2015年02月24日19時00分

しょこたんが『ドリドリ』発売で前歯が乾くぐらい熱い思いを語ったインタビュー全文 - 表紙の人

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表紙の人●中川翔子
2/24発売号(2015 3/10号・通巻1018号)

 週刊アスキーには何度も登場していただいている、しょこたんこと中川翔子さん。毎回、インタビューでは熱く語っていただいているのですが、なにぶん誌面は限られており、語っていただいた数%しか載せられませんでした。そこで今回は特別、ウェブ版はインタービューで語っていただいたことすべてを掲載! インタビューで語ったことをすべて掲載するのはなかなかないはず。ありのままのしょこたんの思いを受け止めて、感じてください。かなり長文ですがインタビュー時間は20分強ぐらいです。

1018号中川翔子・表紙の人

――今回のシングル『ドリドリ』が18枚目。

 えー、ビックリしました。18という数字の重み、大きさに衝撃を受けております。どおりで20代が終わるわけですね。でも本当に最高の形で夢が叶いました。芸能界という世界にいること自体、いまだに信じられない部分もあるんですが、(この世界での活動を)イメージする前から、アニメソングを歌う人になりたいという思いが、夢にあったものですから。しかも大好きなポケットモンスターの歴史に刻まれるなんて。

 ポケットモンスターのエンディングを歌うことが決定した瞬間に、「ポケモンの世界で歌えるなんてうれしい」ということはもちろんありますが、それよりもまず、夢とか優しさとか勇気とか、いろんな大切なことをぜひアニソンの歌詞を通じて、未来の地球を担い救う、平成二桁生まれのちびっこたちに届けたいということが、まず前面に出てきたんです。そんなことをまず考えるなんて「私、大人になっている。どうしたんだろう?」と思いました。もちろん、脳の中は、小学5年のサトシぐらいのときと変わってない部分もいっぱいあって。趣味も3歳ぐらいから変わってなかったりもするんですが。歌手活動のおかげで、生きた証しを残せたり、新しい出会いがあったり、初めての気持ちを知ったり、そういった経験値を、いまこそ放出するときなのかもしれません。

 『Brilliant Dream』という1stシングルでデビューしてから、(今回の)『ドリドリ』によって最高の形で夢が叶った20代ラストイヤーのシングル。2015年が歌で始まるというのは、最高にうれしいです。しかも最近、結構ロックな曲が続いていたので、こういうかわいらしい楽曲で、PVではチョコレート風呂に入ったりできたなんて!

 今回の楽曲は、ヒロインのセレナちゃんのイメージソングでもあるんですが、『ドリドリ』というのは、ドリームパワー、夢の力のことです。夢って、夢の持ち主になった瞬間、未来は輝きだすと思うんです。アスキーさんを読んでいて思うんですけど、この宇宙が生まれてから138億年の歴史の中で、人類って地球規模でインターネットとかポケモンとか、そういうことでつながることができて、好きなこと、楽しいこと、おもしろいことがいっぱいあって。人類っていう生命体に生まれたからこそ、興奮したり、妄想したり、楽しんだり、自分の価値観次第でおもしろいことは、いくらでもある世界なので。宇宙の歴史上、いまがいちばん夢を見つけたり叶えたりしやすい、“ドリームフィーバータイム”なんじゃないかと思うわけです。なので、夢って1個じゃなくて、いっぱい持っていていいんじゃなかろうかと。「これがしたい、あれがしたい」とか。

 「生きてれば、会いたい人には会えたりするんですよね」って、ジャッキー・チェンさんにお会いできたとき、すごく思って。でもホントは絶望したこともあって。10代のときって、いろんな憧れはあったんですが、でも「私なんて」とか「どうしよう」とか、そんなことばっかり考えていたんです。そんなとき、心にストレートにいちばん入ってきたのは、アニメソングの歌詞だったんです。大人の人に、「いいことあるんじゃない?」って言われても、「大人は学校へ行かなくていいから、いいよね」みたいに結構ひねていた時期もあったりしたんですが、心の支えになっていたのは、アニメソングのおかげだったなと思っています。

 でも、(今考えれば)その落ち込んでいた時期こそ、いまの栄養になって、いろんなことを吸収したり、熱中したり、好きなことや趣味に、すごく助けられて、いまの人生があるんだと思います。ぜひ、いまポケモンに出会ったちびっこたちに、セレナと同じ『ドリドリ』ダンスしてもらいたいですね。

 この間も、イベントでちびっこに会って、「将来の夢は何ですか?」って聞いたら、「お姫さま」とか「社長さん」とか、いろんな夢があって。「いいな、ちびっこって。ピュアでいいな」と思ったんですけど。これから思春期を経て、いろんな大人になっていって、見る世界とか気持ちが変わっていって、いろんな大変なことがあったりとかするけど、人類の寿命って限られてるし、いま、こんな夢を叶えやすいタイミングの地球に生まれたっていうことは、いっぱいいろんな好きなことをして、いつ死ぬか分からないから、好きなものは食べたいときに食べて、そして太ったら「痩せたい」っていう夢をこしらえればいいんです。毎日10個ぐらい夢ができてもいいと思います。「ホルモン食べたい」って自分が動けば叶えられる夢から、「宇宙へ行きたい」といった、ちょっと無謀と思えるものも、まだ分からないですから。ここ数年でスマホとかできたわけですし。

 もしかしたら、当初とは違った形で叶うかもしれないんです。私もブルース・リーには会えなかったけど、ジャッキー・チェンには会えたわけですから、生きていたら会えたりするって思うことが大切だと思います。

 私はいまのほうが昔より、いっぱい夢が、妄想が広がって、将来は中野ブロードウェイで、アニソンシャンソン純喫茶ゲームカフェをやりたいんです。もちろん猫もいて。だから、まだまだ夢はいっぱい広がるばかりなんですけど、死ぬまでに、いくつ夢を見つけて叶えて、いかに走馬灯を濃くできるかっていうことを目指して、生きていきたいなと思うと、ホントに日々があっという間で。だからぜひ、ちびっこたちに、「いっぱい妄想して、いっぱい夢をこしらえて、叶えまくっちゃっていったらいいんじゃないの?」って言える大人になっていきたいですね。あとはいつか、子孫たちとポケモンバトルするのが夢です。

 ちびっこたちには、いつか大人になったときにアニソンを聴くと、「ああ、懐かしい。見ていた」とか、そういうふうに感じてほしいし、歌詞が「こういうこと言っていたんだ」って、ふと気づく瞬間もあったりすると思うんです。『ドリドリ』でも、そんなふうになるとうれしいですね。例えば、夢の素晴らしさもそうですが、サトシはピカチュウ、セレナはフォッコっていうポケモンがソウルパートナーで、パートナーに出会ったときから、無償で愛をくれるこの存在に、どう恩返ししていけるだろうという、その気持ちもまた、走りだす原動力になるんです。私にとっても、言葉はなくても、みんながいっぱい愛をくれて、それに対して感謝の気持ちをどうやって返していけるだろうって思ったりしています。人によっては、お子さんだったり、旦那さんだったり、恋人だったり、兄弟だったりするかもしれませんが。

 先日マレーシアの奥地でWiFiが入って、ポケモンを交換したんです。日本にいる人と。すごいと思って。子どものころは友達がいなくてケーブルを挿す相手がいないから、なかなか通信できなかったのですが、いまはWiFiでホントに地球の裏側の人とポケモン交換したりできるんです。もちろんインターネットが普段しているからなんですが、あらためてすごいなと思っちゃいました。なので、たとえ言葉の壁とかがあっても、ポケモンが好きっていう気持ちがあったら、初めてでも喋れたりするんです。ライブもそうですが、アニソンの持つ力って、ホントにラブ&ピースだと思うんです。水木一郎さんも、ブラジルで3万人集めてライブを行ない、合間のMCで、普通にオヤジギャグを言っても、ドーンって受けたりして、すごいんです。日本語でみんな大合唱したり。アニソンって、作品とともに古くなるんじゃなくて、輝きを増して思い出が重なるたびに、また愛が深まって、ホントに育っていくものなんです。『ドリドリ』も、ポケモンの歴史の中に寄り添って、ずっと残ってくれるといいなという気持ちと、ホントにちびっこたちも、ぜひ思い出になってほしいなっていう気持ちでいっぱいです。

――今回、作詞を岩里祐穂さんと中川さんが担当。

 うれしかったです。「作詞がやりたいです」ってお願いしたのですが、まさか岩里先生と一緒に書けて、しかも結構私の詞を残してくれていて。「未来のわたしにはどんな色が似合う?」とか「一人よりふたり」とか、「笑顔だって涙だって 明日にデコレーション」とか、「あたらしい『大好き』を追いかけて」などなど。アニメソングで、しかもポケモンで、そしていまの人生のタイミングでということを思うと、すごく言いたいことがいっぱいあって、どうしようって思ったのですが。こうして歌詞になると、特別な意味で、魔法みたいにずっと残って、目に見えないけどずっと残って、そして作品とともに輝いていてくれる。そう思うとすごくうれしいですね。

――『ドリドリ』という言葉は、どこからでてきたんですか?

 これは、ホントはもうちょっと難しく歌っていたんです。しかも、違うタイトルだったのが、録り終わったあとに、なんか、「『ドリドリ』にしちゃったらいいんじゃない?」って、岩里先生が、急にポンとおっしゃって。「それだ!」って。

――お二人で決めたと。

 「『ドリドリ』いいですね」ってなって、最後の30分で、『ドリドリ』で歌い直したんです。タイトルも別なもので、何かもっと、英語表記で難しく歌っていたんですが。「これだ!」ってなってからが、もっとキラキラしていて。絶対『ドリドリ』だったって思います。

――この作詞の過程で、中川さんと岩里さんでつくり出せた言葉なんですね。

 はい。うれしいです。ホントにポジティブで、キャラクター(セレナ)のイメージに合っているし。セレナって、ポケモンのヒロイン史上、初めてサトシとのちょっとラブがあったりするんです。ガーリーでおしゃれして、最初は夢がなかった女の子なんですけど、あることで挫折をして、どうしようかということになって。絶対夢のために頑張るって、夢を心に持った瞬間に決意して、髪を切るんですね。なので、ショートカットになったバージョンのセレナを、ジャケット用に描きおろしていただいたんです。

――そうなんですね。

 はい。強い女の子だなって。もちろん、「将来どうしよう?」とか、いっぱい悩んだと思うんですけど。でも、悩んだときにこそ、好きなことだったり、好きな存在だったりとか、そしてもちろん、パートナー。私は猫が助けてくれたなと思うんですけど、彼女もフォコに出会って、これからの人生の道のりの中で、何がしたいんだっていうのを見つけたんです。10代の悩む思春期のときって、私なんかがそんなこと妄想したら、おこがましいんじゃないかとか、勝手にブレーキかけちゃったり、遠慮したり、ホントは好きなことがあっても、そんな期待とかすると、どうせ打ち砕かれて、より悲しいし、みたいなネガティブが先行していたんです。でも、そのぶん、好きなことをして、落ち込みモードを抑えるために、趣味に没頭していました。だから、栄養になった部分もあります。

 去年、ジョジョ立ちをして興奮しちゃって。そうしたらポーズの拍子に、お尻を骨折してしまって。それでもライブを続けなきゃいけないときは、アドレナリンというか、貪欲汁が出ちゃっていたから骨折しているなんて分からなかったんです。それでも痛いから、これヤバイかなと思ったんですけど、お客様がみんな、サイリウムの光を照らしてくれているのは、時間という寿命を抑えて、サイリウムという命の光で待っていてくれているんだと思ったら、何か、おもしろくなってきちゃって。お尻が痛いって。何でケツなんだろう?とか。ケツ、ピンチって思ったらおもしろくなっちゃって。ピンチとか、悲しかったり、大変なことも、自分の視点とか価値観とか思い方次第で、おもしろくなっちゃうんじゃないかと。だから、セレナもそうですね。一回ちょっとつまずいたけど、だからこそ、もっと強くなりたいっていう気持ちから走りだして、髪を切って、すごく生き生きしていく姿は、すごい素敵だと思うんです。

 私も振り返ったときに、黒歴史だったり呪いのノート書いていたりとかしていた時期もありましたが、それも、猫に、マミタスに出会って、いま死んだら何も残らないし、自分もマミタスも生きた証しを残したいなと思うようになって。もちろん、思考回路は超ネガティブなんですけど、毎日「消えたい」と思っていたころも、せめて書き残すのは好きなこととかうれしいことにしようと思ってブログを続けていたら、ブログに引っ張られて、そこから夢がいっぱい広がって、これが好きだったんだなんて発見したり。11年も続いたんだなって、この間、思ったんです。

――ブログを続けて11年。

 はい。Twitterも楽しいですけど、ブログって、ホントに(ずっと記事が)残るので。やっていて良かったなと思うことが、とっても多かったですし。「この人が好き」とか「会いたい」って思ったら、書いたり発信したりすることは、ホント、誰もができる時代になったので、まさしくホントに、ドリームフィーバータイムというか、夢が叶いやすい時期をいま過ごしているんです。「宇宙で死ぬ」っていう夢も叶うかもしれないし。夢っていいますか(笑)、木星の大赤斑に突っ込みながら死にたいっていうのは、(以前)科学の人に無理って言われたんですけど、分からないじゃないですか。あるかもしれない。

――いまは火星まで行こうとしてますからね。

 そう。有人飛行で火星に移住する人、いっぱい応募が来たんですよね。

――5月でレベル30ですけど、女性の平均寿命考えるとまだまだ先は長いですよね。

 まだありますが、あっという間だと思うんです。およそ3分の1が睡眠に費やされ、そして、いろんな危険もありますから、この世の中。だから、いつ死ぬか分かんないと思って。夢はいっぱいこさえて、いっぱい好きなことを、まだまだ見つけていきたいなと思うんですが……。ちょっとお寿司食べるとき、どうしても中トロを最後に残しちゃうんです。早く、先に食べたほうがいいんだよ、と思ってはいるんですが。

――何か、視点が大きくなったり、ちっちゃくなったり(笑)。

 焦っているんです、アラサーなんで。だから好きなこと、今回は『ドリドリ』のことがホントうれしくて。『ドリドリ』について思いを語ると、小さいころのことから走馬灯の話にまでなっちゃって。ホントに早口が加速して、前歯が乾いてくるんです。うれしくて。

――振り付けもそうだし、ジャケットもそうだし、ネイルとかすべてがかわいらしい。

 楽しかったです。アニメを見たときに、すごく感動して。セレナがおしゃれして、リボンをつけて踊って。そして、いまは夢オチっというエンディングもすごいかわいかったんですが。夢って、ホントに、願った瞬間から変わるから、すごく素敵で。(ジャケットで)お菓子を持っていたりするのも、夢とお菓子って似ていて、女子って、やっぱり「太っちゃう、でも食べたい」みたいな、せめぎ合いのまま生きているんです。でも、ホント、明日死ぬかもしれないんだから、いま食べたいと思ったら食べるべきだし、また痩せるっていう夢をこさえればいいじゃんっていうふうに思うと、楽しいなと思って。いっぱい、PVとか撮りながら、ジャケット撮りながら、食べまくっていました。チョコレート、こぼしちゃったけど。

――PVでは食べてる映像もありましたね。あれだけあったら結構食べましたか?

 踊ってる合間にあったら食べるぐらい食べまくっていたんですけど、たまに、ホントにそっくりな食品サンプルがあって。ボンドでつくった生クリームがあって。「うぇ!」ってなって、撮影がストップになったり(笑)。

――全部が本物じゃないんですね。

 そうなんです。まれにそっくりなやつが。むしろ、おいしそうなやつが偽物だったり(笑)。あと、初めてPV用に、ダンサーさんオーディションやらせていただいたんです。審査の場面に一緒にいるのは初めてだったんですが、いろんな女の子が『ドリドリ』を踊ってくれて、いろんな夢を教えてくれました。その中でひとり、16歳の女の子がいて。まず、見た目が16歳にデビューしたときの自分にすごく似ていて。雰囲気も、何か、かわいらしいんだけど、斜め下を向いていて。16歳なのに「夢はあったのですが、やっぱりなかなかうまくいかないこともあり、これを最後に学業に専念しようと思うので、一生懸命踊ります」って話したんですよ。

 「何をおっしゃる!」ってビックリしちゃって。16歳って、勇者が目覚める朝であり、これからもう、100個でも夢は叶えられる。会いたい人に会えるし、生きていたら何でもできるじゃないか、って。むしろ、これから探すわけですよね。でも、まさに、16歳のときの自分を思うと、激しく同意って感じだったんですよね。もう、将来も分かんないし、怖いし、もう16歳だし、とか思っていたときもあったわけですから。ただ、こうして「ちょっと待った!」と言える大人に自分が成長しているかと思うと、すごく不思議で。

 その女の子が、実際、本番のときに、おめかししてくれて、踊ってくれて。何か吹っ切れたみたいに、すごくキラキラ踊ってくれたんです。だから、これから先、またいろんなことがあったりするかもしれないけど、全部しんどかったこともスパイスにして、ここからだったなっていい思い出になってほしいなと思いますね。

――5月にレベル30になるわけですが夢は何ですか?

 どうしましょう。脳が小学5年くらいで止まってる部分と、やっぱりちびっこたちに伝えたいという落ち着いた部分と、どっちも出てきておもしろいなと思っていて。ホントに30代の皆さんが言うように、「どんどんおもしろくなってくるよ」という言葉の意味が、じわじわ見えてきたような気がしています。もちろん、ライブでお尻の骨が折れたあと、それで張り切り過ぎて、今度はノドを壊してしまったりと、あちこち体がもうボロが出てきたりしているとは思いますが。でも、夢が増えていく速度とか量は、どんどん増えているし。それこそ、去年のライブでも未来の夢として、「いつかシャンソン歌手になりたい」ということがあり、それで先駆けて『愛の讃歌』を、まだ早いと思うんですが、歌わせていただいたり。今年はまた違った形で、『30だお!全員集合!!』というタイトルでバースデーライブをやらせていただきますが、まだちょっと、自分の意識がまだ追いついてないんですが、ここからが楽しいという言葉を信じて頑張りたいですし、やっぱり、ホントに早く、とっとと子孫をこさえたいなと思います!

――(笑)。

 孫たちと、ポケモンバトルしたり、純喫茶マミタスを中野ブロードウェイに開いて、シャンソンを歌って、アニソンを歌って……。

 先日、大好きな水木一郎さんと一緒にお食事して、アニキはアニソン登山部というのをつくっていて。ホント活発に、山に登っては、「Z!」と叫ぶということをやっているそうなんです。そして、ナチュラルに「俺って、いまが一番いいんだよな」っておっしゃるんですよ。すごいカッコいいと思って。歌を歌うときも、普通なら(年齢的に声が出づらくなって)キーを下げる方もいらっしゃると思いますが、むしろ上げていったり。風邪もひかないし。小林幸子さんもそうでした。お忙しい中でも、新しいことを楽しむ心。コミケに出たり『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』を『さちさちにしてあげる♪』にしたり。50年のキャリアで、一度も病気でお仕事を休まれたことがないそうで、ビックリしたんですが、風邪などひく前に病院へ行って検査をしまくり、未病っていうことを趣味にしているっておっしゃってました。「未病」、カッコいいと。尻折っている場合じゃないなと思いました。

――すごいですね(笑)。

 だから、健康で素敵な女性を目指して……。ホント早口が加速してきて、でも落ち着きました。
 アニキは最先端のゲームを5個ぐらい、いま同時にやっているそうで、私はまだ(ゲーム機の箱を)開けてすらいなくてなくて、これはいかんなと思って。新しいものを楽しんで、新しい大好きをいっぱい重ねて、好きなことも追いかけて、そんな「楽しそうな大人だな」って、ちびっこが思える大人になりたいですね。だからこそ、アニソンを歌ったときに説得力というか、しっくり感が出るんじゃないかなと思うんです。ネガティブだったのも、いい人生のスパイスかなって思えるようになりました。

――いくつぐらいまでネガティブだったんですか?

 全然いまでもネガティブなんですけど、逆にそれをおもしろがれるようになってきちゃったんですよね、最近。だから、そういう意味では、10代が一番ネガティブだったと思いますが、そのこともいま振り返るとおもしろく感じるので。それこそ、10代のときに落ち込んでいた自分が、『ドリドリ』という曲とか歌詞とかを見たら、ものすごくうれしかったり、ワッて(心に)染みたりするんじゃないかな、という歌詞にしたいなと思って書きました。

 最近は、スマホに漫画も映画もアニメも、まるごと持ち歩けて、本も。ゲームもいつでもやれて。ポケモンも交換して、どこでもできて。何かもう、ホントに生きるのが楽しくてしょうがないです。ただ、全部インドアで済んじゃうことなので、それこそ、富士山登山して、富士山でアニキは「Z!」と叫んでるので、私、なんて叫ぼうかな。

――アウトドアに挑戦すると。

 それを目指します。レベル30記念にやりたいこと。

――富士山登山は、いいですね。何て叫ぶんでしょう?

 でも、なめてかかったらいけないし、なにを叫ぶか決めておかないといけないですね。富士山マニアの人と知り合いになったので、連れていってもらおうと思って。

――富士山は登ったことがない?

 ないですし、登山、大嫌いだったんですよ。去年、スリランカで登山したときに、もう嫌過ぎて、号泣しちゃって。しかも、雨女が発動して、土砂降りで。登ったのに、雲で何も見えなくて「え!」と思ったんですけど、振り返ってみたら、登山できたんですよね。なのでいまは、アニキだったり、その富士山マニアの女性の方だったり、なんで過酷なことをして、すごい気持ち良さそうに、楽しそうにするのかなと思ったらやっぱりおもしろくなってきちゃって。好きなものに対して語っている人って、ホントにキラキラしているし、言葉になにか宿っていて、滝のように、魔法のように、言葉が出てくるのが、すごいおもしろいんです。だから、好きなものは好き、好きなものだけで忙しいって決めてかかっていたけれど、興味のないことから新しい大好きを見つけたいというのが目標です。最近は、御朱印集めとか、新しいことを始めていこうかと。

――御朱印集めはアウトドアに向いていますね。

 御朱印。やっと日光を浴びられる趣味です。素早いオタクを目指します!

1018号中川翔子・表紙の人

テレビアニメ『ポケットモンスターXY』エンディングテーマ
NEWシングル『ドリドリ』

1018号中川翔子・表紙の人

好評発売中
【CD+DVD】初回生産限定盤 1700円(『ドリドリ』MV+メイキング映像+ドリドリ振付映像)
【CD】通常盤 1300円
【CD+DVD】ポケモンジャケット盤 1700円(『ドリドリ』MV+ポケモンEDノンクレジット映像)

■プロフィール

1018号中川翔子・表紙の人

1985年5月5日生まれ、東京都出身、A型。歌にMCにアーティストにと、マルチに活動中。2月18日発売『ドリドリ』に続いて、4月29日には、でんぱ組.incとのコラボユニット“しょこたん❤でんぱ組”(しょこたんだいすきでんぱぐみ)として新曲『パンチ ライン!』を発売予定。バースデイライブ『中川翔子 超☆貪欲生誕祭 30だお!全員集合!!』が5月4日、5日に舞浜アンフィシアターで開催。

フォトグラファー 井ノ元浩二
ヘアメイク 灯(ルースター)
スタイリスト 
宮崎真純(likkle more)
アートディレクション 佐藤英人
キャスティング 松浦健一

■関連サイト
中川翔子オフィシャルブログ
中川翔子オフィシャルサイト

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