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サービスが開始した『ドコモ光』のおトクな料金の仕組みと特徴をおさらいしてみた[PR]

2015年03月11日 10時00分更新

 1月に詳細が発表されたNTTの光卸(おろし)を利用したドコモの光回線サービス“ドコモ光”。すでに公式ページやさまざまな解説記事を目にした方は多いと思いますが、3月1日からサービス開始となったので、改めて、ドコモ光にするメリットは何か?整理してみたいと思います。

ドコモ光
↑ドコモ光について解説した、同社の加藤社長。すでに事前申し込みは開始。

●ドコモ光は光回線+ISP+モバイルをいっしょにしておトク

ドコモ光

 ドコモ光は、家のネット料金(光回線の利用料金)とプロバイダー(ISP)料金をまとめたもの。そして、さらにそこにドコモに支払うスマホなどのモバイル端末向けの料金をあわせることで“ドコモ光パック”として提供されます。

ドコモ光

 まず、ドコモ光の料金は、利用したい(現在利用している)ISPによって決まります。フレッツ光に対応しているISPの全てに対応しており、大きくわけて“タイプA”対応ISP、“タイプB”対応ISP、そのほかのISPです。タイプAとタイプBはISP料金込みの価格となりおトク。ちなみに、タイプAのほうがBより200円安いです。そのほかのフレッツ光対応ISPの場合は、ドコモ光の料金のほかにISP料金が発生します。

ドコモ光
↑対応ISPであれば、ISP料金込みの価格となり安くなる。なお、タイプBは2015年6月からの開始となるが、事前受付中。ほかのISPについも順次拡大していく予定です。

 次に、モバイルも加えて“ドコモ光パック”にすると、月々のモバイルの利用パケット量によって割り引き額が変動します。カンタンに言えば、「より大きなパケットパックを契約しているほど、割り引き額が多い」ということです。たとえば、家族で現在“シェアパック15GB”を契約しているとすると、光回線とセットにするだけで月1800円おトクになります。

ドコモ光
↑マンション住まいでタイプAのISPと契約している場合の割り引き額。上記はすべてドコモの新料金プランのものですが、旧料金プラン利用者の場合は、8月31日までに契約すれば月500円引きとなります。

 家族で光回線もスマホもひとつにまとめることで、支払総額が安くなるのはもちろんですが、通話は“カケホーダイ”で定額なので、光電話に加入する必要はなし。ドコモなら、ひかり電話の契約を割り引きの必須条件にしていないので、そのぶんコストを抑えることができますね。高速な光回線のメリットを考えると選択肢のひとつとして検討するのもアリ。

 ここで具体的な事例で計算してみましょう。

 例えば、マンション住まいの家族4人でスマホ4台を使用している場合。月々の通信費は“スマホの維持費(4人ぶん)”+“自宅のネット回線の維持費”となります。自宅のネット回線の維持費の内訳は“光回線の使用料”+“ISP料金”です。父と母、長女(27歳)の3人はドコモのスマホ、長男(26歳)はauのスマホを利用中だとして、家では月額900円の固定回線のISP(タイプA対象)と契約。父親はドコモとの契約年数が10年以上に達しているとします。この条件で算出した利用料金は、以下のようになります。

■ドコモ光 契約前
【ドコモ】カケホーダイプラン×3 8100円
【ドコモ】spモード×3 900円
【ドコモ】シェアパック15 1万2500円
【ドコモ】シェアオプション×2 1000円
【ドコモ】ずっとドコモ割 -800円
【au】電話カケ放題プラン(V)(誰でも割に加入後) 2700円
【au】データ定額5(V) 5000円
【au】LTE NET 300円
フレッツ光 3750円
ISP料金 900円
合計 3万4350円

 そして、長男がドコモにMNP転入し、家族でまとめてドコモ光を契約した場合は以下のようになります。ここで注目したいのは、支払いがドコモに1本化されたことで月額料金が把握しやすくなったことと、自宅のネットとモバイル、そして家族でキャリアをまとめることで支払い総額が安くなったこと。これが“ドコモ光”のメリットだと言えます。

■ドコモ光 契約後
カケホーダイプラン×4 1万800円
spモード×4 1200円
シェアオプション×3 1500円
光シェアパック20 1万7600円
ずっとドコモ割 ―1000円
光★スマホ割 ―1350円(最大12ヵ月間)
合計 2万8750円(13ヵ月目以降、3万100円)

※別途初期費用として、契約事務手数料3000円が発生します。最大速度の変更などにより、工事料が発生する場合があります。

 もうひとつ、マンションにひとり暮らしをしている場合を考えてみます。現在その人はドコモのスマホを利用していて、固定回線は契約していません。新規でドコモ光を引くと月額の利用料金はどう変わるでしょうか。算出結果は以下のとおり。

■ドコモ光 契約前
カケホーダイプラン 2700円
spモード 300円
データLパック(8GB) 6700円
合計 9700円

 従来は、家でもスマホのテザリングを利用することもあったため、大容量の“データLパック”の契約が必要でしたが、家に光回線(タイプA対応ISPと契約)をひいた後はWiFiを利用できるため、パケットパックは月2GBのデータSパックで足りるようになったとします。その場合、月額料金は以下のとおり。

■ドコモ光 契約後
カケホーダイプラン 2700円
spモード 300円
光データSパック(2GB) 7500円
ドコモ光期間限定割引 -500円(最大12ヵ月間)
合計 9500円(13ヵ月目から1万円)

※別途、初期費用として契約事務手数料3000円と工事料が発生します。

 ここまでは料金形態の仕組みを解説しました。具体的な料金はドコモ公式ページでシミュレーションできるようになっているので、ぜひ試してみてください。

ドコモ光
↑ドコモ公式サイトの『カケホーダイ&パケあえる・ドコモ光 かんたんシミュレーション』。家族の場合もひとり暮らしの場合も、どちらにも対応しています。

●割り引きは“永年”有効

 さて、ドコモ光の特徴として、まず挙げたいのが上記の割り引きは契約が有効な限り“永年度同額”だということです。他社の光セットプランの場合、事業者によって3年目以降割り引き額が減少するような例もありますが、家族の中でドコモの契約が長期間の人間がひとりでもいれば割り引きがずっと続きます。

 さらに、ドコモの長期契約者向け割り引きサービス“ずっとドコモ割”も適用できるので、使い続けるほど割り引き額は上がっていく計算になります。

ドコモ光
↑ずっとドコモ割の割り引き額。5年以上、8年以上、10年以上、15年以上のタイミングで割り引き額が増加。最大2000円割り引き。
ドコモ光
↑ちなみに、契約の年数の少ないだろう25歳以上の方は、無条件で500円引きになる“U25応援割”も同時適用可能。しかも、月々の利用パケットも+1GB。

●“フレッツ光”契約者であれば、カンタンに導入可能

ドコモ光

 ドコモ光の導入のしやすさも魅力のひとつ。新規契約はもちろん可能ですし、現在“光フレッツ”の回線を使っている人は、現在利用している回線をカンタンに転用可能です。

 また、ISP提供のメールアドレスやNTT東西が提供しているオプションについても、一部を除きそのまま利用できるのも、非常に嬉しいポイント。

ドコモ光
↑NTT東西の提供サービスは一部を除き、継続利用できる。

 以上、ドコモ光の主要ポイントを解説しました。現在、フレッツ光回線とドコモのユーザーならば、ほとんどの方がオトクになるのはもちろんですが、モバイルと光回線、そしてISP、今までは別々なところに問い合わせる必要のあったいろいろな手続きが、ドコモに一本化できる、という便利な特徴もあります。

 インターネットに関わる料金を抑えたい、カンタンにしたいという方はぜひ検討してみてください。

(提供:NTTドコモ)

(本記事の価格はすべて税抜き表示になります)

●関連サイト
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