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スマホ所有者の約65%がゲームをすることが判明 ゲーム実況動画は約44%が週1回以上視聴

2015年04月02日 09時30分更新

 Smarpriseは本日4月1日より、ゲーム実況動画に特化したクリエイターズネットワーク『GCN』(Game Creators Network)のサービス提供を開始しました。GCNのサービス提供開始に伴い、Smarpriseでは、18~39歳のスマートフォンユーザー19,760名および、スマートフォンゲームの実況動画を見たことがあるスマートフォンユーザー1,000名に対して、『スマートフォンゲーム、ならびにスマートフォンゲームの実況動画に関する実態調査』を行ないました。
データ出典:Smarprise

スマホ所有者の65%がスマホゲームをプレイ
 18~39歳のスマートフォンユーザー19,760名に事前調査を実施し、“スマートフォンゲームをプレイする頻度”を聞いたところ、40%のユーザーが“ほぼ毎日”と回答。“週に3~5日”(7%)、“週に1~2日程度”(7%)、“それ未満”(11%)をあわせると、65%のスマートフォンユーザーがスマートフォンゲームをしていることが判明。
 約40%の人は毎日プレイしているとのことで、スマホゲームの浸透率の高さがわかります。電車での移動中などでもスマホをもってゲームをしている人をよく見かけます。コンシューマーゲームや携帯ゲーム機よりも手軽に遊ぶことができるということでしょう。

スマホゲームユーザー全体の3分の1がゲーム実況動画を視聴

スマホゲーム実況実態調査

 スマホゲームユーザーに対して、「スマートフォンゲームの実況動画を見たことはありますか?」と聞いたところ、3人に1人が“ある”と回答。さらに、課金をすることがあるユーザーは、60%が“ある”と回答し、課金をしないユーザーと比べて、ゲーム実況動画に対しての関心が高いことがわかります。近年、YouTubeやニコニコ動画において、家庭用ゲームをはじめとするゲーム実況動画の人気が拡大していますが、スマートフォンゲームにおいても、その人気が見て取れる結果となりました。
 ゲーム実況自体の歴史は10年以上前から存在していますが、最近ではAppBank“マックスむらい”を始めとする有名YouTuberなどによるゲーム実況などが盛ん。ニコニコにおいても、先日行なわれた“闘会議2015”などゲーム実況をメインとするイベントなども開催しています。

ゲームの実況動画を見る頻度は44%が週に1日以上

スマホゲーム実況実態調査

 スマートフォンゲームの実況動画を見たことがあるスマートフォンユーザー1,000名に本調査を実施。“スマートフォンゲームの実況動画”を見る頻度を聞いたところ、44%が“週に1日以上”と回答。中でも月に5,000円以上の金額を課金しているヘビーユーザーは、25%が“ほぼ毎日”と答え、スマートフォンゲームへの好意度に比例して、ゲームの実況動画を頻繁に視聴していることもわかりました。
 課金をしているということは、それだけそのゲームに対する関心が高いということ。また、前述したように有名な実況者は毎日動画を更新しているので、その動画を毎日確認しているという要素もありますね。

実況動画を見ると、70%のユーザーがそのゲームへの愛着心が上がる

スマホゲーム実況実態調査

 「スマートフォンゲームの実況動画を見たことで、そのゲームに対する愛着心は変化しますか?」と聞くと、“愛着心が上がる”と答えたのは全体の67%。中でも、月に5,000円以上の金額を課金しているヘビーユーザーについては、80%が愛着心が上がる”と答えた結果となりました。 その理由については、「動画で見た方法をすぐに試したくなるから。」(39歳・男性)、「自分にも出来るかなという期待感。」(35歳・男性)、「みんなに愛されているゲームであることを再認識するから。」(37歳・男性)といった回答が多くあがりました。ゲーム実況動画の視聴は、ユーザーのさらなるゲームプレイを後押しし、結果としてそのゲームに対する愛着心を向上させるケースが多いと言えそうです。
 自分がプレイしているゲームの実況動画を見るだけでなく、自分の好きな実況者がプレイしているゲームを自分もプレイするという人もいるでしょう。特にガチャを引いたり、攻略系の動画だと参考にして自分でやってみるケースは多いはず。

 YouTubeにある週刊アスキーチャンネルでもゲーム実況動画をたくさんアップロードしています!

■関連サイト
Smarprise 公式サイト

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