り分けられており、右半分くらいスワイプすると、アーカイブに登録。

スワイプの距離で機能が変わる
Mailbox

 さらに右へとスワイプさせると、削除となる。

タスクやリストの登録もスワイプ
Mailbox

 また、左に半分くらいスワイプすると“後で”に登録可能。

長めのスワイプでリストへ登録
Mailbox

 さらに左にスワイプすると、リストへ登録できる。

タスク登録で時間を指定
Mailbox

 スワイプの位置を“後で”にすると、メールを再表示する時間帯が選択可能。“夕方”や“明日”など大まかな指定はアイコンをタップするだけでオーケー。細かく日時を指定したい場合は“日付を選択”から行なえる。

メールを受信で再表示
Mailbox

“後で”に登録したメールは、指定した日時が来ると、再度、“受信一覧”に表示される。黄色いマークがついているので、これは“後で”に登録していたメールだったな、とわかる点がすばらしい。この機能を活用すれば、アポイントメントの日時を忘れるといったミスを防げるのがイカス!!

一覧表示で予定を確認
Mailbox

 ちなみに、画面上部のボタンで“後で”に切り替えると、登録した日時順にメールが表示されるので、簡易的なスケジューラーとしても活用できる。

Dropboxとの連携も◎
Mailbox

 アプリの開発はクラウドサービスの『Dropbox』。そのため、Dropboxのユーザーはアカウントを登録すれば、メールにDropboxで管理しているファイルを、簡単に添付できる。

リストへの登録もサクサク
Mailbox

 メールをリストで管理する場合も、スワイプしたのち、設定したリストをタップするだけ。届いたメールをサクサクとジャンル別に振り分けてしまおう。

 動作も軽快で、親指だけでサッとメールを処理していけるのが便利。大量の受信メールの処理に頭を悩ませているユーザーは、是非使ってみて!

『Mailbox』
作者:Tacit Dynamics
バージョン:2.0.1
対応OS:4.0.3以上
Google Play価格:無料

(バージョンと価格、対応OSは記事掲載時のものです)
※Android端末は多くの機種・バージョンがあるため、特定の機種によっては誤動作・不具合などが発生する可能性があります。必ずご使用の機種で正常に動作することをご確認ください。

Google Playアプリダウンロード

中山智さんのサイト
幽玄会社中山商店

※このページの内容の一部は、Google が作成、提供しているコンテンツをベースに変更したもので、クリエイティブ・コモンズの表示 3.0 ライセンスに記載の条件に従って使用しています。

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