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Macのスリープを指紋でパッと解除できるiPhoneアプリに惚れた!

2015年02月17日 12時00分更新

MacID

MacID for iOS
バージョン:1
App Store価格:400円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 Macのスリープ解除時などに求められるパスワードを、iPhoneの指紋センサーで入力できたら……。そんな希望をかなえてくれるのが『MacID for iOS』だ!

iPhoneの指紋センサーをMacで利用
MacID

 MacIDは、iPhoneの指紋センサーに触れることで、Macのスリープ解除時などに求められるパスワードを入力できるアプリ。

ロック解除などに利用できる
MacID

 Macのログインには使えないけど、Macのスリープ解除のほか、スクリーンセーバや設定変更時などに必要なロックの解除ができる。

MacIDでできること
・Macのスリープ解除
・スクリーンセーバ解除
・設定変更などのロック解除
MacIDでできないこと
・Macへのログイン

このプッシュ通知から指紋認証を行なえばオーケー
MacID

 『FingerKey』(100円)や『KeyTouch』(200円)といった競合アプリよりもMacIDが優れているのは、さまざまな面での速さ。Macのスリープを解除する手間数を比較してみたところ、競合アプリは最大7アクションかかったけど、MacIDは約半分の4アクションで済んだ!

Macのスリープ解除方法
Macで任意のキーを叩くなどし、画面を点灯させる

iPhoneにプッシュ通知が届くので、左にスライドする

右端の“Authorise”をタップする

指紋を登録した指でiPhoneのホームボタンを押す

Macのスリープを解除できる

 そもそも競合アプリは、iPhoneの画面ロックを解除し、さらにアプリの画面を表示する必要がある。けどMacIDはそうした操作が一切不要。通知センターとホームボタンのみでMacのスリープを解除できるので、速いというかラクチンというか実用的なんだよね。

画面がついている状態なら通知領域を下に降ろしてタップするだけ
MacID

 iPhoneの画面ロックが解除された状態なら、プッシュ通知を下にスライドし、Authoriseをタップするだけ。iPhoneのホームボタンを押す必要すらなく、さらに速い。競合アプリと異なり、Macのスリープ解除時に待たされず、複数のMacで利用する場合に、スリープを解除しようとしているMacを一覧から探さずに済むのも使いやすい。

iPhoneでMacとデータ通信するのを許可
MacID
Mac側ではiPhoneの名前を入力
MacID

 英語表記のアプリだけど、使いかたはカンタン。iPhoneアプリとMacアプリ(無料)をインストールした後、iPhoneアプリを開き“OK”をタップ。MacアプリでiPhoneの名前を選択して“CONTINUE”。最後にMacのパスワードを入力し“FINISH”をクリックすれば設定は完了。

“Auto-lock~”を選択で離席時の自動スリープ
MacID

 Macのスリープなどを“解除”できるだけじゃない! 手動または自動でMacをすばやくスリープにできる! とくに安心なのが離席時の自動スリープ。iPhoneを持ったままMacから4~5メートル離れると、Macが自動でスリープするよ。残念ながらMacとの距離は変更できないけど、設定方法はMacのメニューバーから“Auto-lock when away from Mac”を選択するだけとカンタン。筆者のようにMacのスリープをよく忘れる人は試そう。

 ひとつ注意があるとすれば、iPhoneとMacの双方でつねにMacIDを起動しておくこと。別アプリに切り替えたり、iPhoneの画面を消灯してもかまわないけど、MacIDは完全に終了させないようにね!

MacID for iOS
App Store価格:400円
(価格は記事掲載時点のものです)
作者:Kane Cheshire

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