先日のCES2015で発表となったソニーのハンディカム新機種である、“4K×空間光学手ブレ補正”搭載モデルが日本でも正式に発表となった。もちろんプロジェクターも備え、まごうことなき最強ハンディカムだ。
ハンディカム FDR-AXP35
●予想実売価格 15万6600円前後
●2月20日発売予定
1/2.3型Exmor R CMOSセンサーを搭載し、3840×2160ドットの4K動画撮影に対応したハンディカム。空間手ブレ補正にEVF、3インチ(約92万ドット)の液晶と輝度50ルーメンの内蔵プロジェクター、広角29.8ミリからの光学10倍ズームを備える。
ボディーは同社が2014年3月に発売した4K対応ハンディカム『FDR-AX100』の790グラムから、625グラムへと約20%軽量化。体積は約30%も小型化している。価格もAX100では20万円前後だったが、15万円台と大きくプライスダウンを図り、子どもの成長記録などを主に撮るファミリー層を狙った製品となる。
ターゲットがファミリー層と言えど機能強化にぬかりはなく、顔認識を搭載した前モデルから、新モデルでは顔とカラダ全体を追尾する“ロックオンAF”に進化。さらに4K/100Mbps記録が可能になった。
カラバリはブラックとブロンズブラウンの落ち着いた2色がラインアップ。USTREAMのライブストリーミング配信に対応し、さらに複数台によるマルチカメラコントロールも可能。また、ハンディカム本体で他の機器の操作が可能になるなど、ネットワークを利用した新機能も見逃せない。
ちなみに、プロジェクターが省かれたモデルやスタンダードモデルも同時発表している。
ハンディカム FDR-AX30
●予想実売価格 14万400円前後
●2月20日発売予定
FDR-AXP35からプロジェクターを省いた4Kモデル。
●おもなスペック
撮像素子 1/2.3型Exmor R CMOSセンサー
有効画素数(動画時) 829万画素
画像処理エンジン BIONZ X
レンズ 光学10倍ズーム(動画時:29.8~298mm、F1.8-3.4)
EVF 0.24インチ(約155.5万ドット)
液晶 3インチチルト式液晶(約92万ドット)
プロジェクター 最大50ルーメン(FDR-AXP35のみ)
動画記録 XAVC S 4K/30p
サイズ/重量(FDR-AXP35) 75(W)×149.5(D)×78.5(H)mm/約625g(本体のみ)
サイズ/重量(FDR-AX30) 71(W)×133.5(D)×78.5(H)mm/約585g(本体のみ)
ハンディカム PJ670
●予想実売価格 9万1800円前後
●1月22日発売予定
空間光学手ブレ補正を搭載したフルHDスタンダードモデル。『PJ540』の後継機。プロジェクター内蔵モデルで輝度は25ルーメン。カラバリはホワイトとボルドーブラウンの2色。
そしてこちらもプロジェクターを省いたモデルを用意。
ハンディカム CX670
●予想実売価格 8万1000円前後
●1月22日発売予定
『PJ670』とスペックは同等でプロジェクターが省かれたモデル。『CX535』の後継機となる。カラバリはピンクとブラック、ボルドーブラウンとホワイトの4色。
●おもなスペック
撮像素子 1/5.8型Exmor R CMOSセンサー
有効画素数(動画時) 229万画素
画像処理エンジン BIONZ X
レンズ 光学30倍ズーム(動画時:26.8~804mm、F1.8-4)
液晶 3インチチルト式液晶(約46万ドット)
プロジェクター 最大25ルーメン(PJ670のみ)
動画記録 XAVC S HD/60p
サイズ/重量(PJ670) 61.5(W)×121(D)×66.5(H)mm/約325g(本体のみ)
サイズ/重量(CX670) 57.5(W)×121(D)×66.5(H)mm/約305g(本体のみ)
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ソニー ハンディカム
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