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ワンフェス2015冬レポート 美女? 美少女フィギュア? そんなものは知らん

2015年02月09日 22時00分更新

 2015年2月8日に開催されたワンダーフェスティバル2015[冬]。美少女系に目がいきがちだが、非モテ系のおっさんには縁がない美少女以外にも熱いモノが多い。美少女フィギュアは、いつものようにASCII.jpがいっぱい掲載するだろうということで、筆者が胸キュンした美少女フィギュア以外をチェックしてきた。

 「メカニカルミュータント」という生物と機械を組み合わせた造形物を展示していたSHOVEL HEAD。メカメカしいわりに、ユーモラスな雰囲気もあれば、純粋に怖いと感じるものもあるなど、ステキなものばかり。筆者的にはアリジゴクの構造がツボだった。
 

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アリジゴク
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バッタさんもメカメカしい
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プンプクチャガマ
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とてもダライアス的で大変よろしい


 NOZOMU SHIBATA氏のメタルクラフト。金属板を叩いて立体物を生み出す“鍛金”を中心としている。元は金属板と思えない仕上がりのインパクトは強烈。ダイナミックなようで繊細な判断が必要とのことで、丸み部分の処理方法などの質問に答える姿も見られた。にしても、なんだ、かっこいい。

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タコさんは潜水艦ふうになっている
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後部は取り外し可能で、内部にもギミックが
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カマキリさん。細い部分がステキ


 Kamaty Moon。だいたいの男児がまずいちどはハマり、そのうちの何割かがズブズブと沈んでいくスチームパンクな造形物中心のディーラーだ。筆者のお気に入りなので紹介する。

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カエル型メカに搭乗しているカエル
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一定の世界観に基づいているようで、登場人物っぽい作品も展示されていた
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このペンギンがかわいい


 週アスPLUSにおいては、左手デバイスを自作する漫画家として知名度がやたらと高い颯田直斗先生もディーラーとして参加していた。出し物はもちろん、左手デバイスだ。『VAIO Prototype Tabletを漫画家・颯田直斗先生が抜き打ちペン入れテスト!』に登場した左手デバイスから2世代進化しており、より完成度が高まっていた。そろそろ大江戸スタートアップが目を付けてもいいんじゃあないだろうか。あとアスキーストアで販売するとか。

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左手デバイス「須佐之男」
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颯田直斗先生「キーアサインを左手デバイス側に記録するが可能になりました。さらに!Windowsだけでなく、MacとLinuxもオーケーになりました!!」
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颯田直斗先生「USB端子の基板を扱ってる業者を見つけたので、その辺のUSB機器を分解しなくてもよくなりました!」
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超小型キーホード基板も。好きに改造していいもいいそうだ
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颯田先生の名刺が基板になっていた。写真は改造した基板名刺で左手デバイスとして機能するもの。次なる左手デバイスのビジョンも詰まってるらしい


 メカとハード続きだが、次はマイナー作品の造形物だ。ときどきだが、そういった作品の造形物に出会えるのもワンフェスの魅力だ。ものすごく胸キュンだったのが『国民クイズ』のK井K一。前世紀の漫画だが、いま読むとだいぶアリな内容であり、個人的に未来すぎた漫画認定をしている。村越隊長はいろいろ問題がありそうだが、M田A子だとかD門E吉も期待したい。あと、原子力空母「大原麗子」とミサイル艦「島倉千代子」も。

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造形三家屋にあったK井K一
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並列して展示されていたHex。シミュレーションゲームのアレである
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走行させることも可能なオリジナル作品も


 グッズ系でユニークだったのは、『エウレカセブン』に登場したコンパク・ドライブで、ディーラーはa-works。劇中と同じく据え置き型と手持ちタイプのふたつが展示されていた。据え置き型はUSB電源で点灯し、手持ちタイプはKING BLADEと互換をもたせている。

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コンパク・ドライブ
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手持ちタイプ
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KING BLADEの先端部を交換し、そこに外装を取り付けると完成。ライブ会場にもっていってほしいそうだ


 さて企業ブースも見てみよう。コスプレ取材もあり、時間制限があったので何も考えずに「まずだいたい骨太なメカを出している」千値練ブースを見たところ、完全合体変形する『ダンクーガ』があったので、ご満悦だった。また『RE:EDIT アイアンマン ブリーディングエッジアーマー』をはじめとして、もりもりと動かせて遊べそうなものも多かった。

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ULTRAMAN。これもモリモリ動きそうである
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ガイキング・ザ・ナイト
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超獣機神ダンクーガ


 といった感じにひどく偏ったワンフェスレポートをお届けした。以下ではさらに気になったものを列挙している。ツボに入るものがあれば幸いだ。

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ディーラー「METAL BOX」。ジャイアントロボはいつ見てもステキ
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ディーラー「METAL BOX」。みんな大好き十傑集。十傑集走りバージョンも期待したいところ
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ディーラー「North.9」。精巧に作られたバカボンドの宮本武蔵
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ディーラー「蘇生工房3ON」。ヴィラ星人ってこんな怖かったかなぁとおもいつつ、地味にトラウマ怪獣である
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ディーラー「蘇生工房3ON」。だいぶ注目を集めていた女型の巨人の胸像
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ディーラー「蘇生工房3ON」。こちらも人気だった超大型巨人の胸像
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ディーラー「Ravens’Nest」
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ディーラー「Ravens’Nest」。ホワイト・グリント
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ディーラー「Ravens’Nest」。こういう重いのは大好物
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企業ブース「MegaHouse」。新世紀GPXサイバーフォーミュラのTVシリーズが2015年の設定であり、そろそろアスラーダが走っていてもいい頃合いのハズなのだが……自動車メーカー各社にはがんばっていただきたい。あとアスラーダボイスのナビをはよ!

■関連サイト
ワンダーフェスティバル

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