2015年03月11日14時00分

驚きの「台風発電」 東日本大震災から4年、注目集める未来の災害対策技術

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 今年は1995年の阪神淡路大震災から20年という節目の年でもある。グローバル化に伴い、世界の自然災害の被害額が年々増加していく中、災害対策技術は企業も求めるところ。地震、台風、落雷、自然災害の多い日本から生まれた企業が注目を集めている。

チャレナジー

 なんと台風のエネルギーを電力に変えようとしている会社。垂直軸風力発電機に、野球の変化球の原理である"マグナス効果"を応用。台風でも壊れず発電できる構造を持つ"垂直軸型マグナス風力発電機"の実現を目指している。現在、墨田区の町工場ガレージスミダで研究開発中。NEDOが事業化を支援する。

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発電機の試作機(チャレナジー公式サイトより)

ネジロー(NejiLaw)

 ゆるまないネジを開発している企業。"L/Rねじ"は右回り・左回りのナットを両方使える独自らせん構造になっており、スピンの向きが異なる2つのナットが、お互いの動きを封じることでゆるみがなくなる仕組み。設立は2009年。東京都江東区に本社を置き、MIT(マサチューセッツ工科大学)-EF主催 ビジネスプランコンテスト 最優秀賞など数々の受賞歴を持つ。

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L/Rねじ(ネジロー公式サイトより)

コドモエナジー

 蛍光塗料をねりこみ、"光る焼き物"を開発している企業。日光や蛍光灯の光を吸収して、暗くなると自然発光をはじめる。タイル状に加工して町に敷きつめれば、非常灯の明るさが弱いときでも明るく見える。第一工場は福島県双葉郡川内村にあり、光る看板は復興のシンボルになっている。2012年には第4回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞を受賞した。

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蓄光タイルで作った非常灯(YouTubeより)

インフォメーションシステムズ

 地震の予知をしている企業。電離層の擾乱を観測して地震を予知する『地震解析ラボ』アプリを配信している。月額600円で、地震発生の可能性がある期間と場所、また予測される地震の規模を表示する。同ラボは電気通信大学、千葉大学、中部大学などの教授たちが参加している産学連携機関。

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「地震解析ラボ」アプリ

 以上の4社は、ベンチャー支援のトーマツ ベンチャーサポート主催の集会"モーニングピッチ"で紹介されていた企業。

 自然災害、少子高齢化、地方過疎化など、日本はあまたの点で"課題先進国"と言われている。課題を技術力によっていちはやく解決するのが企業成長の原動力とすれば、日本には経済成長のチャンスが埋まっている。政府や自治体がしっかりとバックアップに回り、日本に"防災先進国"ブランドを確立してほしい。

 

■関連サイト
トーマツベンチャーサポート

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