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みんなのXperiaが難病治療の手助けに 『Folding@Home』アプリが登場

2015年01月13日 17時30分更新

 ソニーモバイルは手持ちのXperiaの処理性能を米スタンフォード大学の研究に貢献できるようにするアプリ『Folding@Home』を公開しました。ダウンロード無料で、利用にはAndroid4.4以降のXperiaスマホ&タブレットが必要です。

『Folding@Home』

 そもそも“Folding@home”とは、米スタンフォード大学を中心に実施されている分散コンピューティングを利用したプロジェクトの名称。タンパク質の折りたたみ構造を解析を行なっており、成果はがんやアルツハイマーなどの様々な病気の治療に役立てられます。過去にPlayStation3でも参加可能でした(2012年11月で終了)。

『Folding@Home』
↑アプリ実行時は通知領域に実行中の旨が表示される。通話着信やメールの同期など、ほかのアプリや機能が妨げられることはない。

 アプリを入れると演算を開始する時間を指定でき(初期設定では午前0時)、指定時間から6時間の範囲で、充電器に接続された状態で満充電、WiFi接続時のみ処理が有効となります。

『Folding@Home』

 また、アプリ上部にある共有メニューからはFacebookの友だちに本プロジェクトへの参加を呼びかけられます。

『Folding@Home』
↑Facebookでの投稿例。

 手元にAndroid4.4以降のXperia端末がある方は、ぜひ医学の進歩に貢献してみてはいかがでしょうか。

●関連サイト
Folding@home 公式サイト(英文)

Google Playアプリダウンロード

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