NVIDIAはシリコンバレーで開催中のGPU Technology Conference(GTC)2015にて、デスクトップPC用GPU最上位『GeForce GTX TITAN X』の詳細を発表した。価格は999ドル。
ベースアーキテクチャは2014年9月に発表された『GeForce GTX980』と同じMaxwell世代のGPUで、製造プロセスは28nm。アンチエイリアス技術MFAAや高解像度化技術DSRなどの機能も引き継ぐ。一方で、CUDA Coreが3072基、ビデオメモリーが12GB、ピーク時の浮動小数点演算能力は単精度7T FLOPSなど、スペック性能面では大幅に向上しつつ電力効率の高さはそのまま。性能は『GeForce GTX TITAN』の2倍の性能で、2倍の電力効率とのこと。さらにボードデザインやレイアウトの最適化で静音性やOC能力も高めている。
GeForce GTX TITAN X | |
アーキテクチャー | GM2xx (Maxwell) |
製造プロセス | 28nm |
SP数 | 3072基 |
コアクロック | 1000MHz |
ブーストクロック | 1075MHz |
メモリー転送レート(相当) | 7GHz相当 |
メモリー搭載量(バス幅) | GDDR5 12GB (384ビット) |
TDP | 250W |
外部電源 | 8ピン+6ピン |
ベンチマーク性能などの詳細は、別記事にて追って紹介します。
■関連サイト
・NVIDIA
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります