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LINE、今年こそ上場はあるか?通期売上863億円でゲーム・海外展開好調

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 いちばん稼いだのはブラウンかな、それともコニー?

 LINEが29日に2014年通期業績を発表。通期売上は863億円で2013年の404億円から114%増、うちLINE事業単独では774億円で前年通期比126%増。livedoorやNAVERまとめなどLINE以外の売上は89億円だった。

 LINEの2014年10~12月期は261億円で前年同期比78%増、LINE事業単体の同期売上高は236億円で同84%増。

 なおLINEは2012年から2013年、22億円から122億円へ450%の勢いで売上を伸ばしたと発表していた。今年度の伸び率が下がったように見えるが、これは会計基準が変わったためとのこと。

 LINE事業の売上構成はゲーム課金が約60%、スタンプ課金が約15%(クリエイターズスタンプを含む)、その他が約25%で企業の公式アカウントやスポンサースタンプなど。単純に言えばLINEがゲームの集客装置になっている形だ。

 好調要因はグローバル展開が堅調に推移したためだとか。インドや南米など新規市場の開拓も進んでおり、ユーザベースの拡大とともに事業規模が伸びた形。

 LINEの月間アクティブユーザー数は約1億8100万人。うち日本・タイ・台湾の3ヵ国で約9200万人。トルコなど13ヵ国で1000万人を超える月間アクティブユーザーを獲得しているという。

 昨年LINEは上場が噂されていたが、親会社の韓国ネイバーが否定した。LINEは上場を「引き続き検討中」で、ステータスに変化はないという。上場したらすぐ買いたいって人たくさんいると思うんだけどなあ。

■関連サイト
LINE 2014年通期業績についてのお知らせ

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