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スマートニュースがアメリカでも絶好調 MAU100万人、新機能こっそり追加

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 ニュースアプリのスマートニュース(SmartNews)が、米国版をスタートしたのは昨年10月2日。あれからわずか3ヵ月で月間アクティブ利用者数100万人を突破したそうだ。

 「昨年後半からダウンロード獲得ペースが伸びた。米国のアップストアでニュース部門では第1位、アプリ全体でもかなり高いところに入っている。新規獲得が好調に推移し、月間アクティブ利用にもつながった」(同社広報)

TIMEなど人気メディアがヒット要因

 要因はパブリッシャーとの関係が築けて、TIME誌のような人気メディアが参加したためという。米国は読者の嗜好がハッキリしており、ニュースアプリのランキングも伝統的なメディアのアプリが上位を占めている。

 「(スマートニュースで)リベラルなメディアだけではなく、両方の意見が見られるのはジャーナリズムとしても重要」

 とはいえ「正直、獲得ペースが上がったのが最近。年末くらいから上がってるのがどこまで続くのか読みづらい」とも話しており、今回の100万人という数字も1つの「通過点」と話している。

こっそりローカルチャンネル機能を追加

 なお、スマートニュースでは現地時間22日、米国限定で新機能「ローカルチャンネル」を追加している。ロサンゼルスやニューヨークといった米国各地に紐ついたニュースを配信するものだ。主要12都市を対象にしている。

 米国では同じ国といっても、タイムゾーンが違えば読まれる記事が変わってくる。ただローカル新聞を配信するのではなく、どの地域の人にどんな記事が読まれるのかを判定して読んでもらえるようにしているという。

 スマートニュースではもともとソーシャルメディアでの盛り上がりから記事を配信するアルゴリズムを開発、使用してきた。最近はそこにスマートニュースユーザーの行動データを追加しており、ローカルチャンネルにもアルゴリズムが活かされている。

 今後はアクティブユーザーの多さを武器に、より強力なパートナーメディアの開拓を進めていきたいとしている。

1月23日追記 初出時、対応都市などについて誤りがありました。読者の皆様、ならびに関係者各位にお詫びして訂正致します)

■関連サイト
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