2015年02月03日20時00分

Ingress超えるヒット作、登場の予感! 女子も胸ときめく最新AR&VRゲーム、初体験は「かなりリアル」

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 「けっこう疲れますね、エネルギー波撃つのも……」

 IT企業に勤める30台の男性が、息を整えながらそう話したのは先週金曜日の話。週刊アスキー「大江戸スタートアップ」プロジェクトが開催した開発者向けセミナー「VRゲーム進化論」だ。

 (ちなみに次回セミナー「なぜ無名の製品がネットで飛ぶように売れるのか?」は2月20日開催。そっちもよろしく!)

 彼を格闘ゲームの主人公にしたのはデイジーの「ナリキリショウダウン」。マイクロソフトのゲームコントローラー・キネクトで体の動きを認識し、自動車をメメタアァァァと破壊するゲームだ。

リハビリに使える必殺技

 デイジーはもともとコンテンツ系の制作会社。昨年7月にパリで開催された『ジャパンEXPO』で、外国人のみなさんを楽しませるためUnity環境で開発した展示物が「ナリキリ」だ。

 ポーズで必殺技が発動するため、ダンスゲームのように運動になる。真剣にやれば汗もかく。健康系の展示会にフィットネス部門で出展予定、将来はなんと介護福祉に応用したいらしい。

 「例えば車椅子でも使えるので、リハビリに使える。もう少しゲームの内容をマイルドにする必要はある」(デイジー担当者)

 将来、父親が目からビームを出しているのかと思うと胸が熱くなる。実際にやってみると、足を上げたり体を使うし、気持ちの良い疲れがあった。まずはスポーツジムに入れてほしいな。

「かめはめ波」をオリンピック競技に

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 デイジーの隣で、小学生男子がマネしそうな構えをとっていたのはメリープ(meleap)の福田浩士社長(写真)。

 「子供の頃から『かめはめ波』を撃ちたいと思っていた。どうやって撃とうかと思って起業を決意した」(福田社長)

 よく分からないが、メリープが開発しているゲームはその名も「HADO」。スマートフォンをゴーグルのように目の前に装着し、ポーズをとって波動を撃つというARスポーツゲームだ。

 福田社長はHADOを「テクノスポーツ」と呼び、2020年の東京五輪までに普及したいと考えている。あわよくば「テクリンピック」(テクノスポーツ五輪)を同時開催したいそうだ。

女性は「オキュラス旅行」で癒されたい

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 会場の奥で人だかりを作っていたのはVRのトップランナー・オキュラスリフト。初めてオキュラスを使ったという女性は「ジェットコースターがかなりリアルで酔いました」と笑っていた。

 (この「3D酔い」なかなか業が深く、映像の解像度が上がるほどギャップが目立ち、酔いやすくなってしまうそうだ)

 男子がオキュラスに求めるものは、会場に展示されていた『プレイガールズ』というゲームを見ると分かりやすい。直球だ。なら、女子がオキュラスで欲しいものはなんだろう?

 「疲れた体を癒してくれるものがほしい。空間だけでも癒される。日常では行けないところに連れていってほしい」(女性)

 なるほど、女性はやっぱり旅行をするとか、心をゆったり開放できる環境が欲しいってわけ。銃を撃ったり、「あらいいですね~」な男子とはちょっと違う嗜好があるようだ。

最期のときをVR空間で迎える未来

 フェイスブックが買収したオキュラスVRに、グーグルのグーグルグラス(ちょっと最近前途が怪しくなってきたけど)、そしてマイクロソフトが発表したホロレンズなど、いま、時代が一気にVR、ARに傾き始めている。

 VRはゲーム、そしてARはスマートフォンの可能性を大きく広げる存在だ。グーグルが開発した「Ingress」は位置情報を使ったARゲームの先駆者だ。現実とインターネットの隔たりをなくすための発明とも言えるんじゃないかな。

 会場の女性がオキュラスを見て、「入院してるとき、最期に行きたいところに行けるのもいいかも」と話していたのが印象的だった。仮想世界で最期を迎えるのも21世紀的で悪くない……かな?

写真:編集部

■関連サイト
Oculus
meleap
Daisy
PANORA.tokyo

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