週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

見やすい家系図をサクッと作れるiPadアプリに惚れた!

2015年01月09日 12時00分更新

my家系図

『my家系図』
バージョン:1.8
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 数少ない自分の親戚でさえうろ覚えなのに、叔父、叔母、いとこがやたらと多い配偶者の親戚まで覚えるなんてムリ……。頭がパンクしそうになる前に『my家系図』でサクッと整理しよう!

長方形の図式で家系図を作成
my家系図

 my家系図は、右上の“+”で、“人”をあらわす長方形を追加し、家系図を作成、共有できるアプリ。ピンチやドラッグで快適に操作できる“家系”という広大なキャンバスが20枚用意され、最大999名までの情報を追加できる。“背景色”はキャンバスごとに変更可能。

親子や夫婦以外も“補助線”で結べる
my家系図

 ラクチンなのが、親子関係や夫婦関係の定義方法。任意の長方形に別の長方形をドラッグで重ね、メニューの中から関係を選択するだけで親子は実線、夫婦は二重線で結んでくれる。便利なのが汎用的な“補助線”。使いかたは自由だけど、とくに選択メニューにない前妻や前夫、養子などの関係を図示する際に役立つよ。

 各長方形はドラッグで同一キャンバス上の任意の場所に移動できるほか、ダブルタップ→“人物をコピー”で別キャンバスに貼り付けられる。右上の“移動”→“選んで移動”で複数の長方形を選択し、ドラッグで移動できることを覚えておくと作業しやすい。

親族の呼び方が一発でわかる
my家系図

 甥っ子や姪っ子の子供、いとこの子供を何と呼べばいいのか? 親戚の続柄がわからない場合に重宝するのが“親戚”ボタン。同ボタンをオンにすると、その人から見た親戚の呼びかたと何親等かが一目でわかる!「自分から見てあの人は」だけでなく「あの人から見て自分は」的なことも確認でき、会話のきっかけにもなりそう。

 “誕生日”や“命日”を設定する際に、西暦に加え元号も表示してくれたり、年齢や享年を自動算出してくれるのも親切。

誕生日など一覧できる
my家系図

 お祝いや法事の際に参考になるのが、家系図に追加した人の誕生日や命日を一覧できる点。誕生日や命日がわからなくても、フェードイン、フェードアウトふうにうっすらと表示され、見やすい。また“氏名”や誕生日などですばやく並べ替えられ、閲覧もしやすいけど、年齢や享年をこの“年表”画面で確認できないのは不便。

前妻・前夫の子供や養子の図示が見づらい
my家系図

 億劫なのは下記3点。
●姓は同一でも自動入力されず、すべて手入力。
●データのバックアップと復元はmy家系図単体では行なえず、パソコンのiTunesが必要。
●前妻、前夫の子供や養子の図示が見づらい。

 とは言え、ここまで直感的そして快適に家系図を作成できるアプリは今のところmy家系図のみ。家系図のほかに、ドラマや小説などの登場人物の整理にも使えるので、気軽に試してみてね!

my家系図
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
作者:Keietsu Yasuhara

AppStore アプリをダウンロード

その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー

ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ~ぱほりっく

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう