レノボは3月1日よりバロセロナで開催される『MWC2015』にて、Windows 8.1搭載の『IDEAPAD MIIX 300』やAndroid搭載タブレット2製品を発表した。
IDEAPAD MIIX 300
『IDEAPAD MIIX 300』は8インチ(800×1280ドット)のIPS液晶を搭載する、Windows 8.1タブレット。今年の7月から販売開始予定で、価格は149ドル(約1万7800円)。CPUはAtomプロセッサー、最大64GBのeMMCを内蔵する。1年間のOffice利用オプションも付属する。
写真で見る限りでは、右側面に電源ボタンと音量調整ボタン、左側面にマイクロSDカードスロット、下部に充電も兼ねるマイクロUSBとマイクロHDMIらしき端子が確認でき、現在発売中の『Miix 2 8』に酷似しているが、パッと見やや左右のベゼルが狭まり、細くなった印象だ。
TAB 2 A10-70
『TAB 2 A10-70』はAndroid4.4、10.1インチ(1920×1080ドット)液晶を搭載したタブレット。販売は今年の4月に開始予定で、LTE対応モデルが279ドル(約3万3400円)、WiFiモデルが199ドル(約2万4000円)。
タブレットを立てられるキーボードと、折りたたみスタンド付きのケースがオプションとして用意されているようだ。
↑キーボードには本体の画面を逆にして挿すこともできるようだ。 |
全方向から聞こえる立体的で自然な音を再現する“Dolby Atmos Cinema Sound”を採用し、パワーと奥行きのある音で映画や音楽が楽しめるとしている。
MediaTek製のクアッドコアCPUを搭載。カメラは800万画素。厚さは8.9ミリで、重量は509グラム。現状、この液晶サイズで500グラムを切る製品は5万円を超えるものが多く、価格比を考えると十分薄型で軽い製品と言える。
TAB 2 A8
『TAB 2 A8』はAndroid5.0、8インチ(720×1280ドット)液晶搭載のタブレット。販売は今年の6月に開始予定で、LTE対応モデルが179ドル(約2万1400円)、WiFiモデルが129ドル(約1万5400円)とお手頃な価格で提供される予定。
『TAB 2 A10-70』と同じく“Dolby Atmos Cinema Sound”を採用。データ用と音声用の2つのSIMを搭載可能なデュアルSIMスロットを備える。
MediaTek製のクアッドコアCPU、ストレージは32GBを搭載。カメラは500万画素。厚さは『TAB 2 A10-70』と同じで、重量は360グラム。カラバリはパールホワイト、エボニー、ミッドナイトブルー、ネオンピンクの4色。
日本での発売は未定だが、いずれも従来製品と同じく少なくとも同社の直販サイトでの購入は可能と推測できる。詳細は続報にて。
■関連サイト
レノボ
(2015年3月11日23時7分訂正:記事初出時にIDEAPAD MIIX 300の液晶解像度を1200×1920ドットと表記しましたが、その後メーカーの訂正連絡を受け、768×1366ドットと修正致しました。その後、再び、メーカーから訂正連絡があり、800×1280ドットと再訂正しました。)
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